TOEFL iBT®スピーキングテストの対策・勉強方法|おすすめ参考書や点数目安を徹底解説!

TOEFL iBT®スピーキングテストの対策・勉強方法|おすすめ参考書や点数目安を徹底解説!

※本記事は、2026年1月12日以降に実施される新形式のTOEFL(CFER準拠)を対象としています。多くの部分が旧形式にも当てはまる内容になっていますが、新形式への変更についてご留意ください。

新形式のTOEFLの概要についてはこちらの記事も参照ください

この記事では、TOEFL iBT®スピーキングテストの対策・勉強方法について紹介しています。
効率よく点数を上げる方法を理解すれば、TOEFLのスコアアップにつながるので、是非ご覧ください!

TOEFL iBT®スピーキングセクションは、英語力だけでなく、限られた時間内に的確で論理的な回答を組み立てる力が求められるため、多くの受験者にとって難関と感じられています。

しかし、適切な対策と効果的な勉強法を取り入れることで、着実にスピーキング力を伸ばし、目標スコアを達成することが可能です。

本記事では、初心者から上級者まで役立つおすすめの参考書の紹介や、スコアの目安、具体的な勉強法をわかりやすく徹底解説します。

これからTOEFLスピーキング対策を始める方も、さらなるレベルアップを目指す方も必見の内容です。

この記事を書いた人

英語コーチングPRESENCE事業マネージャー 加地 大樹

法政大学経済学部を卒業後、東証1部大手総合外食企業に勤務。同期125名の中で年間優秀者10名に選出。その後、オーストラリアのブリスベン、メルボルンに留学し、独学で英語をビジネスレベルまで高める。
同時に、世界50ヵ国に展開する米国系化学メーカーマネージャー候補として最年少入社を果たし、アメリカ6都市で研修を受ける。その後セールス業務を主担当とし、英語でのプレゼンテーションや英文契約書の締結などに携わりながら、アジア定例会議や他国との通訳も務める。
語学習得によって、自身の人生が大きく変わった経験から、語学だけでなくその先の人生を輝かせたいという理念に共感し、ジャパンビジネスラボに入社。

TOEFL iBT®スピーキングセクションの概要

鉛筆と本の画像

TOEFL iBT®のスピーキングセクションは、全体で約8分間、2つのタスクで構成されています。

特徴的なのは面接官などはいないので受験者はマイクに向かって音声で回答しその録音が評価されます。

タスク1, Listen and Repeatでは、画面に表示されたイラストに関する7つの文を順に聞き、それぞれを8〜12秒以内にそのまま繰り返します。

タスク2, Take an Interviewでは、インタビュアーからの4つの質問に対して、自分の意見や経験をもとに45秒以内で回答します。

他のセクションと同様に6.0満点でスコアがつけられます。

TOEFL iBT®スピーキングセクションの概要

所要時間

各タスクで決まった準備時間と回答時間があります。

以下に、各タスクの構成と所要時間を一覧でまとめました。

タスク番号タスクの種類内容の概要話す時間
Task 1Listen and Repeat表示された絵に関する説明が、7つの文に分かれて1文ずつ読まれるので、受験者は各文が読まれたあと、8-12秒の間に聞いたものをそのまま繰り返す8~12秒
Task 2Take an Interviewインタビュアーの話のトピックに関連した4つの質問に答え、自分の経験や意見について話す。45秒

回答時間になると、画面上のタイマーが表示されるので、時間配分を常に意識できます。

評価項目・採点

スピーキングセクションは各タスクごとに 0〜4.0(raw score) でETSの評価官とAIスコアリング(SpeechRater®)の両方で採点されます。

最終的にスケール換算で0〜6.0のスコアになります。

評価は主に以下の3つの観点に基づいて行われます。

Delivery 
・発音が明瞭でわかりやすいか
・スムーズに話せているか
・話すスピードが速すぎたり遅すぎたりしないか
・間の取り方が自然か   
       

Language Use 
・使われている文法が正確か
・単語の選び方が適切で自然か
・語彙が重複せず多様な表現が使えているか
・複雑な文章(関係詞、分詞構文など)を上手に使いこなしているか 

Topic Development      
・話に一貫性があるか
・適切な例や理由が含まれているか
・指示に従ってタスクを正しくこなしているか
・話が途中でずれたり、主張がブレていないか

