TOEIC®600点のレベル・難易度は?勉強方法や勉強時間などを紹介

TOEIC®の勉強を始める人の中には、まず初めに600点を目指すという人も多いのではないでしょうか。

しかし、英語が苦手な人や英語に長期間触れていない人なら「自分に取得できるのか」と不安になってしまいますよね。

TOEIC®600点は誰もがすぐに取得できる点数ではないものの、勉強時間の確保と勉強の継続ができれば、TOEIC®600点は英語初心者でも十分に取得可能です。

この記事では、TOEIC®600点のレベルや勉強方法、必要な勉強時間を解説します。TOEIC®に挑戦するか迷っている方や学習計画を立てたい方は、ぜひお役立てください。

TOEIC®600点のレベル・難易度

よく就職や転職時の条件とされるTOEIC®600点ですが、その英語レベルのイメージがわかない人も多いのではないでしょうか。

TOEIC®600点の難易度が分かると、どんな勉強をすべきか考えやすくなります。そこで、以下の観点からTOEIC®600点のレベルを説明します。

  • TOEIC®600点の英語力
  • TOEIC®600点は平均スコア
  • 英検だと2級相当のレベル
  • TOEIC®600点は履歴書に書ける

それぞれ解説していきます。

TOEIC®600点の英語力

「英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019」によると、ビジネスパーソンの現在の仕事での英語スキルについての質問で、TOEIC®600〜800点未満が「取引先/海外支店とメールでやり取りができる」レベル、TOEIC®600点未満は「挨拶ができる」レベルと回答しています。

TOEIC®600点は「簡単な業務連絡などができる」「取引先/海外支店とメールでやり取りができる」「挨拶ができる」といった範囲での英語力と推測できます。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」

TOEIC®600点は平均スコア

TOEIC®600点は、TOEIC®受験者の中では平均的なスコアです。

実際に2022年に行われたTOEIC®試験10回分の平均スコアは、以下の通り約600点でした。

セクション(パート) 平均点
リスニング 330.64点
リーディング 279.26点
合計 609.90点

平均点はリーディングよりもリスニングの方が高くなる傾向があります。また内訳としては、学生よりも社会人のほうが高い点数を取る傾向にあります。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「公開テスト 平均スコア・スコア分布」
※一覧の2022年1/30から5/29の試験の平均スコアを計算

参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2020」

英検だと2級相当のレベル

TOEIC®600点のレベルは、英検で換算するとだいたい「英検2級相当」と言えます。

文部科学省が作成した以下の対照表によると、TOEIC®600点と英検2級は同程度とされています。英検2級は高校卒業程度の英語力レベルです。

TOEIC® 英検
120点〜 3-5級
225点〜 準2級
550点〜 2級
785点〜 準1級
945点〜 1級

TOEIC®600点の実力のイメージがつきにくい方は、高校3年生の英語の授業を思い浮かべてみましょう。

参考:文部科学省「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」

TOEIC®600点を履歴書に書いて評価されるか

TOEIC®600点は、英語力を証明する資格として有効です。

一般的な大学生レベルの英語力を証明できるので、十分履歴書に書けるレベルです。

企業が求める平均TOEIC®スコアは新卒採用で545点、英語を使用する部署の中途採用では620点でした。

上記の結果からも、TOEIC®600点は企業にアピールできる点数といえます。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」

実際に600点台の人は履歴書に書いてる?

TOEIC®スコア600点を保持している44人に「TOEICの点数を履歴書に記載したか」のアンケートを実施しました。

スコア 人数 履歴書に記載した人数 履歴書に記載した割合
600~695点 44人 24人 54%

600〜695点では44人中24人が記載し、履歴書に記載した割合は54%で半数を超える人が記載しています。

履歴書に記載した理由は以下のようなものです。

  • 600点を超えたら履歴書に書いてもよく、マイナスにならないという話を聞いたため
  • 600点以上あると就職に有利だということをネットで見たから
  • 700点を超えてなかったが、ついで程度に記載した
  • 大学生にしてはそこそこ良い点数が取れていると思うので記載した

600〜695点は平均スコアラインであり、企業が求める平均スコアを僅かに超えているため記載する方が半数ほどです。

一方、履歴書に記載しなかったという理由は以下になります。

  • 点数が高くなく有利でないと思ったので、履歴書には記載していない
  • 記載していない。 自慢できるような点数ではなかったため
  • 英語力の一切問われない仕事だったので、しなかった

記載しなかった人の回答には「そこまで高くない点数で英語を使う仕事ではなかったので記載しなかった」や「英語力の一切問われない仕事だったのでしなかった」などTOEIC®が業務に直結しない場合も含まれています。

