willとbe going to~

【質問】
英語準備コースのテキストに「WILLは、いつそれが起こるかわからない漠然とした未来」とあり、「be going toは、ある程度予定がたっている未来」とあります。
テキストに、Will you habe lunch today?とIs he going to take a summer vacation from this week?という2つの例文がございます。
前者が「今日のランチ」に関する内容なのにWillで、後者が「週末に休暇を取るか」に関する内容なのにbe going を用いてるのか、理解ができておりません。
前後の内容で判断すれば判断できるのだと思いますが、アドバイスいただけると幸いです。
後者は、「休暇を取るつもり」というより「休暇をとるんだよね!」くらいな強い印象を与えて、前者は「お昼食べる?食べなくてもよいけど。」というようなふわっとした感じと捉えればよいのでしょうか。
 
【回答】
これは、Willで始まるからといって、【遠い未来に起こること】となるわけではありません。
未来表現ですので、未来のことであれば、いつの時点のことでもwillで描くことができます。
例えば、Will you go out tonight? Will you stay tonight?など、近い未来のことでも描くことができます。
同じように、be going to ~ も、未来のことであればいつでも使えますので、Is he going to take a summer vacation from this week?というように、近い未来の予定のみならず、少し遠い未来のことでも描くことができます。
また例えば、Are you going to college next year?というように、もう少し遠い未来のことでも使うことができます。
以上の様に、【未来表現】というくくりの中では、どちらも遠い未来・近い未来に関係なく使うことができます。
<補足>
Is he going to take a summer vacation from this week?は、
強調しているわけではなく、heに関するなんらかの情報を持っている状態で、この質問をしていると考えられます。
また、from this weekと最後につけていることからわかる通り、少し特定されている情報を質問していますので、be going to を使っているとも考えられます。
情報を持たない状態であれば、Will he take a summer vacation?というように、もう少し漠然と質問することもできます。