TOEFL iBT®スピーキングセクションの問題形式

TOEFL iBT®スピーキングセクションは、英語でのコミュニケーション能力を多角的に評価するために、主に「Listen and Repeat」と「Take an Interview」という2種類の問題形式で構成されています。

「Listen and Repeat」は、音声を聞いたあとに同じ内容を繰り返して発話するタスクです。

「Take an Interview」は、模擬面接形式で質問を通じて、自分の意見や経験を英語で伝える力を試されるタスクです。

ここではスピーキングのタスクごとの構成や流れをわかりやすく解説します。

TOEFL iBT®スピーキングセクションの問題形式

タスク1:Listen and Repeat

「Listen and Repeat」は、音声で流れる英語のフレーズや文を聞き、そのまま繰り返して発話する形式の問題です。

受験者は、できるだけ正確に発音・イントネーション・リズムを再現することが求められます。

音声は通常1回のみ再生され、聞き取った内容を即座に口頭で復唱する必要があるため、リスニング力と発音の両方を測定できるタスクとなっています。

例としては以下のような問題です。

“The meeting starts at nine tomorrow morning.”

受験者は、このような短い文章をできるだけ正確に聞き取り、同じ内容をそのまま繰り返して発話します。

このタスクでは、まず正確に聞き取ることが大前提となるため、リスニング力が非常に重要です。

音声は通常1回のみ再生され、短時間で要点を捉え、自然に発話する力が求められます。

タスク2:Take an Interview

タスク2の回答の流れ

①質問の音声が再生される

②短い準備時間が与えられる

③マイクに向かって約45秒間答える

④録音が自動で終了し、次の問題へ進む

話し方としては「PREP法」で話すことが推奨されております。

PREP法とは、Point(結論) → Reason(理由) → Example(例) → Point(結論の再提示)の頭文字を取っており、この方法を活用することで理路整然な話しが出来るため、聞き手に説得力など伝わりやすくなります。

TOEFL iBT®スピーキングの点数目安

TOEFL iBT®のスピーキングセクションは0〜6で採点されます。一般的に、5.0以上を獲得できればネイティブに近い高度なスピーキング力があると評価され、難関大学や専門職で求められる水準に達していると考えられます。

一方、4.0〜5.0は日常会話や学術的な内容をある程度こなせる中上級レベルで、多くの大学の出願要件を満たすスコアです。

3.5〜4.0は中級レベルで、簡単なコミュニケーションは可能ですが、語彙や文法の面で改善の余地がある状態です。

2.5〜3.5は初中級レベルとされ、基本的な受け答えはできるものの、複雑な内容や一貫性のある説明には課題があります。

2.5以下になると、伝えたいことがうまく表現できず、会話が成立しにくい状態であると評価されます。

自分の目標とする合計スコアや進学先の要件を踏まえて、スピーキングセクションでどの程度の得点を目指す必要があるかを把握することが重要です。

特にスピーキング5.0以上は、多くの医療系資格や大学院入試などで「最低条件」とされることがあるため、注意が必要です。

新スピーキングスコア旧スピーキングスコア
5.0〜6.026〜30 点
4.0〜5.022〜25 点
3.5〜4.018〜21 点
2.5〜3.514〜17 点
2.0〜2.510〜13 点
0.0〜2.00〜9 点

【初心者向け】TOEFL iBT®スピーキングの対策・勉強方法

TOEFL iBT®スピーキングセクションは、英語で自分の意見を論理的かつ明確に伝える力を測る重要なパートです。

初めて受験する方やスピーキングに自信がない初心者にとっては、どのように準備を進めればよいか悩むことも多いでしょう。

しかし、基本的な対策と効果的な勉強法を理解し、コツコツ練習を積むことで、確実にスコアアップを目指せます。

本記事では、初心者でも無理なく始められるTOEFL iBT®スピーキングの対策法や勉強のポイントをわかりやすく解説します。

【初心者向け】TOEFL iBT®スピーキングの対策・勉強方法

インプットの充実

TOEFLスピーキング力を伸ばすには、「話す練習」だけでなく、質の高いインプットが欠かせません。

知っている知識がなければ使える知識も増えません。

特にTOEFLでは、様々なトピックについて即座に自分の意見を述べる力が求められるため、日頃から英語のニュース、講義、エッセイなどを聞いたり読んだりすることが重要です。