初心者でもTOEIC®600点は目指せる

TOEIC®600点は、完璧に英語を使いこなせなくても獲得が可能なスコアです。

そのため英語に初めて触れるような初心者の方でも、TOEIC®600点は目標として現実的なラインです。

就職活動に活用できるようになるTOEIC®のスコアは600点台からの場合が多いため、初心者の方は、まず600点獲得を目指して勉強プランを立てるのがよいでしょう。

TOEIC®600点に必要な勉強時間の目安

オックスフォード大学出版局は、TOEIC®の勉強を教える教員向けに勉強時間の目安を示しています。

縦:現在の点数
横:目標の点数

項目 350点 450点 550点 650点 750点 850点 950点
250点 200時間 425時間 700時間 950時間 1,150時間 1,450時間 1,750時間
350点 450時間 700時間 700時間 950時間 1,225時間 1,550時間
450点 225時間 450時間 700時間 1,250時間 1,550時間
550点 225時間 450時間 725時間 1,050時間
650点 225時間 500時間 825時間
750点 275時間 600時間
850点 325時間

参考:Oxford University Press

上記表によると550点から650点を目指す場合、およそ225時間の勉強時間が必要になります。

400点台から600点台に到達するには450時間の勉強が必要なので、1日3〜4時間の勉強なら5カ月かかることになります。

実際にTOEIC®600点代をとった人の勉強時間

現在TOEIC®600点を保持している44人に「獲得までに合計何時間勉強したか」というアンケートを実施しました。

1日の勉強時間 人数 割合
0時間 0 0.00%
1〜50時間未満 10 22.73%
50〜100時間未満 13 29.55%
100〜300時間未満 13 29.55%
300〜500時間未満 3 6.82%
500時間以上 5 11.36%
総計 44

