TOEIC®リスニング対策! 勉強法やコツ、聞き取れない理由を紹介

TOEIC®︎スコアの50%を占めるリスニングですが、「リーディング対策に時間がかかり、リスニングに手が回らない」「リスニングの対策方法が分からず何もしていない」という人も多いのではないでしょうか。

単語や文法、長文読解など、TOEIC®︎試験に向けてでやるべき対策は数多くあるため、リスニング対策に十分な時間を確保するのは簡単ではありません。

しかし、TOEIC®︎で目標点を取るためにもリスニングの対策はしておくべきです。

そこで本記事では、最もおすすめのリスニング対策である「シャドーイング」や「ディクテーション」のやり方、レベル別のおすすめ参考書などを紹介します。

時間がない人でも取り組みやすい勉強法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

TOEIC®のリスニングの問題形式

「シャドーイング」の具体的な手順を紹介する前に、TOEIC®︎で出題されるリスニングの問題形式を説明します。TOEIC®︎のリスニングは、次のように4つのパートに分かれています。

パート 問題内容 問題数 所要時間
Part1 【写真描写問題】
1枚の写真に関して4つの短い説明文が1回のみ放送される。写真の描写が最も的確に説明されているものを4つの中から選んで解答する。
※説明文は印刷されていない。
6問 3分
Part2 【応答問題】
1つの質問、または文章に対して3つの答えが1回のみ放送される。設問に対し最も適切な答えを3つの中から選んで解答する。
※答えは印刷されていない。
25問 9分
Part3 【会話問題】
2人、または3人による会話が1回のみ放送される。各会話に設問が3問ずつあり、4つの答えの中から最も適切なものを選んで解答する。問題用紙にある図などの情報と関連づけて解答する設問もある。
※会話は印刷されていない。
39問 17分
Part4 【説明文問題】
1人が話すミニトークが1回のみ放送される。各トークに質問が3問ずつあり、4つの答えの中から最も適切なものを選んで解答する。問題用紙にある図などの情報と関連づけて解答する設問もある。
※トーク内容は印刷されていない。
30問 16分
100問 45分

TOEIC®のリスニングセクションでは約45分間で100個の問題に答えることになり、満点は495点です。採点のシステムの関係上、1~2問不正解の場合でも満点の495点が取れる可能性があります。

上記の表にはPartごとの所要時間を記載しましたが、TOEIC®︎のリスニングは放送される音声に従って試験開始直後に一斉に解き進めるため、受験者が時間配分を気にする必要はありません。

TOEIC®︎のリスニングはマークシート形式で取り組みやすいですが、「音声は全て1回しか放送されない」「メモは禁止」などの注意点があるので気をつけましょう。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC® Program|TOEIC®Listening & Reading Test|【公式】テストの形式と構成」

TOEIC®のリスニングの勉強法

TOEIC®︎リスニングの効率的な勉強法としては、「シャドーイング」と「ディクテーション」がおすすめです。

ここでは「シャドーイング」と「ディクテーション」について、それぞれ解説していきます。

シャドーイングのやり方

英語を聞き慣れていない人やリスニングに自信がない人におすすめのTOEIC®︎リスニング対策が「シャドーイング」です。

シャドーイングとは、聞こえてくる音声のすぐ後を追って復唱する英語学習法となります。

シャドーイングは次の手順で進めます。

  1. スクリプトを見ないで音声を聞く
  2. スクリプトを確認して音読する
  3. スクリプトを見ながら「シャドーイング」する
  4. リズムやトーンの上がり下がりも真似しながら音読する