インプットが不足していると、「言いたいことがあるのに英語で表現できない」頻度が増えます。豊富なインプットがあると、言いたいことが話せるようになるに加えて表現の引き出しも増えます。

スピーキング力を伸ばしたいなら、まずはインプットにフォーカスして、自分の中に“英語の材料”を蓄えることが第一歩です。

セルフスピーキング

TOEFLのスピーキング対策において、効果的かつ手軽に取り組めるのが「セルフスピーキング」です。

スピーキング力は、誰かと会話をしないと伸びないと思われがちですが、実際には自分ひとりでも十分に鍛えることができます。

特にTOEFLのような試験では、与えられた時間内に自分の意見や理由を「構成立てて」話す力が重要であり、これはセルフスピーキングで十分に練習が可能です。

加地コーチ

やり方は、TOEFLの模擬問題などのスピーキングトピックを1つ選びます。それに対する答えを45秒ほどで話してみましょう。大切なのは、同じトピックで録音→修正を繰り返し、自分の考えを英語で表現出来るトピックを増やすことです。

また、自分の声を録音して聞き返すことで、「構文が単調すぎないか」「文法ミスがないか」「論理の流れは自然か」といったポイントを客観的に確認することができます。

繰り返し練習するうちに、よく使う表現や自分の弱点が見えてきて、次第に自信を持って話せるようになります。

さらに効果を高めたい場合は、「使える構文」をいくつか事前に覚えておき、それをセルフスピーキングの中で意識的に使うようにすると、表現の幅が広がり、スコアアップにもつながります。

「誰かと話せないから練習できない」ではなく、「ひとりでも話す時間をつくる」ことが、スピーキング力を伸ばす第一歩です。

TOEFL本番でも落ち着いて自分の意見を伝えられるように、日々のセルフスピーキングを習慣化していきましょう。

口頭ディクテーション 

新形式のSpeakingセクションで導入された「Listen and Repeat」は、英語の音声を正確に聞き取り、自然に復唱する力が問われるタスクです。

このスキルを鍛えるのに効果的なのが、口頭ディクテーションです。

口頭ディクテーションとは、聞こえた英文を一度頭の中で正確に再現し、書き取る代わりに口でそのまま発話する練習法です。

聞く・理解する・発音するという一連のプロセスを短時間で行うため、「Listen and Repeat」で求められる音声知覚力や発話の再現力を効率的に高めることができます。

【中・上級者向け】TOEFL iBT®スピーキングの対策・勉強方法

TOEFL iBT®スピーキングセクションで高得点を目指す中・上級者にとっては、単なる基礎力だけでなく、より洗練された表現力や論理的構成力、そして試験特有の戦略が求められます。

既に一定の英語力を持っているからこそ、弱点の分析や効率的なトレーニング方法の見直しがスコアアップの鍵となります。

本記事では、中・上級者がさらに実力を伸ばし、安定して高得点を獲得するための具体的な対策法や効果的な勉強法を詳しくご紹介します。

【中・上級者向け】TOEFL iBT®スピーキングの対策・勉強方法

オンライン英会話

TOEFLスピーキングセクションはTask1と2がありますが、Task2のTake an interviewでは短時間で自分の意見や要約を述べる形式です。オンライン英会話を活用して知っている知識を使える知識へ、さらには即答力・論理的な話し方を練習するのは非常に効果的です。

テンプレートを暗記することも大事なことだとは思いますが、多くの方がテンプレート以外の部分を話し続けられないため伸び悩む傾向にあるので、単にテンプレートを覚えても本質的な英会話力は養われません。

日本人がスピーキングが苦手な理由としてはアウトプットの機会が少ないことにあります。

日本にいてはアウトプットの量を確保することが難しいと思われておりますが、オンライン英会話がそれを解決してくれます。

加地コーチ

単に「フリートーク」を選択して英会話を実施するのではなく、オンライン英会話ではTake an interviewのTOEFLの頻出テーマについて話すことも推奨します。頻出テーマを深堀りして話すことで、よく出るテーマについても詳しくなりTOEFLの試験全体の傾向対策にもつながります。