アンケート結果では、「50〜100時間未満」と「100〜300時間未満」が13人で全体の約60%と最も多い結果になりました。

「1〜50時間未満」の方も10人おり、300時間未満の勉強時間が大部分を占めています。一方、500時間以上勉強した方は5人で11.36%でした。

【口コミ有り】TOEIC®600点をとった人の勉強方法

TOEIC®600点をとった人へのアンケートから分かる、TOEIC®の勉強方法を紹介します。

「公式問題集を繰り返し解く」といった定番の勉強法から、リスニング力アップに有効な「シャドーイング」「ディクテーション」など、合計6つの方法をお伝えします。

自分に相性の良い勉強法を知ることで、学習効率は上がります。

以下で紹介する内容から、自分の学習状況やライフスタイルに合った勉強方法を探してみてください。

公式問題集を繰り返し解く

TOEIC®600点を取得した人の多くが実践していたのが「公式問題集を繰り返し解く」という勉強法です。

公式問題集は、TOEIC®試験を作成する「ETS」が本試験と同じプロセスで作成した問題が収録されています。

公式問題集を繰り返し解くことで、問題難易度の把握や力試し、苦手対策が可能です。

本番と同じ120分の制限時間で解けば、試験当日と近い環境での学習となるので、学習効率がさらに高まります。

参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「公式教材・問題集」

単語帳アプリを使う

TOEIC®の単語対策として、アプリを利用した人が多いことも分かりました。

単語アプリをインストールしておけば、移動中や仕事、あるいは授業の休憩時間を利用してTOEIC®の単語学習を進められます。

まとまった時間を作れない方や、少しでも早く英語力を高めたい方は、単語アプリの利用を検討してみてください。

ただし、単語アプリの質にバラつきがある点には注意が必要です。

アプリを選ぶときは「TOEIC®600点レベルの単語に絞れるか」「作成者は信頼できるか」などをしっかりチェックしましょう。

リーディングとリスニングを体系的に学べる参考書を買う

TOEIC®600点を取得した人への独自のアンケート調査結果には「リーディングとリスニングを学べる参考書1冊を、試験までに1周した」という回答もありました。

TOEIC®には合計7つのパートがあり、各パートに特化した参考書が販売されています。

パートごとに参考書を用意すれば、より高い精度での対策が可能です。

しかし参考書の数が多いと、復習が不十分になったり内容理解に時間がかかったりします。

英語の学習状況によっては、1冊でも十分TOEIC®600点を目指せる人もいます。

自分の状況に合った参考書選びを意識しましょう。

専門学校に通う

「独学には限界があると感じた」という理由から、TOEIC®の専門学校に通っていた人もいました。

TOEIC®600点は独学でもとれるレベルですが、1人では挫折してしまう人がいることも確かです。

TOEIC®の専門学校は、一人ひとりに合った学習プランを作ってくれたり、分からない部分を個別で教えてくれたりします。

英語への苦手意識が強い方や、少ない時間で英語力を高めたい方は、TOEIC®の専門学校の利用も検討してみてください。

毎日シャドーイングを行う

TOEIC®600点をとった人の多くが、リスニング力強化のために、毎日「シャドーイング」をしていました。

シャドーイングとは、聞こえてくる英語音声を即座に復唱する学習方法です。

音声を真似するだけのシャドーイングですが、1回10分程度でできる点や学習効率が高い点でおすすめです。

リスニング力を上げたい方は、問題集やYouTube上の音声などを活用して、毎日シャドーイングをしてみてください。

毎日ディクテーションを行う

TOEIC®600点をとった人へのアンケート結果には「毎日好きな映画や音楽を聞いて『ディクテーション』をした」という回答もありました。

ディクテーションとは、聞いた英語を書き取るトレーニング方法です。

紙に書くことで、聞き取れていない部分が明確に分かります。好きな音楽でディクテーションをすれば、気分転換にもなるでしょう。

ただし、ディクテーションは比較的難易度が高い勉強方法です。行うなら「中学レベルの簡単な音声を使う」などの工夫が必要です。

ここまで、TOEIC®600点をとった人の勉強方法をご紹介してきましたが、人によって適した勉強方法は千差万別です。

プレゼンスでは無料カウンセリングを実施しており、あなたに合わせた効果的な学習方法や、具体的な学習スケジュールをご提案いたします。

自分に最適な学習プランを知りたい方は、お気軽にご参加ください!

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TOEIC®600点がとれないときの対処法

TOEIC®600点を目指していても、思うようにスコアが伸びない可能性はあります。

TOEIC®600点がとれない場合、以下の対処法が考えられます。

  • 勉強時間を増やす
  • 勉強のプランを見直す
  • 英語コーチングを受ける

それぞれ詳しく解説していきます。

勉強時間を増やす

まず初めに、思うようにTOEIC®のスコアが伸びない場合、勉強時間が不十分である可能性があります。

TOEIC®のスコアに伸び悩んだ場合、勉強時間を増やすことが最もシンプルなアプローチです。

例えば現在450点の方が650点を目指す場合、目安として450時間の勉強が必要になります。

2カ月でスコアアップするには毎日7時間、3カ月なら毎日5時間の勉強をする必要があります。上記例はあくまで目安ですが、勉強時間の確保は必要不可欠です。

通勤・通学や入浴中などの隙間時間を英語の勉強に充てたり、英語の音楽や映画を観賞したり、日常的に英語に触れられるような環境づくりを心がけましょう。

勉強のプランを見直す

TOEIC®のスコアアップは、計画的な学習プランを持って勉強することでより効率的に進めることができます。

闇雲に勉強しているとスコアが伸び悩むため、以下の要領で勉強スケジュールを立ててみてください。

  • 2〜3カ月の短期集中型の勉強スケジュールを作る
  • 自分のレベルを事前に把握する
  • 苦手分野を特定する
  • 本番を想定した演習をする

TOEIC®のスコアアップには、最低でも2カ月は勉強することが必要でしょう。

長期的な勉強スケジュールを立ててしまうとモチベーションの維持の難易度が高くなるため、2〜3カ月の短期的な勉強スケジュールを推奨します。

自分の実力に合った勉強を進めるためには自分の英語力を把握する必要があるため、事前に本番と同様の形式の問題集を解きましょう。

英語コーチングを受ける

英語コーチングを受けることもTOEIC®で600点が取れない場合に検討したい対策の一つです。

TOEIC®のスコアアップには、上述した勉強スケジュールの作成や苦手分野の特定など、多くのタスクをこなす必要があります。

短期間で目標スコアに到達するには高いモチベーションも必要なので、1人でTOEIC®600点に到達するのは難しい部分があります。

英語コーチングでは、一人ひとりのレベルに合わせたコーチングで目標スコア達成をサポートしてくれます。

※本記事のアンケート概要
・調査時期:2022年1月14日~1月28日
・回答数:267件
・調査手法:インターネット調査

初心者でも目指せる! TOEIC®600点で就活を有利に進めよう

TOEIC®600点は、初心者からでも目指せる平均的なスコアです。

上場企業ではエントリー条件に設けられることもあるスコアなので、就職活動を有利に進めたい場合は、まずTOEIC®600点を目指すと良いでしょう。

初心者の方がTOEIC®600点を目指す場合、多くの勉強時間や適切なプラン作成が必要です。

1人でモチベーションを保ったりスケジュールを作成したりするのが困難に感じる方は、「プレゼンス」のコーチングを受けてみましょう。

あなたに最適な学習プランがきっと見つかります。

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