目と耳と口で英語に触れるシャドーイングを身につければ、リスニングスコアが目標点に大きく近づく可能性が高まります。

最終的には、スクリプトを見ずに「シャドーイング」できることを目指すといいでしょう。

それでは、手順を一つ一つ詳しく見ていきましょう。

1. スクリプトを見ないで音声を聞く

TOEIC®︎対策の「シャドーイング」で最初にやることは、問題集の音声を聞くことです。

問題集は基本的に最新版の公式問題集を使いましょう。最新版の公式問題集のナレーターは、本番でも同じだからです。

最初に問題集の音声を聞くときは、音声の台本であるスクリプトを見ないようにします。スクリプトを見ないことで、自分の実力を知ることができます。

あらかじめ実力を知っておけば、自分の成長を実感しやすく、モチベーションを維持しやすいでしょう。

2. スクリプトを確認して音読する

音声を聞いた後にスクリプトを確認して、自分が聞き取った内容と会話の内容が一致しているか、どの部分が聞き取れなかったかをチェックします。

知らない文法や単語があったら、何度も見返して覚えましょう。公式問題集に出てくる単語やフレーズは本番でもよく出てくるので、知っていれば点数アップにつながります。

聞き取れない部分や知らない表現のチェックができたら、スクリプトを見ながら音読します。すらすら読めるようになるまで、5回、10回と繰り返して音読してください。

3. スクリプトを見ながら「シャドーイング」する

すらすら音読できるようになったら、「シャドーイング」を行います。

シャドーイングとは、聞こえてくる音声を真似して発音する勉強法です。問題集の音声を再生して、影(シャドー)のように元の音声より少し遅らせて発音します。

この段階では、スクリプトを見ながらシャドーイングを行います。いきなり音声のみでシャドーイングをすると、難しく感じてしまうためです。

まずは英語の音に慣れることが重要なので、読み上げている英文の意味を理解できなくても問題ありません。音声についていくことだけを考えて、シャドーイングを繰り返してください。

4. リズムやトーンの上がり下がりも真似しながら音読する

音声のスピードについていけるようになったら、音声のリズムやトーンの上がり下がりを真似することも意識します。

音声を真似していると、口調が強くなる部分や早口になる部分など、英語独特のリズムに自然と馴染んできます。

リズムに慣れるだけで、今までは「全く理解できそうにない」と思っていたフレーズも聞こえてくるようになるでしょう。

最終的には、スクリプトを見ずにリズムやトーンも真似てシャドーイングできるようになれば、その音声素材については完成といえます。

TOEIC®︎600点を狙うなら音声にスムーズについていけるレベル、700点以上を目指すなら読み上げている英文を理解できるレベルを目指してください。

ディクテーションのやり方

TOEIC®のリスニング対策には「ディクテーション」も効果的です。ディクテーションとは、英語の音声を聞いた後、聞き取れた部分を英文で書き取っていく勉強法です。

ディクテーションは次の手順で進めます。

  1. 公式問題集の音声を流す
  2. 英文の聞き取れた部分を紙に書く
  3. 再度音声を流す
  4. 書き起こせなかった部分に集中して音声を聞く
  5. 音声の台本であるスクリプトを見る

英文を文字に書き起こすと、聞き取れているかどうかが明確になります。分かっているつもりが本当は聞き取れていなかったという部分に気づけるので、リスニング力がアップします。

頻出単語や文法を習得する

英文をリスニングするために、頻出単語や文法の習得は必須です。

英単語を覚えていなければ、聞こえてくる英文の内容を理解するのは困難です。リスニングの最中に分からない単語が出てくるとそっちに意識が向いてしまうため、後に流れてくる英文に集中できなくなります。

また、文法の基礎を覚えていない場合も、英文全体の意味を理解するのが難しくなります。

そのためにもシャドーイングとディクテーションを繰り返し行い、粘り強く練習することが大切です。単語や文法の知識を正しく得ることができれば、自然にリスニングスコアが伸びてくるでしょう。

TOEIC®リスニングの予想問題を解く

TOEIC®では、同じパターンの問題が繰り返し出題される傾向にあります。そのため、何度も予想問題を解いていくことが大切です。

まずは、各Partごとに問題を解いていってみてください。何度も解いていけば、どのPartが苦手なのか認識できます。

自分の苦手分野が分かったら、その部分を重点的に学びましょう。また、出題のパターンがつかめると、問題を解くスピードがアップするだけでなく正答率も上がります。

本番と同じように時間を計り、時間内に解答するスピード感も身につけておきましょう。

通勤・通学などのスキマ時間に単語や文法の音声を聞く

通勤・通学中やお昼休みなどのスキマ時間には、単語や文法の音声を聞くのもよいでしょう。わざわざ参考書を手に取るのは面倒に感じるかもしれませんが、音声を聞くならイヤホンをつけるだけです。

