TOEIC®の点数別の英語力の目安と得られる評価を解説

TOEIC点数

TOEIC®は、英語を母国語としない人へ向けた、英語コミュニケーション能力を測るテストです。

合否ではなくスコアで成績が表示されるため、自身の英語力をより相対的に把握できます。

この記事では、TOEIC®のスコアを7段階に分け、それぞれがどのくらいのレベルを表しているのか、リーディング・リスニング、英検との比較、基準にしている企業や評価を徹底解説します。

実際にTOEIC®を受験した方が「何点から履歴書に記入しているか」のアンケートも実施しました。

TOEIC®のスコアを短期間で上げる方法も解説しますので、TOEIC®の受験を検討している方は是非参考にしてください。

※サイト内に記載している各企業の目安スコアはあくまで参考値です。最新の情報は各企業の公式サイトをご覧ください。

 

TOEIC®の点数目安|350点未満のレベルは?

350点未満の人の特徴は「まだ英語の基本的なことが理解できていない段階」です。

中学基礎レベルの文法や単語力であり、高校基礎には達しておらず、当然コミュニケーションができるまでに至っていません。

TOEIC®公式サイトでは「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」を提示しており、A〜Eまでのレベルで評価しています。

350点未満の人はE〜Dであり、「コミュニケーションがとれるレベルに至っていない」「通常会話で最低限のコミュニケーションができる」レベルとされています。

 

350点未満のリーディングレベル

日常で使うような簡単な英単語なら一部を読み解くことはできますが、多少難しい英単語が出てきた途端に理解できなくなるレベルです。

 

350点未満のリスニングレベル

簡単な英単語での質問や短文の会話の聞き取りはできますが、長文であったり少しでも難しい単語が出てきた場合に聞き取れなくなります。

また、350点付近の人はゆっくりと会話してもらったり、繰り返しまたは言い換えをしてもらうことで簡単な会話がかろうじて理解できるレベルです。

 

英検との点数比較

TOEIC®350点未満は、英検4〜5級と同等のレベルです。

4級は英語の学習を始めて最初の目標となる5級の次に目指す級であり、レベルとしては中学中級程度とされています。

 

TOEIC®350点を基準にしている企業

TOEIC®のスコアは新卒・中途採用の合格基準に利用されることがあります。

「企業・団体が求めるTOEIC®のスコア」によると社員・職員に期待するTOEIC®スコア平均は新入社員で535点、中途社員で560点です。

TOEIC®350点を基準にしている企業はありません。

 

TOEIC®350点未満の評価

TOEIC®350点は平均スコアを大きく下回り、英語力が中学レベルであることの証明になってしまうため、履歴書に書く必要はありません。

履歴書に書いて有効なのは一般的に平均点である600点辺りに達してからなので、継続して受験する場合は600点を目指しましょう。

 

TOEIC®の点数目安|350点〜495点のレベルは?

TOEIC®のスコアが350点〜495点の方は、一部問題は正答できても、ほとんどは正確な理解はできていないレベルです。

「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」ではDに位置し、通常会話で最低限コミュニケーションができるレベルです。

ゆっくり話してもらったり、何度も繰り返してもらったり、言い換えてもらってやっと理解できるレベルで、高校の中級程度の英語力です。

日常生活に必要な英語を理解し使用できることが求められます。

 

350点〜495点のリーディングレベル

英語の基礎力は多少ついていますが、高校中級レベルの文法や単語も完璧ではなく読解力に欠けています。

読解力や語彙力、文法力はまだまだ不足している段階で、大学入試共通テストレベルの長文や簡単な英字の広告文が理解できるレベルでしょう。

 

350点〜495点のリスニングレベル

基本的な短文での質問や、長文の場合は部分的に読解できるレベルで、自らの意思を伝えたり複雑な質問に応答することはできません。

聞いたことのある英単語が耳に入って来た場合は聞きとれることもありますが、全般的には何を話しているのか理解できないレベルです。

 

英検との点数比較

TOEIC®350点〜495点は、英検準2級と同等のレベルです。

準2級は、英語の基礎力と基本的な応用力を身につけており、高校中級程度とされています。

 

350点~495点を基準にしている企業

 

