TOEICリスニングの満点はどれくらいすごい?勉強法や点数ごとのレベルの目安を解説

TOEICリスニングの満点はどれくらいすごい?勉強法や点数ごとのレベルの目安を解説

この記事では、TOEICのリスニングの満点はどれくらいすごいのかということについて紹介しています。
リスニングの点数ごとの目安や勉強方法を理解すれば、最短でTOEICリスニングの満点を目指せるので、是非ご覧ください!

「TOEICのリスニングで満点を取る人って、どれくらいの実力なんだろう?」

そんなふうに思ったこと、ありませんか?

TOEICリスニングはただ聞き取れればいいわけではなく、点数の仕組みや問題の特徴を知ることも大切です。

ここからは、パートごとの問題形式や現在のレベル感にくわえて、満点を目指すためのコツや勉強法をていねいに解説していきます。

自分の弱点や課題を知ることで、学習の方向性がぐっと明確にしていきましょう!

この記事を書いた人

英語コーチングPRESENCE 上野 結城

立命館大学法学部卒。卒業後、金融機関にてテラー業務、融資業務に従事。その後、より国際的な環境で働きたいという想いから、外資系航空会社(UAE)で国際客室乗務員に転身。

100ヶ国を超える世界各国から集まるクルーと共に、45ヶ国へフライト。多国籍なクルーと働く中で、多様な文化や価値観が入り混じる環境でのコミュニケーションに難しさを感じつつも、英語が話せることで、それらの文化や価値観に触れられる醍醐味を知る。その後、香港、日系の航空会社と3社にわたって客室乗務員として勤務。

TOEICのリスニングの満点は495点

音楽を聴いている人の画像

TOEICのリスニングでは、100問中すべて正解しなくても満点の495点を取ることができます。

・短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる

・フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる

TOEICリスニングパートの問題構成

TOEICのリスニングパートは、Part1からPart4までの全100問で構成されていて、およそ45分間の音声を聞いて問題に答えていきます。

内容はすべてアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアの英語がまざっています。

様々な英語のアクセントや発音になれること、そして問題の構成を知ることで問題の解きやすさが変わります。

まずはTOEICのリスニングセクションの問題について知っていきましょう。

Part1 写真描写問題

リスニングパートの1つ目は、写真描写問題で全6問。

1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ流れ、4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選びます。

コツは、「人の動作」や「モノの位置・状態」に注目して、サッと判断すること。

【TOEIC Part 1 例題】
写真:(男性が机の前でコンピューターを使っているシーン)

問題:What is the man doing?

A. He is typing on a computer.✓
B. He is walking down the street.
C. He is talking on the phone.
D. He is writing a letter.

人が写っているいる写真でもその背景を説明したものが答えになる事もあるので、写真全体に着目しておくことがポイントです。

Part2 短文の応答問題

TOEICリスニング2つ目のパートは応答問題で、全25問

1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ流れ、設問に対して最もふさわしい答えを選択します。

TOEICで唯一の3択問題のパートで問題用紙に何も記載されていないため、純粋なリスニング問題です。

【TOEIC Part 2 例題】
音声(設問):Where is the nearest bus stop?

選択肢(応答):
A. It’s just around the corner.✓
B. I took the bus yesterday.
C. Yes, I can stop by later.

「Yes」や「No」で始まるとはかぎらないので、疑問詞や文の流れやニュアンスをしっかり聞くことがたいせつです。

Part3 会話文の長文問題

2人または3人の人物による会話が1度だけながれ、会話を聞いて問題用紙に書かれた設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選びます。

問題は39問。

1つの会話に対して3つの設問がセットになった問題で、会話の中で聞いたことと、問題用紙にある図表などの情報を関連づけて解答する設問もあります。

【TOEIC Part 3 設問例題】

No. 62 What is the purpose of the woman’s call?
A. To confirm her hotel booking
B. To cancel her reservation
C. To change her reservation dates✓
D. To inquire about room rates

No. 63 When does the woman want to stay at the hotel?
A. August 10 to 12
B. August 17 to 19✓
C. August 24 to 26
D. August 20 to 22

No. 64 Look at te graphic.What type of room does the woman choose?
A. Single room
B. Twin room
C. Standard room
D. Deluxe room✓

会話の前に設問と選択肢を先に読んでおくこと(先読み)がとても重要です。

Part4 シングルスピーカーの長文問題

アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ流れ、各トークを聞いて問題用紙に書かれた設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選びます。

全30問、Part3同様、各トークには質問が3問ずつあります。

トークの中で聞いたことと、問題用紙に書かれた図表などで見た情報を関連づけて解答する設問や話し手の意図を問う問題などもあます。

【TOEIC Part 4 設問例題】

No. 77 What concerns the speaker about Redmont Creative Agency?
(A) They are behind schedule.✓
(B) They have increased their prices.
(C) They want to cancel the project.
(D) They’ve sent the wrong file.