1日たった10分だけでも、1カ月続ければ5時間になります。勉強時間の確保が難しい人は、まずはスマートフォンに音声をダウンロードして、スキマ時間を活用できる状態をぜひつくってください。

TOEIC®のリスニングが聞き取れない理由

TOEIC®︎のリスニングに苦手意識を持っている人は多いかもしれませんが、聞き取れない理由は限られます。英語が聞き取れない主な理由は以下の通りです。

単語や文法の知識不足

単語や文法の知識が不足していたら、会話を聞き取ることはできません。

たとえ日本語であっても、専門用語が多いと理解が難しくなりますよね。まずはしっかり基礎的な単語力を身につけましょう。

すでに単語や文法の学習を終えた人も、英文中に知らない単語や文法が多いと感じたら、基礎知識のインプットをやり直すのがおすすめです。

意味をつかむまでに時間がかかる

単語の意味をつかむまでに時間がかかってしまうと、TOEIC®︎のリスニングで高得点を取るのが難しくなります。

一斉に放送されるリスニング音声は、自分の都合に合わせて止まることはありません。たとえ数秒であっても、単語を理解するのに時間を要したら、どんどん置いていかれてしまいます。

そのため、英単語は聞いた瞬間に日本語訳が出てくるように、音声を使った学習を繰り返しましょう。

また、TOEIC®︎700点以上を目指す人は、聞いた英文を日本文に変換せずに、英文のまま理解することを目標にしてください。

英文を全て聞き取ろうとしている

「英文を全て聞き取ろう」とする姿勢は素晴らしいです。しかし、英文の頭から終わりまでの単語を漏れなく聞き取ろうとすると、リスニングの点数が伸び悩む可能性があります。

TOEIC®︎では約45分間、リスニング音声を聞き続ける必要があります。全て聞き取ろうとすれば、途中で集中力が切れてしまうでしょう。

また「全文聞き取らないといけない」と考えると、分からない表現が出てきたときに戸惑ってしまう恐れがあります。

英語を聞き取るときは、特に文頭を意識しましょう。文頭には主語や動詞、疑問詞、接続詞などの英文を理解するヒントが詰まっています。

TOEIC®のリスニングでスコアアップするためのコツ

TOEIC®︎本番でリスニングスコアを上げるテクニックを紹介します。本番前日でも活用できるテクニックは次の3つです。

  • 問題を先読みする
  • Part2は最初の一語に集中する
  • Part4は設問の前のナレーションに集中する

それぞれのテクニックについて説明します。

問題を先読みする

まずは問題を先読みしましょう。あらかじめ出題に関する内容が分かれば、音声を理解しやすくなります。

Part1では写真を見てどんな単語が出てきそうか、直前にイメージをするだけでもかなり違ってきます。

他にも、問題を先読みして「theater(シアター)」という単語がキーワードで出てくると分かれば、映画館での会話シーンが出題されると心構えできます。

各Partの冒頭では「Directions」というPartの説明がありますが、リスニングの問題を解いたことのある人は、聞かなくても問題ありません。各Partの冒頭でできる限り先読みするのがおすすめです。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC® Program|TOEIC® Listening & Reading Test|サンプル問題」

Part2は最初の一語に集中する

Part2では、最初の一語に集中しましょう。Part2の問題文の最初には疑問詞が来ることが多く、その疑問詞を聞き取るだけで正答できる問題もあるためです。

逆に冒頭の疑問詞を聞き逃すと、正答が難しくなるケースもあります。

文頭に意識を向けるべきというのはリスニング全般にいえることですが、Part2では特に文頭が重要です。リスニングに自信がない人は、とにかく冒頭を意識するようにしてください。

もし冒頭が聞き取れなかったからといって諦めてはいけません。TOEIC®は減点方式ではないので、選択肢をできる限り絞り込んで、正解の確率を上げることが重要です。

Part4は設問の前のナレーションに集中する

Part4では設問の前のナレーションに集中しましょう。Part4の設問の前に、次に流れる音声のジャンルが説明されます。

例えば、TOEIC®︎公式が公開しているサンプル問題では、次のような一文が入っています。

「Question 71 through 73 refer to the following telephone message.(設問71から73は、次の電話の伝言に関するものです。)」