450点以上

  • パナソニック(主任)

 

470点以上

  • AGC(課長補佐)

 

350点~495点の評価

350点〜495点は、就職や転職でアピールするには難しいスコア帯です。

英語力がある証明にはならない点数ですので、やはり600点を目指しましょう。

リーディングに関しては、基本的な短い文章や単語なら理解できるレベルと言えます。

リスニングにおいても、細かい部分は理解できず最低限の単語が聞き取れるレベルです。

TOEIC®スコアは低ければ低いほど伸びしろがありスコアアップが望めるため、継続して受験する価値は十分あるでしょう。

 

TOEIC®の点数目安|500点〜595点のレベルは?

社会生活に必要な英語を理解し使用できることを求められるのが500点〜595点です。

「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」ではCに位置し、日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができるレベルです。

企業が新卒者や中途採用者に求める平均スコアになります。

 

500点〜595点のリーディングレベル

高校2〜3年生卒業レベルの英文法を習得し基本的な文法や構文は身についており、表現力の不足はありつつも自分の意思を伝える語彙力を備えているレベルです。

ある程度の長さの文章を簡単に推測できたり、文と文の情報を結びつけ関連性から正解を導くことができます。

語彙力は中級レベルで、頻出する規則に基づいた文法構造が理解できるレベルであるといます。

ただし、高難易度の現在分詞や過去分詞による修飾や仮定法過去・過去完了の使い分けや倒置法の理解は不十分です。

 

500点〜595点のリスニングレベル

英文全部を完璧に聞き取ることはできませんが、聞いたことのある英単語や表現を繋げて、話している内容をある程度正確に聞き取れるレベルです。

短い会話では基本的な文脈が理解でき、中級レベルの語彙を利用して話の内容が詳細に分かります。

長い会話では基本的な文脈が理解でき、内容が難しい言い回しであっても推測して理解できるレベルです。

まさに「限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができるレベル」です。

 

英検との点数比較

TOEIC®500点〜595点は、英検2級と同等のレベルです。

2級は、準2級まで身につけてきた英語力を実生活の様々な分野で応用できる英語力のある級で、レベルは高校卒業程度とされています。

 

500点~595点を基準にしている企業

 

500点以上

  • 川崎重工業株式会社(プラント関係)
  • 三菱電機(部長)
  • 日本精工(係長・課長)
  • クラレ(課長)
  • コマツ(課長)

 

550点以上

  • パナソニック(昇格候補者)

 

580点以上

  • 三菱商事(全社員昇格)

 

500点~595点の評価

特別「英語ができる」という評価を受けることはなく、就活や転職で有利になるスコアとは言えませんが、ビジネスで英語を使うには最低限のレベルと言えるでしょう。

英語初学者の最初の目標として500点が紹介されることが多いため、英語が苦手な方はまずこのスコア帯を目指しましょう。

 

TOEIC®の点数目安|600点〜695点のレベルは?

社会生活で求められる英語を十分理解し使用できることが求められるレベルで、大学中級程度です。

TOEIC®スコア600点は平均スコア付近に位置し、就職・転職でも強みになるステータスなので、まず目指したいスコア帯です。

第285回の公開テストの平均スコアは607.7点で、「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」ではCレベル、日常生活のニーズを充足し、減点された範囲内では業務上のコミュニケーションができるとされています。

 

600点〜695点のリーディングレベル

基礎的な語彙が網羅できており、中級レベルの語彙が文脈の中に出てきても理解できます。

短文では文章で何が言いたいのか前後の文脈から推測し理解でき、長文ではある程度なら複数の文の関係性を掴めるレベルです。

単語や参考書の丸暗記や反復だけでは足りず、ビジネス的な文章に慣れておき、分からない単語は推測する応用力を身につけておく必要があります。

 

600点〜695点のリスニングレベル

通常会話であれば趣旨を理解し、聞いたことに対して応答することに支障のないレベルです。

難解な単語が使用されていない場合は、短い会話なら話の要点や目的を読み解くことができます。

ただし短い会話であっても難解な単語を網羅できていない状態のため、主旨を理解できないことがあります。

 