このようにTOEFLの問題を活用して講師とディスカッションすることもオンライン英会話を活用した効果的なTOEFL対策だといえるでしょう。

徹底的な音読

スピーキングセクションでは、英語の正確さや語彙力だけでなく、発音・イントネーション・流暢さが評価に大きく影響します。その対策として非常に効果的なのが、「徹底的な解答の音読」です。

自分で作ったスクリプトを何度も繰り返し音読し、口に慣らす・耳に馴染ませる・自然な話し方を身につけることを目的とした練習法です。

最初はゆっくりでも構いませんので文の区切りや強調すべき単語を意識しながら、正確に発音することを重視します。

慣れてきたら徐々にスピードを上げ、より自然なリズムで話す練習へと発展させていきます。

特に、TOEFLでは話し始めてから約45秒という限られた時間の中で、自分の意見を簡潔かつ明確に述べる必要があります。

そのため、あらかじめ決まった構成やフレーズを口に馴染ませておくことは、本番での安定したパフォーマンスにつながります。

加地コーチ

音読では定期的に自分の声を録音して客観的に聞き返すことで発音のクセや不自然な間の取り方などを確認することができるのでより効果的な改善につながります。「音読の反復」はスピーキング力全体の底上げに直結するトレーニングです。ぜひ日々の練習に取り入れてみましょう。

パラフレーズの意識を持つ

TOEFL iBT®のスピーキングで高得点を狙うためには、パラフレーズの能力を磨くことが欠かせません。

パラフレーズとは、同じ意味の内容を別の言葉や表現に置き換える技術のことで、これにより語彙力の豊かさや理解の深さを示すことができます。試験では同じ単語やフレーズを繰り返すことを避け、多様な言い回しで表現することが求められるため、パラフレーズができるかどうかはスコアに大きく影響します。

効果的なパラフレーズの練習方法としては、まず頻出する単語や表現の同義語を覚え、それらを意識的に使う訓練を積むことが重要です。

例えば、「important」を「significant」や「crucial」と言い換える練習をすることで、表現の幅が広がります。

パラフレーズ力を鍛えることは英会話を意識的に行なわないといけないのでストレスもかかりますが、TOEFLの試験だけでなく、実際の英語コミュニケーションにおいても表現の幅が増えて相手に伝わりやすい英会話ができるようになります。

日々の意識的な積み重ねが必要ですが、スコアの伸び悩みを打破するためにも大事な要素なのでぜひ学習に取り組んでみてください。

TOEFL iBT®スピーキングの対策におすすめの参考書・問題集

TOEFL iBT®のスピーキングは、実際に話して練習することが最も重要ですが、効率よくスコアアップを目指すためには質の高い参考書や問題集の活用も欠かせません。

市販の教材には、基本的な解き方のコツから実践問題、音声付きで発音練習ができるものまで幅広くあります。

しかし、種類が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者から上級者まで段階別におすすめのTOEFLスピーキング対策教材を厳選して紹介します。

あなたの学習スタイルや目標に合った一冊を見つけて、効率よく準備を進めましょう。

英語のハノン 初級

英語のハノンは、発音やリズムの基本パターンを繰り返し練習できる教材で、Listen and Repeat対策として効果抜群です。

やり方としてはまずはネイティブの音声を注意深く聞き、単語の強弱やリズム、音のつながりに注目します。

聞き終えた後にフレーズごとに自分で再現する必要があり、この過程で文章を頭の中で記憶するリテンション力に加えて正しい発音や自然なリズムを身につけられます。

そのためTOEFLのListen and Repeat形式のタスクで求められる流暢さと正確さを同時に強化でき、発音とリテンション力を強化する方法として、英語のハノンは非常に役立ちます。

英語のハノン 初級

スピーキング・ライティング攻略のためのTOEFL iBT®︎テスト必修フレーズ100

『スピーキング・ライティング攻略のためのTOEFL iBT®︎テスト必修フレーズ100』は、TOEFL iBT®のスピーキングセクションで効果的に使える、厳選された100の重要な英語表現を集めた参考書です。

この一冊を通じて、TOEFLで使える汎用性のある表現を身につけることができ、試験本番で話せることを増やすことを目的としています。

本書では、単にフレーズを羅列するのではなく、実際の試験でどのように使うかがわかりやすい例文とともに解説されています。

また、練習問題や書き換えトレーニングが用意されているため、覚えたフレーズを実践的に使いこなせるようになる構成です。

特に、短時間で的確に意見を述べたり文章を書いたりする必要があるTOEFL iBT®の試験においては、無意識に使えるフレーズを増やしていくことがスコアアップの近道となります。

