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この記事では、TOEICと英会話を同時に伸ばす学習方法について紹介しています。
TOEICと英会話の力の違いを理解すれば、あなたがどちらを勉強するべきかわかるので、是非ご覧ください!
TOEICのスコアと英会話力は、必ずしも比例するわけではありません。
高いTOEICスコアを持っていても、実際の会話でスムーズに話せない人もいます。
必要な力をきちんと理解し、適切な学習方法で行なえばTOEICで培った知識を英会話に活かし、両方の力を効率的に伸ばすことも可能です。
ここでは、TOEICと英会話を同時に伸ばすための具体的な学習方法を解説します。
この記事を書いた人
英語コーチングPRESENCE事業マネージャー 加地 大樹
法政大学経済学部を卒業後、東証1部大手総合外食企業に勤務。同期125名の中で年間優秀者10名に選出。その後、オーストラリアのブリスベン、メルボルンに留学し、独学で英語をビジネスレベルまで高める。
同時に、世界50ヵ国に展開する米国系化学メーカーマネージャー候補として最年少入社を果たし、アメリカ6都市で研修を受ける。その後セールス業務を主担当とし、英語でのプレゼンテーションや英文契約書の締結などに携わりながら、アジア定例会議や他国との通訳も務める。
語学習得によって、自身の人生が大きく変わった経験から、語学だけでなくその先の人生を輝かせたいという理念に共感し、ジャパンビジネスラボに入社。

TOEICと英会話のどちらを勉強するかは目的次第

TOEICと英会話のどちらを重点的に勉強すべきかは、学習の目的によって決まります。
たとえば、就職や転職、昇進などでスコアを示す必要がある場合はTOEICの学習が有効です。
一方で、海外赴任や海外留学など実際に英語を使ってコミュニケーションを取りたい場合は、英会話に重点を置く方が効果的です。
また、両方をバランスよく学ぶことで、試験での知識を実践力に変えたり、会話力をスコアアップに活かすことも可能です。
つまり、どちらを優先するかは最終的な目的に応じて柔軟に判断することが重要です。
TOEICのスコアと英会話力の目安

TOEICのスコアと英会話力の関係を理解する際に、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を使うと、学習者の英語運用能力をより具体的にイメージできます。
CEFRは「聞く・読む・話す・書く」の4技能ごとにレベルを6段階で示す国際的な基準であり、TOEICスコアとの対応を把握することで、英語力の全体像や目標設定がしやすくなります。
ここでは、CEFRを用いてTOEICスコアと英会話力の目安を解説します。
| CEFRレベル | TOEICスコア目安 | 英会話力の目安 |
|---|---|---|
| A1 (初級) | 120〜220 | 簡単な挨拶や自己紹介ができる。日常的な単純会話が少し可能。 |
| A2 (初中級) | 225〜545 | 簡単な日常会話や、身近な内容についてのやり取りができる。 |
| B1 (中級) | 550〜780 | 日常生活や仕事上のやり取りが可能。英語で自分の意見や経験を伝えられる。 |
| B2 (中上級) | 785〜940 | ビジネスや学術的な場でもある程度自立してコミュニケーションが可能。議論や説明もできる。 |
| C1 (上級) | 945〜990 | 高度なビジネス英語や複雑な会話・交渉が可能。流暢で正確な表現が使える。 |

TOEICのスコアとCEFRによる英会話力の目安は参考になりますが、日本人の場合、スピーキング力はリスニングやリーディングに比べて低い傾向があるため、この表通りには当てはまらないことが多いです。
TOEICで高得点を取れても、実際に英語で自分の意見をスムーズに話す力は十分に備わっていない場合があります。
そのためスコアを目安としつつも、会話の練習やアウトプットを意識した学習をより重視して行うことが重要です。
【目的別】TOEICと英会話どちらを勉強するべき?