英検との点数比較

TOEIC®600点〜695点は、英検2級〜準1級と同等のレベルです。

2級は高校卒業程度、準1級は最上級である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、大学中級程度とされています。

 

600点~695点を基準にしている企業

 

600点以上

  • 出光興産(新卒・中途)
  • 王子製紙(新卒・中途)
  • 富士通(エンジニア・事業企画担当)
  • 第一実業株式会社(営業)
  • 日本オラクル株式会社(セールス)
  • 三井物産(入社時)
  • 日産トレーデイングジャパン株式会社(輸入貿易事務)
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社(課長)
  • トヨタ自動車(係長)
  • マツダ(課長)

 

650点以上

  • アサヒビール(新卒・中途)
  • 佐川グローバルロジスティクス(新卒・中途)
  • シチズンホールディングス(新卒・中途)
  • 東芝機械株式会社(工作機械営業)
  • ソニー(係長・課長)
  • ブリヂストン(開発企画職上級)

 

600点~695点の評価

600点〜695点は履歴書に記載できるレベルです。

「企業・団体が求めるTOEIC®のスコア」の社員・職員に期待するTOEIC®スコア平均は新入社員で535点、中途社員で560点のため、これをクリアしています。

600点以上はビジネスシーンにおいて、簡易的な業務を英語で行えるレベルとされていますので、履歴書に記入しビジネスに役立つ基礎的な英語力・英会話力があることをアピールすると良いでしょう。

ただし、海外部門で活躍するためには最低でも700点は欲しいところです。

TOEIC®600点のレベル・難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

 

TOEIC®の点数目安|700点〜795点のレベルは?

「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」ではBレベルで、どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えています。

通常会話なら完全に理解でき、受け答えのスピードも早く、会話の話題が多岐に渡っても対応できる英語力があり業務上に支障をきたすことはありません。

 

700点〜795点のリーディングレベル

リーディングでは350点を取ることができるレベルが必要になります。

リーディングで350点を取得するには英文法や英文読解の基礎を完璧に身に付けていることが大前提です。

比較級や不定詞、現在分詞・過去分詞による修飾、分詞構文、仮定法過去・仮定過去完了の丁寧表現の使い分けなど、高難易度の英文法表現を落ち着いて時間をかければ理解できる基礎力が必要です。

TOEIC®はリーディングでは約75分という時間制限があるため、時間内に素早く正解を選択する力が必要になります。

 

700点〜795点のリスニングレベル

聞き取った英語をスムーズに理解でき、相手の話している内容が80%理解できるレベルで、英語を日本語に訳すことなく、英語でそのまま聞き取れる状態です。

ただし3人以上の会話では英語の聞き取りには集中力を使うため、スムーズな会話についていけなかったり、ネイティブ同士の会話は速度が速く言い回しが複雑になった場合は理解できないこともあります。

 

英検との点数比較

TOEIC®700点〜795点は、英検準1級レベルです。

準1級はおよそ大学中級程度とされています。

 

700点~795点を基準にしている企業

 

700点以上

  • 東京電力(新卒・中途)
  • NTT東日本(新卒・中途)
  • ファーストリテイリング(新卒・中途)
  • ヤマト運輸(新卒・中途)
  • 資生堂(新卒・中途)
  • マツダ株式会社(SE)
  • 三菱自動車(事務職)
  • ファーストリテイリング(本部管理職)
  • 三菱電機株式会社(営業)
  • 伊藤忠商事(入社4年目社員)

 

730点以上

  • ソフトバンク(新卒・中途)
  • 武田薬品工業株式会社(新卒・中途)
  • 丸紅(入社5年目社員)
  • NTTコミュニケーションズ(新人の1年間派遣権利)
  • 住友商事(入社11年目の管理職条件)

 

750点以上

  • 日産自動車(一般職)
  • 丸紅(入社5年目社員)
  • 三井物産(入社3年目社員)

 

700点~795点の評価

就活や転職でアピールできるスコアのため、履歴書に強みとして書くことができます。

ある程度の英語能力があることの証明になり、就職や転職などで得られるメリットも多くなります。

就活や転職だけでなく昇進にも繋がりやすく、海外営業などといった職種の幅も広がるでしょう。

TOEIC®700点のレベル・難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

 

TOEIC®の点数目安|800点〜895点のレベルは?