いきなり英文を聞くよりも、「電話の伝言が流れる」と分かった状態で聞くほうが理解しやすくなります。

「〜に関する」という意味を持つ「refer to 〜」がポイントとなるフレーズです。refer toの直後の英単語は聞き逃さないようにしましょう。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC® Program|TOEIC® Listening & Reading Test|【公式】サンプル問題|リスニングセクション Part4」

TOEIC®のリスニング対策におすすめの参考書

ここからは、TOEIC®︎リスニング対策におすすめの参考書を紹介します。

本番のテストを想定した実践的な参考書を探している人におすすめなのは『公式TOEIC®︎ Listening & Reading 問題集』です。

また、疑問文の語順や過去形の作り方などの中学英語に自信がない人は『世界一わかりやすい TOEIC®︎テストの授業[Part 1‐4 リスニング]』を使いましょう。

公式TOEIC® Listening & Reading 問題集

TOEIC®︎のリスニング対策として必ずやっておきたいのが『公式TOEIC®︎ Listening & Reading 問題集』(以下、公式問題集)の最新版です。

この公式問題集は本番のテストを制作するテスト開発機関の「ETS®︎」によって作られています。本番そっくりの内容なので、TOEIC®︎の難易度を知りたい初心者にも、高得点を狙いたい上級者にもおすすめです。

最新版の公式問題集のリスニング音声は、本番と同じナレーターが読み上げているため、最新版の問題集を購入するようにしてください。

世界一わかりやすい TOEIC®テストの授業[Part 1‐4 リスニング]

疑問文の語順や過去形の作り方などの中学英語に自信がない人や、公式問題が難しく解けるか不安な人におすすめなのは、『世界一わかりやすい TOEIC®︎テストの授業[Part 1‐4 リスニング]』(KADOKAWA/関正生)です。

この問題集では、問題の前に英語を聞き取るためのポイントが解説されています。リスニングに自信がない人でも、安心して問題を解き進められます。

問題のレベルもやさしいので、英語への苦手意識が強い人は、まずは『世界一わかりやすい TOEIC®︎テストの授業[Part 1‐4 リスニング]』を使ってみてください。

TOEIC®リスニング対策におすすめの4つのアプリ

TOEIC®のリスニング対策は参考書だけではなく、スマホアプリでも可能です。スマホがあれば通勤時間などのスキマ時間を利用してアプリで効率よく学習できます。

机に座って学習する習慣がない人や、忙しい人でも、肌身離さず持ち歩いているスマホで気軽に学習できるので、継続しやすいでしょう。ここでは、TOEIC®︎のリスニング対策に役立つアプリを4つ紹介します。

TOEIC®公式アプリ「English Upgrader®︎+」

「English Upgrader®︎+」は、TOEIC®テストを主催するIIBCが提供するTOEIC®学習アプリです。TOEIC®︎のリスニングテストでよく出題される会話のパターンを学べます。

アプリには、60以上のエピソードが収録されています。エピソードは、会議や海外出張、プレゼンなど、TOEIC®︎テストに出題されるシーンばかりです。

日英両方のスクリプトが表示されるので、音声を聞きながらスクリプトを目で追うトレーニングができます。さらに理解度チェッククイズでどのくらい内容を理解できたか確認できます。

「English Upgrader®︎+」は2022年9月にサービスが終了しておりますが、Apple Podcastsのアプリさえあれば会話自体は無料で聞けます。

また2022年8月には、TOEIC presents English Upgraderの全てのコンテンツを搭載し、より効率的な学習ができるアプリの「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」へと生まれ変わっています。

詳しくは下記よりご覧ください。

参照:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC公式アプリ「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」

スタディサプリENGLISH TOEIC®テスト対策

スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コースは、アプリ学習が中心のTOEIC®学習教材です。有料のサービスですが、7日間の無料体験期間があります。

専用アプリを使ってTOEIC®テスト20回分相当の問題演習を繰り返し学習します。

問題演習の解説は、元有名予備校講師の関正生先生によるユーザー満足度93%を誇る動画授業です。受験者がよくつまずくポイントや最新のパート別傾向を分かりやすく解説しています。