英語学習を始めるとき、多くの人が迷うのが「TOEICと英会話、どちらを優先すべきか」という問題です。
しかし、最適な学習法は一律ではなく、学習者の目的によって大きく変わります。
スコアを重視してキャリアアップを目指すのか、それとも実際に英語でコミュニケーションできる力を身につけたいのかによって、選ぶべき学習内容やアプローチは異なります。
ここでは、目的別にTOEICと英会話のどちらに重点を置くべきかを考えていきましょう。
就職や転職ならTOEIC
就職や転職を目指す場合、TOEICスコアは英語力を客観的に示す有力な指標となります。
多くの企業では、応募者の英語力を評価する際にTOEICスコアを参考にしており、高得点を持っていることで書類選考や面接でのアピールにつながります。
そのため、キャリアアップや転職活動を目的とする場合は、まずTOEIC対策に重点を置き、スコアを確保することが有効です。
海外赴任なら英会話
海外赴任を目指す場合、実際に現地で円滑にコミュニケーションを取るための英会話力が不可欠です。
日常会話だけでなく、ビジネスでのやり取りや会議、交渉にも対応できる実践的なスピーキング力やリスニング力が求められます。
そのため、海外赴任を目的とする場合は、TOEICのスコアよりも英会話力を中心に学習することが、現地での仕事や生活をスムーズにする鍵となります。
TOEICと英会話を同時に伸ばす勉強方法

TOEICと英会話は、一見異なるスキルに思えますが、工夫次第で同時に伸ばすことも可能です。
TOEICで培った語彙や文法、リスニング力を英会話でアウトプットし、英会話で身につけた表現力や発話力をTOEICで活かすことで、効率的に英語力を総合的に高められます。
ここでは、TOEICと英会話の両方を同時に伸ばすための具体的な勉強方法を紹介します。
勉強方法① 口頭英作文
口頭英作文は、日本語の文章を瞬時に英語に変換するトレーニングになります。TOEICの学習内容に限らず、一般的な英文でも文法や表現の理解度を確認するのに非常に効果的です。
自分で文章を作って口頭で発表することで、文法の使い方や語順、語彙の選び方が正しく理解できているかを実践的にチェックできます。
実際にアウトプットできる知識はインプットの定着度が高いことの証です。
この力を身につけることで、TOEICのリーディングやリスニングの問題でも理解力が向上し、学習効果をより確実にスコアにつなげることができます。
勉強方法② 単語を英→日、日→英で覚える
TOEICと英会話を同時に伸ばすためには、単語の学習方法も工夫が必要です。
単語を「英語→日本語」だけではなく「日本語→英語」の両方向で覚えることで、読む・聞くだけでなく、話す・書くときでも使える力が身につきます。

TOEICでは正確な意味の理解や文脈把握が求められますが、日本語から英語へ変換する練習を加えることで、英会話でのアウトプット力も同時に鍛えられます。
このように、単語学習を双方向で行うことは、TOEICと英会話の両方のスキルを効率的に伸ばす有効な方法です。
勉強方法③ オンライン英会話
オンライン英会話は海外留学をしなくても日本で英会話の機会が作れる非常に便利なツールで英語学習者には欠かせません。
特にTOEICの教材を活用できるオンライン英会話スクールを利用することで、インプットとアウトプットを同時に強化することが可能です。
TOEICで学んだ語彙や文法、リスニングの知識を、実際の会話の中で使うことで理解が定着しやすくなります。
オンライン英会話では講師から発音や表現のフィードバックを受けられるため、正確で自然な英語力を身につけることができます。
こうしたスクールを活用することでTOEIC対策と英会話の学習を効率よく組み合わせ、総合的な英語力の向上につなげることができます。
勉強方法④ 発音を学ぶ
TOEICと英会話を同時に伸ばすためには、発音の学習も欠かせません。
正しい発音を身につけることで、英会話では自分の言いたいことを相手に正確に伝えられるようになり、TOEICのリスニングでも音の聞き取り精度が向上します。
正しい発音を理解した上でシャドーイングや音読を取り入れることで、単語やフレーズの発音だけでなく、英語のリズムやイントネーションも自然に身につけることができます。
発音を意識した学習は、インプットとアウトプット両方の力を同時に伸ばす効果的な方法です。
勉強方法⑤ シャドーイング
シャドーイングは、聞こえてくる英語をほぼ同時に口に出して繰り返す学習法で、リスニング力とスピーキングで役に立つ発音を同時に鍛えられる効果的なトレーニングです。
音声を聞きながら発話することで、単なる理解にとどまらず、英語の「音のパターン」やイントネーション、文のつながり方を体で覚えることができます。
シャドーイングを継続することで、英会話でのコミュニケーション能力の向上やTOEICのリスニング問題での理解速度も自然に向上します。
TOEICと英会話を同時に勉強するメリット

