TOEIC®の平均点は?大学生/高校生・社会人(業種/職種別)・国別の平均点を解説

TOEIC®︎は、国際ビジネスコミュニケーション協会が実施している英語コミュニケーション能力を測るテストです。

テスト結果は合格・不合格ではなくスコア(合計10〜990点の5点刻み)で表示されるので、現時点での英語力の正確な把握や目標設定が可能です。

この記事では、TOEIC®︎ Listening & Reading Tests(TOEIC®︎ L&R)の全体の平均点、学生・社会人・国別平均点、さらに平均点を取るための勉強方法を解説します。

TOEIC®の全体の平均点と分布

TOEIC®︎の平均点とスコア分布は「公開テスト 平均スコア・スコア分布一覧」から確認することが出来ます。

※個別の出典の記載がない場合、基本的に画像・データは下記ページより引用しています。
【公式】TOEIC Program|IIBC

平均点

2018年度の平均点は580点、2019年度は588点、2020年度は620点で、3年間の平均点は596点です。平均点が変化するのは、年度によって難易度が多少変わるためです。科目はリスニングとリーディングに分かれており、いずれの年度もリスニングの方がリーディングよりも平均点が高い傾向にあります。

スコア分布

次にスコア分布を見ていきましょう。

スコア分布とは、スコア帯別にどのくらいの受験者がいるかの割合を表したものです。最も多くの受験者がいるスコア帯は595〜640点で全体の10.6%です。前述した平均スコアとおおよそ合致することが分かります。

大学生のTOEIC®平均点

TOEIC®の平均点を属性ごとに見ていきましょう。大学生の平均点は「公開テスト 学生データ」によると616点で、全体の平均点600点よりもやや高い傾向にあります。

項目 平均スコア リスニング リーディング
大学生 616点 333点 263点

 

専攻別のTOEIC®平均点

「公開テスト 学生データ」から専攻別の平均点を見ていきましょう。

「社会/法学系」が最も高く645点で、次に「文系」が631点、「会計学」が625点と平均スコアが高いことが分かります。

文系に比べて理系である「科学」や「工学/建築」の平均スコアが低いのが特徴です。

学年別のTOEIC®平均点

学年別では大学4年生が639点と最も高く、1年生が569点と最も低く70点の差があります。学年が上がるごとに平均点が上がっていくのは当然の結果でしょう。

社会人のTOEIC®平均点

社会人全体のTOEIC®平均点は「公開テスト 全体データ」によると637点です。

項目 平均スコア リスニング リーディング
社会人 637点 347点 290点

社会人の平均点は全体や大学生の平均点よりも高いことが分かります。社会人では就職やキャリアアップの段階でTOEIC®のスコアが求められる場合があり、大学生と比較して高くなっていることが理由の一つとして考えられます。

社歴別のTOEIC®平均点

「IPテスト企業・団体データ」より社歴別の平均点を見ていきましょう。IPテストは全体テストと違い、大学や企業側が主催者になって行うTOEIC®の団体受験です。

全体テストに比べて、IPテストでは100点ほど低い502点(2020年度)が平均点です。

社歴別では内定者が最も平均点が高く646点、逆に最も低いのは入社11年目以上で490点でした。内定者はIPテストでも、全体テストの平均点を大きく上回っている一方、勤務年数が長くなるにつれて英語力が低下していることがわかります。

役職別のTOEIC®平均点

「公開テスト 全体データ」より役職別の平均点を見ていきましょう。

役員が673点と最も高く、次点が派遣社員で661点、部長が651点です。一番低いのが係長で、611点が平均点です。役職が上がるにつれて平均点も上がる傾向にありますが、係長クラスよりも一般社員の方が平均点が高いという結果になりました。

