3ステップで中国語文法を最短ルートで学ぶ方法

以前中国語が学びやすいというブログを書きました。

中国語はとっても学びやすい、その理由

 

「学びやすいことはわかったから、さあ学ぼう」というとき、

いったい何から始めたら良いのかわからないということ、ありますよね。

 

全くのはじめてという状態で中国語を勉強する場合、その学習の順番がとても大切です。

これを間違えると最短ルートからどんどん外れていってしまいます。

 

今回はゼロから中国語、特に文法を学習する際の3ステップを紹介します。

 

1.中国語文法の全体像をつかむ

よくある勉強スタイルとして、「今日は挨拶を覚えましょう、明日は名前を言えるようにしましょう」というように、

項目毎に分けて学ぶ方法があります。

 

この学習方法だと中国語文法の全体像がつかめずに、

自分が今どこまで学べて、あとどれくらい学べばどこに到達するのかがわからなくなってしまいます。

 

地図を持たずにただ飛び出してしまった

 

という感じです。

 

そうならないために、先ずは基礎文法が網羅されているテキストを1冊準備して、時間を決めて通読しましょう。

こうすることで「今から自分が学ぶ中国語の全体像」をつかむことができます。

中国語学習の地図を手に入れたというところですね。

そして通読したあとにわかりにくかったところを再度読み込んで理解していけばOKです。

 

先の見えない暗い海に船をこぐのではなく、目指すべき目的地に向かっていれば、心折れることなく継続できますよね。

 

【ポイント】

・時間を決めていっきに通読する

(2時間なら2時間と決め、時間をはかって読みましょう)

・わからないところをしっかりと読み込む

 

2.文法を理解するだけでなく、単語・例文を暗記

文法の全体像をつかんで理解をしても、まだまだ使える中国語とは言えません。

使える中国語にするために、最低限の単語・例文を暗記しましょう。

このステップは「理解」ではなく「トレーニング」です。

ちょっとやったくらいで諦めてはいけないステップですね。

せっかく理解した文法がどのように使われているかを意識しながら、

何度も何度も反復しましょう。

 

3.問題を解いて理解度を確認

さて、自分のものにできたと感じたら、いよいよ実践・応用ということで、問題を解いてみましょう。

文法書の各項目後に問題がついていればそれを解くことがベストです。

なぜかというと、それを解くことで自分の苦手とする文法事項が明確になり、復習がしやすいからです。

もし文法書を使わないということであれば、中検準4級レベルの過去問を解いてみるのみいいでしょう。

 

 

 

最後に、発音を気にし過ぎないことも大切!

上記学習の中にはあえて発音練習を記載しませんでした。

中国語というと「発音が難しい」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、確かに中国語の発音は簡単ではありません。

だからこそなんですが、中国語学習をはじめたばかりのタイミングであまり発音にこだわりすぎるのはNGです。

最初に発音練習のみに偏ってしまうと、その難易度の高さや、通じないイライラから、モチベーションの低下にもつながります。(今までこれが原因で中国語学習を放棄してしまった人を沢山見てきました!)

発音&リスニングのトレーニングは上記文法のトレーニングと平行して行い、最初から完璧を求めないことが継続するためのコツです。

また、発音が難しいといっても、本当に難しい発音は、全体の3割程度に留まります。なので、先ずは発音しやすい7割から攻めていくというのも重要です。

 

 

(文責;伊地知)

 

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