英語の表現力を効率よく増やしたい方にとって、非常に心強い味方となるでしょう。

スピーキング・ライティング攻略のためのTOEFL iBT®︎テスト必修フレーズ100

はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL iBT®テスト 完全対策 中・上級編

2026年の新形式に対応しており、受験者一人ひとりのニーズに細やかに対応すべく、「入門・初級編」「中・上級編」「上級編」という3分冊のシリーズで展開しております、また学習者の目標スコアや学力に合わせたつくりのため、無理なく実力アップが図れます。

CEFRに基づく新しい評価スケールで4.5~5レベルの人が主な対象の。

収録されている問題や解答例、練習用のドリル、また解説などは、そのレベルに応じた内容になっていて、目標スコア獲得に向けて着実にステップアップできるように設計されています。

本文ではまず、新試験のスピーキングセクションの内容・構成を説明があり、「サンプル問題と解法」で、セクションごとに実際に問題を解きながら、問題の形式と解き方のポイントをつかんでいきます。

読者特典としてWeb模試(1回分)が付いているので、本番さながらにコンピューター試験を体感できます。

また、新テスト形式のポイントを簡単に確認できる動画や、セクションごとの対策動画など、試験対策に役立つ学習コンテンツがダウンロードできるのも良い点です。

はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL iBT®テスト 完全対策 中・上級編

TOEFL iBT®スピーキングの注意点

注意マークが書かれた黄色いステッカー

TOEFL iBT®のスピーキングセクションは、英語力そのものだけでなく、「試験の形式に慣れているか」「限られた時間で効果的に話せるか」がスコアに大きく影響します。

英語が話せる人でも、形式に沿って答えられなかったり、タイムマネジメントに失敗したりすると、思わぬ失点につながることも。

特に初受験者は、「何を話すか」だけでなく「どう話すか」や「どこで気をつけるべきか」を事前に押さえておくことが、高得点への第一歩です。

準備時間は“メモ”より“リハーサル”に使おう

TOEFL iBT®スピーキングでは、各タスクの前に10秒の「準備時間」が与えられます。

多くの受験者がこの時間に必死でメモを取ろうとしますが、実はこの時間、メモを書くことよりも「口で答えをリハーサルする」方がずっと効果的です。

メモに頼りすぎると、本番の発話中に「読むこと」に集中してしまい、結果として棒読みになったり、イントネーションが不自然になったりするリスクがあります。

逆に、短くても口に出して一度リハーサルすることで、構成や言いたいことが頭の中で整理され、自然なスピーキングにつながります。

設問をしっかり読んで正しく解答する

当たり前のことかもしれませんが、設問を正確に理解することは非常に重要です。

ただし、添削などをしていると意外と設問に対する解答が出来ていない人が多いのも印象的です。

特にTake an interviewでは、問いかけられている内容にきちんと答えることが求められます。

設問の中に「Why or why not?(なぜそう思うのか?)」や「Use specific reasons and examples.(具体的な理由と例を使いなさい)」といった指示が含まれている場合、指示を含めた答え方ができていないとスコアに響いてしまいます。

また、設問によっては二つの選択肢から一方を選ぶ形式になっていたり、自分の経験に基づいた答えを求められていたりすることもあります。

限られた準備時間の中でも、まずは設問をしっかり読み、「何が問われているのか」を把握して話す準備を始めましょう。

一見簡単なことのようですが注意して設問を確認する必要があるかと思います。

「言いたいこと」よりも「言えること」を優先しよう

TOEFL iBT®のスピーキングでは、自分の主張やアイデアの内容よりも、「どれだけ正確かつ流暢に伝えられるか」が評価の中心です。そのため、複雑で高度な内容を話そうとするよりも、自分が英語で確実に表現できる内容を選ぶことが重要です

例えば、「環境問題についての意見」を問われたときに、専門的な知識や難しい構造の文を無理に使おうとして話が詰まってしまうよりも、基本的な語彙や文法を使ってスムーズに自分の立場を述べられた方が、高い評価につながります。