TOEIC®800点〜895点は、広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できるレベルです。

「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」ではA〜Bに位置し、860点を超えるスコアはNon-Nativeとして十分なコミュニケーションができます。

通常会話は完全に理解でき、応答も早く話題や得点分野に渡っても対応できる英語力があり業務に大きな支障をきたさないでしょう。

ただし正確さと流暢さには個人差が出たり、文法や構文上で誤りがあっても意思疎通を妨げるほどではありません。

 

800点〜895点のリーディングレベル

英文法・英文読解の基礎を習得しており、難易度の高い英文法表現もしっかりと理解できるだけの基礎力があります。

洋書や英字新聞、雑誌の記事やWEB記事などさまざまなジャンルの文章を抵抗なく読むことができ、大まかに読み取れます。

英文を読み取る感覚が備わっているため、多少分からない単語があっても全体の内容を理解できるレベルです。

 

800点〜895点のリスニングレベル

通常の会話においては短文・長文に関わらず、話の要点や目的を把握し、文脈を正確に聞き取れます。

難解な構文や語彙が使われ理解が困難な文章も、文脈から内容を推測し聞き取りができるレベルです。

テレビ番組やラジオ、洋画、洋楽などは専門的な用語が頻出する分野でなければ、しっかりと聞き取れます。

業務においても大きな支障なく聞き取れ応答も早いですが、ネイティブによる独特な言い回しや早口の会話では、聞き取れない部分もあります。

 

英検との点数比較

TOEIC®800点〜895点は、英検準1級レベルです。

準1級はおよそ大学中級程度とされています。

 

800点~895点を基準にしている企業

 

800点以上

  • 楽天
  • 住友不動産(新卒・中途)
  • 野村不動産 (新卒・中途)
  • 韓国LG(新卒・中途)
  • 韓国ヒュンダイ(新卒・中途)
  • 株式会社コナミデジタルエンタテインメント(ゲームプランナー)
  • 大阪ガス株式会社(国際会計)

 

850点以上

  • オーストラリア大使館(商務官)
  • 野村ホールディングス(グローバル型社員)
  • 富士通(海外出張)
  • 三菱商事(社内留学)

 

800点~895点の評価

英語力が魅力的なスキルとしてアピールでき、取得すると英語ができる人であると一目置かれるレベルです。

就職時に有効であるだけでなく、就職後も英語力が重要視される部門やプロジェクト、海外出張など働けるフィールドが大きく広がります。

年収アップやインセンティブにも繋がるため、800点はビジネスシーンでのメリットはかなりあると言えます。

TOEIC®800点のレベル・難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

 

TOEIC®の点数目安|900点以上のレベルは?

TOEIC®900点は全受験者の約1%と狭き門のため強力なブランドになります。

通訳なしでの海外出張に行けるのはもちろん、海外赴任もできます。

英語で行われる会議でも語彙・文法・構文のいずれも正確に把握しているため流暢に議論することができるレベルです。

「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルの相関表」ではAに位置し、900点を超えるスコアはNon-NativeとしてNateve Speakeと遜色ないコミュニケーションができます。

 

900点以上のリーディングレベル

難易度の高い英文法表現を理解できる基礎があり、問題を正確かつ速いスピードで解答することが可能です。

業務では、英語資料や業務に必要な文章を読んで即座に理解できるレベルです。

さらに英文を読む際に高度な学術論文などで無いかぎりは読み返すことなく理解できます。

 

900点以上のリスニングレベル

リスニングにおいては英語を日本語に訳すのではなく、英語のままで理解することが可能なレベルです。

リスニング問題のうち約9割程度は正確に解答し、話の内容も十分に理解できます。

業務においても支障なく聞き取れ、応答も早いですが、やはりネイティブによる独特な言い回しや早口の会話では、多少聞き取れないこともあります。

 

英検との点数比較

TOEIC®900点以上は、英検1級レベルです。

1級は単位認定、海外留学など広範囲に渡り、とくに通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されるなど、高い評価を得ています。

 

900点以上を基準にしている企業

 

900点以上

  • 韓国サムスン(新卒・中途)
  • パナソニック(国際広報担当)

