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Part7の解法スタイル
- 2016.8.15
【質問】
Part7についてですが、時間が足りなくなります。
シングルパッセージの目標終了時間で終わらない場合、ダブルパッセージに先に進んで時間が残ればシングルP後半に戻る方がいいのか、それともシングルP後半も終わらせてからダブルPに進んだ方がいいのか、どちらの方が点数に結びつくのでしょう
か。シングルP後半とダブルPのどちらの方が確実に点数に結びつきやすいのでしょうか。(時間が足りなくて最終的に全問解けない場合も想定してのことですが。)
Part7で時間が足りなくなる要因として、設問の該当箇所を本文で探すのに時間がかかりすぎていると思います。
ざっと大意を取りながら(最初から)本文を読むのに時間がかかってしまうし、かといって該当箇所に目星をつけて読んでも、話の流れがつかめず何度も周辺を読み返したり結局最初から本文を読むことになってしまいます。
解き方のスタイルが自分の中で確立していないのですが、効率が良い解き方はどのようなものでしょうか。
ちなみに、part5&6の時間を短縮してpart7に時間を回すようにしてみましたが、part5&6の精度が悪く正答率が非常にさがってしまいました。目標時間通りに、part5&6、part7シングルP、part7ダブルPを25分ずつで割り振る予定です(TOEIC旧形式)。
【回答】
一般的に、最も難度が高いのがシングルパッセージの一番最後のあたりです。
ですので、【シングルパッセージの後半と、NOT問題は飛ばす】と決めてしまうのは、十分有効な戦略です!
その際には、「本番に、自身の決めた戦略に迷わないこと」が非常に大事ですし、「ダブルパッセージで点を取る」という戦略を確実に実行できるよう、ダブルパッセージの部分を、何度も復習し、問題の傾向に慣れておく必要がありますね。
パート7の解き方ですが、いくつかポイントをお伝えします(すでに実践されているものもあるかもしれませんが、「本当にできているかな?」と振り返ってみてください)。
効率の良い解き方とは、【できる限り短い時間でしっかり情報をキャッチできること】ですね!
refer to the following~︎の部分をちらっと見る&メールの件名や広告のタイトルなどを見て,どんな文章なのか?大まかな大意を掴む。英文において、まず主旨が文章の1~2行目で語られることが多い。それを踏まえて読む(そうでないパターンもある、特に
シングルパッセージの後半)。
英文において、詳細な情報は文章の後半・終盤に出てくることが多い。また未来に向けた提案なども、後半に出てくる。
設問が【主旨を聞いているのか?】あるいは【詳細情報を聞いているのか?】を把握し、だいたい英文のどの辺りにありそうか?あたりをつけてみよう。
そして何より、大意を取り、該当箇所を本文から探し出すためには、【設問をしっかり頭に入れておくこと】が大事。
読むスピードは適切か?200w/mの速読練習をしているが、本番はそんなに速く読むことができないもの。初見の英文に対してスピードを上げすぎないこと。
また、【大意を取る】ためには、SとVをしっかり押さえながら読む。「誰が、どうしたのか?」を意識して読んでいけば、おのずと大意が取れてくる。
いろいろ書きましたが、上記のコツを自分のものにする必要がありますね。
TOEIC本番までに、すでに実施済みの公式問題集で構いませんので、何度もパート7を解く練習をしてみてください。全48問を何度も解き直せればベストですが、時間も限られています。
シングルパッセージの問題を何問か、ダブルパッセージの問題を何問か。「絞り込んで」「反復」して解き直してみてください。
上記の作業の目的は【解き方を固めること】【パート7の問題傾向に十分慣れる】ことなどです。解き直しの際には、すでに知っている問題であっても、【新鮮に解くこと】。つまり、答えをしっているから解けるのではなく、
回答の根拠をきちんと確認する作業を、手間を惜しまずに行ってください。