TOEICと英会話を同時に学ぶことは、一見難しそうに思えるかもしれませんが、実は英語力を総合的に伸ばすうえで大きなメリットがあります。
TOEICで培った語彙力や文法知識を会話の中で実践でき、英会話で磨いたスピーキング力やリスニング力をTOEICにも活かせるため相乗効果が期待できるのです。
ここでは、TOEICと英会話を同時に勉強することで得られる主なメリットを紹介します。
メリット① インプットとアウトプットのバランスが取れる
TOEICの学習では、語彙力や文法知識、リスニング力など、英語の基礎的なインプットを体系的に積み上げることができます。
しかし、インプットだけでは「理解できる英語」にとどまりやすく、実際に会話で使えるレベルにはなかなか到達しません。
そこで効果的なのが、英会話でのアウトプットです。TOEICで学んだ単語や表現を会話の中で実際に使ってみることで、記憶が定着しやすくなり、自然な使い方も身につきます。
自分の口から英語を出すことで、文法の使い方や発音への意識も高まり、総合的な英語力の底上げにつながります。
メリット② 最終的な目的に繋がる
TOEICは英語力を客観的に測る指標として非常に有効ですが、それ自体が最終目的ではない場合が多いです。
多くの学習者にとって、TOEICのスコアアップは「英語を使って仕事やコミュニケーションをするための手段」に過ぎません。
最終的に求められるのは、実際に相手と意思疎通ができる英会話力です。
TOEICの学習と並行して英会話にも取り組むことで、TOEICで培った知識を英会話などの実践力へとつなげることができ、英語を「使えるスキル」として自分のものにすることができます。
メリット③ ビジネス英語に強くなる
TOEICと英会話を同時に学ぶことは、特にビジネス英語を身につけたい人にとって大きなメリットがあります。
TOEICはビジネス英語を求める試験のため、ここで培った語彙力や文法知識はメールや資料の理解、会議での聞き取りなどビジネスの基礎力を支えます。

TOEICで培ったビジネス英語の知識を基に英会話で実践的な表現やスピーキング力を鍛えることで、実際の商談やプレゼンテーションでもスムーズにコミュニケーションできるようになります。
TOEICと英会話の両方を学習に組み合わせることで、単なる知識にとどまらず、即戦力として使えるビジネス英語力を効率的に身につけることができます。
TOEICと英会話を同時に勉強するデメリット