さらに、専属コーチが目標スコアに到達するための学習プランを立ててくれるパーソナルコーチプランもあります。

参照:スタディサプリENGLISH「TOEIC® L&R TEST対策」

SANTA TOEIC®

SANTA TOEIC®は、400万人が利用しているAI学習アプリです。AIが苦手克服のための専用カリキュラムを自動で作成してくれるため、弱点を集中的に対策することができます。

無料版と有料版があり、初回のスコア診断は無料版でも利用可能です。TOEIC®スコア診断では、わずか3分で3億件以上の学習データから予測スコアを算出してくれます。

予測スコアの精度は95%であり、さらに実際のスコアとの誤差は±49点とAIの精度の高さがうかがえます。高精度なAIに弱点を特定させ、効率的にスコアアップをしたい人におすすめのアプリです。

参照:TOEIC® テスト対策 – AI学習のSanta

英語学習 iKnow!

iKnowは、単語学習アプリです。オンライン英会話サービスDMM英会話の有料会員であれば、無料で使えます。

TOEIC®31コースでは、TOEIC®スコア400点から900点まで目標点数に合わせた「頻出語句」を網羅的に学習します。

単語の意味だけではなく、関連する英文法の例文をネイティブ音声で確認できるため、単語が記憶に定着し効率よく学習できます。

AIが苦手な単語を判断し、脳の記憶メカニズムに合わせて忘れた頃に再度出題してくれるので、効果的に単語を記憶できるでしょう。

参照:iKnow! 脳科学に基づいた学習法でしっかり身につく英語

TOEIC®リスニングの転職で評価される点数とは?

TOEIC®スコアで、企業から評価されるのは一般的に600点以上だといわれています。

TOEIC®を実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)による2022年10月のTOEIC® Testsキャリア調査によると、人事担当者が評価するスコアの中央値は600点以上であることが分かりました。

TOEIC®600点以上を狙うなら、リスニングスコアで少なくとも300点以上を目標にしましょう。「リーディング」と「リスニング」の両パートでバランスよくスコアを取ることで、さらに高いスコアを目指しやすくなります。

リスニングセクションで300点以上を目標にする場合、各パートの目標正解数の目安は以下の通りです。

  • Part1 写真描写問題:6問中5問以上
  • Part2 応答問題:25問中18問以上
  • Part3 会話問題:39問中28問以上
  • Part4 説明文問題:30問中21問以上

参考に勉強を進めていきましょう。

関連記事:プレゼンス「学習コラム|TOEIC®は転職時に有利になるのか? 点数別の評価まとめ」

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Tests受験者と人事担当者に調査|人事のリアルな意見が明らかに! 履歴書に記載してもいい『TOEIC® Listening & Reading』のスコアは何点?」

TOEIC®リスニングはスコアアップのコツを押さえて勉強しよう

本記事では、リスニング対策として「シャドーイング」や「ディクテーション」のやり方、おすすめ参考書やアプリ学習について紹介しました。

リスニング力をイチから鍛えたい人は、ぜひシャドーイングに取り組んでみてください。ネイティブが話す英語を真似して読み上げるシャドーイングなら、自然に英語のリズムやイントネーションをつかむことができ、徐々にネイティブスピードに耳が慣れるでしょう。

また本番のリスニング試験で、音声が流れる前に問題を先読みするトレーニングも重要です。

最短で最大の成果を出すなら英語コーチングの「プレゼンス」

シャドーイングやディクテーションはリスニング対策として有効ですが、1~2カ月の短期間ではなかなか効果を実感できないかもしれません。

「なるべく時間をかけずに最小の努力で結果を出したい」「次のTOEIC®で必ず目標点を取りたい」という方、「プレゼンス」のコーチングを受けてみませんか。

「プレゼンス」の英語コーチングでは、目標スコア別に600点・750点・900点のコースが用意されています。

1週間の取り組み状況を確認しながら、受講者一人ひとりにとって最適な学習方法を提案しますので、最短でのスコアアップが期待できます。

自分に最適な学習プランを知りたい方は、まずは「プレゼンス」の無料カウンセリングにご参加ください。

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