 

900点以上の評価

900点以上の方は極めて秀でたスキルとして就職や転職時にアピールできます。

入社後にも武器となり、報奨金や資格手当が出る企業も多くありグローバルに活躍できるのも魅力です。

TOEIC®900点のレベル・難易度に関するさらに詳しい情報はこちら

 

TOEIC®の点数分布

ここからは「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」を参考にし、TOEIC®の平均スコアと点数分布を見ていきましょう。

 

平均スコア

第285回(2021年12月19日 午後)に実施された公開テストの平均スコア等は以下です。

項目 リスニングセクション リーディングセクション トータル
最高スコア 495点 495点 900点
最低スコア 5点 5点 10点
平均スコア 334.6点 273.1点 607.7点
標準偏差 84.0 93.2 169.2

TOEIC®の最高スコアはリスニングとリーディングを合計した990点です。

第285回の平均スコアはリスニング334.6点、リーディング273.1点の合計607.7点です。

TOEIC®の平均スコアは約600点であることが分かります。

標準偏差とは全受験者の点数が平均点からどの位の幅の中にばらついているかを示す数値で、標準偏差の数値が大きければ、受験者のテスト結果は平均点から広範囲に分布していることになり、逆に数値が小さければ、平均点から狭い範囲内に分布していることになります。

第285回の場合、すべてのスコアが正規分布しているという仮説に従えば、776.9(平均スコア+標準偏差)から 438.5(平均スコア-標準偏差)の間に、全受験者の68%が含まれていることになります。

TOEIC®の平均点に関するさらに詳しい情報はこちら

 

スコア分布

次にトータルのスコア区分にどのくらいの受験者がいるか、スコア分布(トータル)を見ていきましょう。

スコア区分(トータル) 人数 %
895~ 1,470 95.7
845~ 1,686 90.8
795~ 2,243 84.3
745~ 2,822 76.1
695~ 3,025 67.3
645~ 3,407 57.4
595~ 3,585 47.0
545~ 3,612 36.4
495~ 3,325 26.8
445~ 2,904 18.3
395~ 2,402 11.3
345~ 1,867 5.9
295~ 1,162 2.5
245~ 601 0.8
195~ 209 0.2
145~ 44 0.1
95~ 2 0.0
45~ 20 0.0
10~ 8
合計 34,382

受験者数は34,382人で、最も割合の多いスコア帯は545点〜の3,612人、続いて595点〜が多く3,585人です。

895点以上の受験者は1,470人で4.3%しかいないことが分かります。

自己のスコアが全受験者中でどの辺りに位置するかは、Percentile Rank(下位者100分比)で判断されます。

Percentile Rankは、取得したスコアに満たない受験者が全体でどの位を占めているかをパーセントで示しています。

例えば、第285回TOEIC®公開テストにおいてスコア合計745点の場合、その76.1%は745点未満の人々の占有率を示しているため、当人は上位23.9(100-76.1)%、すなわち8,221番(1,470+1,686+2,243+2,822)までに入っていることを表しています。

参考:平均スコア・スコア分布 詳細 (第285回)|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料
(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist/285.html)

 

2020年度で最も多いスコア帯は595点〜

TOEICスコア分布
「TOEIC®Program DATA&ANALYSIS 2021」によると、2020年度の受験者は553,636人で、最も多いスコア帯はスコア帯は595点〜が58,510人で全体の10.6%でした。

645点〜(10,4%)、545点〜(10,1%)と続き、895点〜はわずか全体の4.6%という結果になりました。

企業が求める平均スコアが新入社員で535点、中途社員で560点なので2020年度の平均スコアと合致します。

参考:TOEIC®Program DATA&ANALYSIS 2021(https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/pdf/daa_japanese_2021.pdf)

 

何点から履歴書に書いてる??