TOEICと英会話、どちらも英語力を高めるうえで魅力的な学習分野です。
しかし、この2つを同時に進めようとすると、思ったほど効果が出ないこともあります。
目的や学習方法が異なるため、バランスを誤るとどちらも中途半端になってしまうリスクがあるのです。
ここでは、TOEICと英会話を並行して学ぶ際に注意すべきデメリットについて見ていきましょう。
デメリット① インプットが不十分の状態だと英会話は伸びづらい
英会話力を効果的に伸ばすためには、まず十分なインプットが必要です。
語彙や文法、リスニング力が不足している状態では、会話の練習をしても思うように表現できなかったり、相手の言葉を正確に理解できなかったりすることが多くなります。
だからこそ、まずTOEICで基礎力を固めることが有効です。
目安としては、TOEICで700点程度を取れるレベルまでスコアを伸ばすことで、英会話に必要な語彙や文法の基盤が整い、その後の会話練習が格段に効率的になります。
デメリット② TOEIC語彙には日常ではあまり使われない表現がある
TOEICで扱われる語彙や表現の中には、日常会話ではあまり使われないものも多く含まれています。
たとえば、ビジネスメールや会議で登場する専門的な表現や試験対策用に頻出するフレーズなどは、実際の会話では耳にする機会が少ないことがあります。
TOEICで学んだ語彙だけに偏ると、日常的なコミュニケーションでスムーズに会話ができない場合もあり、アウトプットの練習と合わせて実用的な表現も意識して学ぶことが重要です。
デメリット③ 学習が中途半端になる
TOEICと英会話を同時に学ぼうとすると両方の学習に十分な時間と集中力を割くことが難しくなり結果的にどちらも中途半端になってしまうことがあります。
TOEICは文法や語彙、リスニングなどのインプット重視の学習が中心である一方、英会話はスピーキングや発音、実践的な表現力を鍛えるアウトプット重視の学習です。
学習方法や目的が異なるため、両方を同時に無理に進めると効率が下がり、せっかくの学習効果を十分に得られなくなるリスクがあります。
TOEICと英会話

TOEICのスコアと英会話力は、どちらも英語力を示す指標ですが、その関係性は一見するとわかりにくいものです。
TOEICは主にリスニングとリーディング能力を測るテストであり、スコアは客観的な成果として評価されます。
一方、英会話力は実際のコミュニケーション能力を表し、スコアだけでは測れない柔軟性や表現力が求められます。
ここでは、TOEICと英会話の関係についてよくある質問について答えていきます。
「TOEICの勉強は英会話には役立たない」と言われることがありますが、必ずしもそうではありません。
TOEICで学ぶ語彙や文法、リスニング力といったインプットは、英会話力を伸ばす土台として非常に役立ちます。
特に、正確な文法や豊富な語彙を知っていることで、会話中に適切な表現を選びやすくなり、相手の言葉も理解しやすくなります。
TOEICでのインプットをしっかり積み重ねることは、英会話力向上に直結する重要なステップと言えるのです。
TOEIC対策と英会話学習は、学習の目的や方法が異なるため、別々に時間を確保して取り組むことが望ましいです。
TOEICは文法や語彙、リスニングの理解力を高めるインプット中心の学習であり、短時間で効率的に点数を伸ばすための戦略が重要です。
一方で英会話は実践的なスピーキング力や発音、即時の応答力を鍛えるアウトプット中心の学習です。
両方を同じ時間に詰め込もうとすると集中力が分散し、どちらの効果も十分に得られなくなるため、時間や時期を分けて計画的に取り組むことが効率的です。
TOEICか英会話かどちらを勉強するか悩んだらPRESENCEの無料カウンセリングへ

自身の英語力向上を目指すにあたって、「自分は英会話から始めるべき?TOEICから始めるべき?」「やることはわかっていても一人で続けられない」と感じている方は多いのではないでしょうか。
私たちPRESENCE(プレゼンス)は、そんな英語学習に悩む方々をサポートするTOEICコーチングスクールです。
2ヶ月という短期間でTOEICでハイスコアや英会話力向上を達成された受講生を輩出してきた実績があります。
PRESENCEの特徴は、「グループコーチング」形式であること。
同じ目標を持つ仲間と学び合い、刺激を受けながら進めることで、1人では難しかった継続が実現しやすくなります。
また、コーチとの定期的なセッションを通して、
・目標スコアから逆算した戦略的な学習計画
・各自の状況に応じた個別アドバイス
・仲間と切磋琢磨しながらのアウトプットの機会
といった仕組みの中で、自分のペースに合った最短ルートでの学習が可能です。
「一人では続かなかったけど、PRESENCEだからこそ継続が出来た!」という声も多くいただいています!
本気でスコアを伸ばしたい方は、ぜひ私たちと一緒にチャレンジしてみませんか?