言語能力を最大限に発揮するためにも、「言いたいこと」ではなく「言えること」に焦点を当てて準備しましょう。

またTake an interviewでは、「どちらが好ましいか?」「賛成・反対」がなど自分の考えや立場を表す問題が出題されますが、どちらの立場かを選ぶ際も自分が本当にそう思っているかどうかよりも、その主張について具体例や理由をスムーズに述べられるかが重要です。

たとえば、「制服は学生にとって良い制度だと思うか?」という質問に対して、普段は反対意見を持っていたとしても、「賛成」の立場のほうが話しやすい理由や経験が思いつくのであれば、迷わずそちらを選ぶのが賢明です。

加地コーチ

TOEFLでは英語力と論理的な構成力が評価されるため、「どちらの立場を取るか」よりも「その立場をどれだけ明確にサポートできるか」が採点基準になります。時間も限られているため、自分が即座にサポートできそうな主張を選ぶ習慣をつけましょう。

TOEFL iBT®スピーキングテストについてよくある質問

Q&Aと書かれた付箋

TOEFL iBT®のスピーキングセクションは、日本人の多くの受験者にとって難関のひとつです。限られた時間の中で論理的かつ明確に英語を話す必要があるため、初心者の方だと試験中にパニックになってしまう方も少なくありません。

この記事では、スピーキングテストに関する「よくある質問」に答えていきます。スピーキングに関する疑問をスッキリ解消しましょう。

Q
TOEFL iBT®のスピーキングは独学でも高得点を目指せる?
A

TOEFL iBT®スピーキングは対策のコツをつかめば、独学でも効果的にスコアアップできます。

まずは出題形式を理解し、各問題タイプに合ったテンプレートやフレーズを習得することが重要です。

また、自分の回答を録音して客観的に見直す習慣をつけると、話し方の癖や改善点に気づきやすくなります。

さらに、シャドーイングや音読練習を通して英語のリズムや発音にも慣れると、スピーキング全体の流暢さが向上します。

加えて、実際の試験に近い環境で模擬練習を繰り返すことで、時間配分や構成力にも自信がついてきます。

ただし、自分の弱点が把握できない場合や伸び悩んでいると感じた場合には、コーチングや添削サービスを活用するのも効果的です。

独学をベースにしつつ、必要に応じて外部の力を取り入れることで、より効率的にスコアアップを目指せます。

Q
TOEFL iBT®初受験なら何点を目指すべき?
A

初受験では「何を話せばいいのか分からない」「思うように英語が出ない」などの壁にぶつかる人も多くいます。

そこで、まずは3.0(6.0満点中)を一つの現実的な目標として設定することをおすすめします。

参考として世界と日本の平均スコアを見ていきましょう。

全世界平均スコアは約3.5、日本人平均スコアは約3.0です。

TOEFLスピーキングで3.0前後を目指す段階では、正確さや高度な語彙よりも「とにかく話し続ける」が何よりも重要です。


複雑な文章でなくても良いので一文一文が途切れずスムーズに文章が出てくるかが大きなポイントです。

そのため語彙がシンプルでも、テンポよく話すことを意識することで、スピーキング全体の印象が格段に向上しますのでまずは「単語数を出す」ことを意識して練習を重ねましょう。

TOEFL iBT®スピーキング対策ならPRESENCEのTOEFL対策コース

PRESENCEサービスサイト

海外での目標のためにTOEFL iBT®に高得点を目指すにあたって、「何をどこから始めればいいのか分からない」「一人だと続かない」と感じている方は多いのではないでしょうか。

私たちPRESENCE(プレゼンス)は、そんな英語学習に悩む方々をサポートするTOEICコーチングスクールです。

2ヶ月という短期間でTOEFL iBT®高得点を達成された受講生を輩出してきた実績があります。

PRESENCEの特徴は、「グループコーチング」形式であること。

同じ目標を持つ仲間と学び合い、刺激を受けながら進めることで、1人では難しかった継続が実現しやすくなります。

また、コーチとの定期的なセッションを通して、

・目標スコアから逆算した戦略的な学習計画
・各自の状況に応じた個別アドバイス
・仲間と切磋琢磨しながらのアウトプットの機会

といった仕組みの中で、自分のペースに合った最短ルートでの学習が可能です。

「一人では続かなかったけど、PRESENCEだからこそ継続が出来た!」という声も多くいただいています!


本気でスコアを伸ばしたい方は、ぜひ私たちと一緒にチャレンジしてみませんか?