業種のTOEIC®平均点

「IPテスト企業・団体データ」より業種別の平均点を見ていきましょう。

業種別で最も高いのはマスメディアで656点、次に鉱業で639点、最も低いのは建設の455点です。業務において英語を使う頻度が平均点に比例していると言えます。

職種のTOEIC®平均点

「公開テスト 全体データ」より職種別の平均点を見ていきましょう。

最も高いのは海外勤務で平均点は729点と他の職種を圧倒しています。次に高いのが教育の713点で、最も低いのが製造の549点でした。当然ですが、業務で英語を使用する機会が多い職種ほど平均点は高い傾向にあります。

国別のTOEIC®平均点

「TOEIC® Listening & Reading Test 国別平均スコア(2019年)」から年間の総受験者数が500名以上の国の平均点トップ10を見ていきましょう。

順位 国名 TOEIC® L&R 平均スコア
1 カナダ 877点
2 ドイツ 812点
3 レバノン 782点
4 ベルギー 772点
5 イタリア 763点
6 ポルトガル 736点
7 フランス 733点
7 チュニジア 733点
9 アルゼンチン 727点
10 ロシア 726点
43 日本 523点

最も平均点が高いのはカナダで877点、次点はドイツの812点、日本の平均スコアは523点で43位と低い結果になっています。

地域別の平均スコアは高い順に、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北米(含メキシコ)、アジアです。

参考:世界の受験者スコアとアンケート結果を発表いたします 日本の平均スコアは、523点|IIBC

高校生のTOEIC®平均点

「公開テスト 学生データ」より高校生の平均点を見ていきましょう。

項目 平均スコア リスニング リーディング
高校生 519点 297点 222点

高校生の平均点は519点で、リスニングは297点、リーディングは222点です。大学生の平均点が616点であるため、平均では100点近くも下回ります。

ちなみに、小学生は639点、中学生は631点と平均点が高く出ています。理由は、小・中学生では、TOEIC®受験するのが英語を得意とする人に限られやすいためと推測できます。

学年別のTOEIC®平均点

「IPテスト 学生データ」より高校生の学年別平均点では、高校3年生が443点と最も高く、1年生が401点と最も低く42点の差があります。

IPテストは全体テストよりも平均点が低く出る傾向にありますが、高校生はどの学年でも全体の平均点を大きく下回ることが分かります。

TOEIC®で平均点を取るための勉強方法

最後にTOEIC®で平均点を取るための勉強方法を大学生・高校生・社会人に分けそれぞれ解説します。

オックスフォード大学出版は、TOEIC®︎の教員向けに勉強時間の目安を示しています。

現在の点数 目標点数350点 目標点数450点 目標点数550点 目標点数650点 目標点数750点 目標点数850点 目標点数950点
250点 200時間 425時間 700時間 950時間 1,150時間 1,450時間 1,750時間
350点 450時間 700時間 700時間 950時間 1,225時間 1,550時間
450点 225時間 450時間 700時間 1,250時間 1,550時間
550点 225時間 450時間 725時間 1,050時間
650点 225時間 500時間 825時間
750点 275時間 600時間
850点 325時間

参考:Oxford University Press

ボリュームゾーンである550点台から平均付近である650点台を目指す場合、およそ225時間の勉強時間が必要になります。

全く英語ができない状態(250点)から600点台に到達するには950時間の勉強が必要となります。1日3時間の勉強で10カ月程度かかる計算になりますが、TOEIC®を勉強するなら平均点は取得したいラインになるので、最初の目標としては600点台を設定すると良いでしょう。

  • 250点からは950時間
  • 350点からは700時間
  • 450点からは450時間
  • 550点からは225時間

大学生の勉強方法

大学生におすすめのTOEIC®︎の勉強方法は下記になります。

  • 勉強時間を増やす
  • 苦手分野を特定する
  • 本番を想定した演習をする

TOEIC®︎のスコアに伸び悩んだ場合には、勉強時間を増やすことが最もシンプルなアプローチです。しかし、単純に時間を増やすだけでなく、自分の課題に適した勉強方法に時間を費やすことが大切です。