TOEIC®スコアを保持している208人に「TOEICの点数を何点から履歴書に書いているか」のアンケートを実施しました。

スコア 人数 履歴書に記載した人数 履歴書に記載した割合
~350点 5人 0人 0%
350~495点 24人 2人 8%
500~595点 45人 11人 24%
600~695点 44人 24人 54%
700~795点 42人 24人 57%
~800~895点 35人 29人 82%
900点~ 13人 12人 92%
総計 208人 102人 49%

 

495点以下で履歴書に書いた人はわずか2人

350点以下の29人のうち履歴書に書いた人はわずか2人のみで記載しなかった理由は以下の通りです。

  • 点数が低すぎて恥ずかしくて書けない
  • あまりにも結果がでなかった

中にはご自分のTOEIC®スコアよりも評価の高い英検2級を履歴書に記入した人もいました。

逆に記載した人の理由としては「履歴書記載に必須であったため」「就職などで英語のスキルのアピールになるとネットで知り履歴書に記載した」で、わずか2人のみという結果でした。

 

500~595点では24%が履歴書に記載

500〜595点では45人中11人が記載し、履歴書に記載した割合は24%で、記載した理由は以下の通りです。

  • 今の会社の採用条件のひとつに、TOEIC®のスコアが必要だったため
  • 今後仕事の業務で英語に関することで必要になると思ったから
  • 外資系企業に応募したため、エージェントのアドバイスに従って履歴書に記載した
  • 500点以上あれば記載して問題ないと聞いたから
  • 希望する職業が550点以上ないと応募できなかったため記載した

500〜595点あたりから採用条件に採用されるスコア帯になることが分かります。

ですが、大半の人は凡庸なスコアだったので記載していないのが現状です。

 

600~695点では54%が履歴書に記載

600〜695点では44人中24人が記載し、履歴書に記載した割合は54%で半数を超える人が記載しています。

記載した理由は以下の通りです。

  • 600点を超えたら履歴書に書いてもいい(マイナスにならない)という話を聞いたため
  • 600点以上あると就職に有利だということをネットで見たから
  • 700点をこえていなかったのですが、ついで程度に書いた

600〜695点は平均スコアライン、企業が求める平均スコアを超えているため記載する方が一気に増えています。

記載しなかった人の回答は「そこまで高くない点数で英語を使う仕事ではなかったので記載しなかった」や「英語力の一切問われない仕事だったのでしなかった」などTOEIC®が業務に直結しない場合が多い印象です。

 

700~795点では54%が履歴書に記載

700〜795点では42人中24人が記載し、履歴書に記載した割合は57%が記載しています。

思った以上に履歴書に記載した人が少ない原因はすでに就職している人が多くいたためです。

  • 記載した人:24人
  • 転職・就職に活用しない人:11人
  • その他:7人

すでに就職している人や自分の実力を測るためなど、転職・就職に活用しない人が11人いたため、履歴書に記載した割合は下がっています。

実際に履歴書に記載するシーンがあれば、履歴書に記載される割合は57%以上になるでしょう。

 

800~895点では82%が履歴書に記載

800〜895点では35人中29人が記載し、履歴書に記載した割合は82%と多くの人が記載しています。

履歴書に記載しなかった人の中には転職・就職に活用しない人もいるため、実際の記載率はさらに上がるでしょう。

  • 記載した人:29人
  • 転職・就職に活用しない人:4人
  • その他:2人

特に強みにならない等の理由で記載しなかった人はわずか2人という結果になりました。

 

900点〜では82%が履歴書に記載

900点〜では13人中12人が記載し、履歴書に記載した割合は92%とほぼ全ての人が記載しています。

履歴書に記載しなかった人は1人で、理由は「履歴書を書く機会がなく記載していないが履歴書を書くときには、記載する」と回答しています。

  • 記載した人:12人
  • 転職・就職に活用しない人:1人

第1志望の企業での必須条件がTOEIC860点以上など、TOEIC®スコアを就職や転職に活用する目的で臨んでいる人が多い印象です。

 

TOEIC®の点数を短期間で上げる方法

TOEIC®の点数を7段階に分けて解説しましたが、短期間で点数を伸ばすにはどうしたらよいのでしょうか。

TOEIC®の点数を上げるには、自分の苦手ポイントの把握や学習スケジュールの作成と遂行など、多くのやるべき事があります。

TOEIC®の点数を短期間で上げるコツはこちら

さらに、短期間で点数アップを達成するとなると、相当高いモチベーションも必要になり、自分ひとりで目指すのを困難に感じる人も多いのではないでしょうか。

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