高校時代や大学で学ぶ英語だけでなく、ビジネス系の単語に特化したTOEIC®用の英単語を中心に覚えましょう。

自分の苦手分野を特定・分析し、リスニングなら時間をかけて耳を慣らす、文法なら高校レベルの参考書の読み直しや復習することで一気に点数アップします。

本番を想定した演習も効果的です。例えば写真描写問題であるPart1は点数を取りやすいので確実に得点するなど、パートごとに細分化し対策しておきましょう。

高校生の勉強方法

高校生におすすめのTOEIC®︎の勉強方法は下記になります。

  • ビジネス系の単語を覚える
  • 高校で学ぶ文法+品詞を徹底的にマスター
  • 長文やリスニングは慣れが重要

「TOEIC® Program 大学の入学試験における活用状況(2020年度)」では、295校の大学が「出願資格・判定優遇・合否参考」にTOEIC® L&Rを活用しています。

英単語は大学受験に必要なものを覚え、次にビジネス系の単語に特化したTOEIC®用の英単語を中心に覚えましょう。英文法は高校で学んだものを徹底的にマスターし、手薄になりがちな品詞問題も重点的に勉強しましょう。

長文問題は大学入試に比べて分量が多く内容もビジネスに関するものが多いため、情報収集能力も必要です。リスニングは大学入試と大きく違い、慣れが重要ですので過去問などで時間をかけて耳を慣らす必要があります。

参考:TOEIC Program 大学の入学試験における活用状況|【公式】TOEIC Program|IIBC

社会人の勉強方法

社会人におすすめのTOEIC®︎の勉強方法は下記になります。

  • 勉強時間を増やす(2〜3カ月にまとめる)
  • 苦手分野を特定する
  • 英語コーチングを利用する

社会人は学生と違い勉強時間の確保が難しいため、2〜3カ月で平均点を取れるようなスケジュールを作成することが重要です。

苦手分野を特定し単語力・速読力をアップ、リスニングではパートごとに細分化し反復して耳を慣らすなど、計画的な勉強プログラムを組みましょう。通勤時間に単語を覚えたり、アプリで学習したりするのも効果的です。

独学ではモチベーションを保てない人は英語コーチングを利用するのも良いでしょう。英語コーチングなら1人ひとりのレベルに合わせたコーチングで目標スコア達成をサポートしてくれます。

600点台を所持している人の勉強方法

当サイト独自で取得したアンケートデータから、600点台を所持している人の実際の勉強方法を紹介します。

  • まず英語に慣れるために、毎日好きな映画や音楽をひたすら聴いてディクテーションを実施した。公式問題は受験2カ月前から始めた
  • 単語帳は高校時代の速読英単語を使い、アプリで通勤時間に勉強した。それ以外は自宅にて、スタディサプリを使って学んだ
  • 単語帳は1冊TOEIC®用に購入し、隙間時間に覚えるようにした。文法問題は苦手だったため、解説がしっかりしていて1,000問掲載されている問題集を使用した

平均スコアである600点台の人は隙間時間を有効に活用していることが分かります。

短期間でTOEIC®の平均点を目指すなら、コーチングで効率的な勉強ができる「プレゼンス」を使おう

過去3年間のTOEIC®の全体の平均点は580~620点代で、社会人、大学生、高校生の順で平均点が高いことが分かりました。

勉強時間の確保が難しい社会人の場合、コーチングを利用することで効率的な勉強ができます。

履歴書に記載して有利に働くのも600点からの場合が多いため、進学・就職・転職を有利に進めるために平均点超えを目指しましょう。

「プレゼンス」では、一人ひとりのレベルに合わせたTOEIC®スコアアップのためのコースを用意しており、あなたの目標スコア達成を全力でサポートします。

目標スコア別で600点・750点・900点のコースがあり、あなたの弱点や学習環境に合わせた最適な学習スケジュールの提案・達成のサポートを行います。

カウンセリングでは、効果的な学習ティップスをお伝えするとともに、あなたの学習環境や弱点に合う最適な学習スケジュールの提案・達成のサポートを行います。

20年間で27,000人超の卒業生を輩出している「プレゼンス」が、最大限の成果を約束します。

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