No. 78 What does the speaker imply when he says, “There’s an update”?(話し手の意図を問う問題)
(A) He is going to announce a decision.
(B) He is changing the topic.
(C) He is about to share new information.✓
(D) He forgot to mention something earlier.

No. 79 What are the listeners asked to review?
(A) A project proposal
(B) A final invoice
(C) A new marketing strategy
(D) An advertisement draft✓


1人のスピーカーが話すため、長いセンテンスの処理スピードが問われるパートです。

【点数別】TOEICリスニングのレベルの目安

スコアの画像

TOEICのリスニングセクションは495点満点ですが、点数によって英語の「聞き取り能力」に大きな差があります。

特に、リスニング力はスコア帯ごとに顕著に変化し、リスニングスキルの向上には段階があります。

以下に、スコアごとのおおよそのレベル感や、できること、つまずきやすいポイントを詳しく解説します。自分の現在のスコアと照らし合わせ、どの点を強化すべきかを見極める参考にしてください!

TOEICリスニングパート100点

TOEICリスニングパート100点台は、リスニングにまだ不慣れな初級者レベルです。

このレベルでは、英語の音そのものに慣れておらず、単語や文の切れ目が聞き取れないことが多いです。

何となく聞き流してしまい、設問の意味もつかめない状態かもしれません。

まずは中学英語の語彙や基本文法からおさらいして、音読することから始めるのがおすすめです。

やさしい音声教材で「聞けた!」という小さな成功体験を積んでいきましょう。

TOEICリスニングパート200点

TOEICリスニングパート200点台は、基本的なフレーズなら少しずつ聞き取れるレベルです。

よく出る表現や定型文には反応できるようになりますが、会話の流れや細かな内容までは追いきれない状態です。

Part1やPart2の短めの問題で、少しずつ正答が出せるようになってくるタイミングですね。

この段階では、公式問題集のPart1や2のセンテンスを読んでわかる状態にしたうえで、何度も繰り返し音読していくことが効果的です!

聞こえた英語をそのままマネする「モノマネ音読」で英語の音、リズム、イントネーションにも慣れていきましょう。

TOEICリスニングパート300点

TOEICリスニングパート300点台は、聞き取れる内容が増えてくる中級レベルです。

Part2やPart3の会話で、キーワードを拾いながらある程度の内容把握ができるようになります。

ただし、速いスピードや言い回しに弱く、内容理解も聞き取れた単語で推測している部分を多くある段階です。

このレベルでは、Part3やPart4の問題を使って、長文の音読やシャドーイング練習と定期的な復習で「聞いたことある表現」を増やしていきましょう

TOEICリスニングパート400点

TOEICリスニングパート400点台は、実践的な英語力がかなり備わってきた中~上級レベルです。

英語の音に十分慣れており、会話の流れや話者の意図もある程度正確に把握できるような段階です。

Part3やPart4の長めの問題でも落ち着いて対応でき、設問だけでなく、選択肢まで読む余裕も出てきます。

ここまで来たら、内容理解の精度を高める訓練がポイントになります。

長文を使ったシャドーイングや、ここでもう一段階、語彙力をあげていくことで正答率を高めていきましょう。

TOEICリスニングパート495点(満点)

TOEICリスニングパート495点はTOEICリスニングで取れる最高スコアです。

このレベルになると、どんなトピックでもほぼ完全に理解でき、細かいニュアンスの違いも把握できます。

リスニング中も余裕をもって選択肢を確認でき、ミスもごくわずかです。

満点を目指すには、普段の学習から負荷をかけた学習がカギになります。

すでに聞き取れている問題文は1.2倍、1.5倍とスピードをあげて聞くことで、本番でより余裕をもって聞ける状態にしておくといいでしょう。

TOEICリスニングで満点を取る3つのコツ

TOEICリスニングで満点(495点)を取るには、ただ漫然と英語音声を聞いているだけでは不十分です。
高得点を狙うには、試験特有の出題傾向を理解し、それに適した戦略的な聞き方や、限られた時間内で正確に聞き取るトレーニングが欠かせません。
さらに、実際の試験形式に慣れておくことも、持っているリスニング力をしっかり得点につなげるために重要です。
ここでは、リスニング満点を目指す人にとって欠かせない3つのコツを紹介します!

コツ①:設問の先読みを徹底する

設問の先読みができるようになると、聞き取りの精度がグッと上がります。

音声が流れる前に、設問と選択肢に目を通しておくことで、「どこに集中すべきか」が明確になるからです。

特にPart 3・Part 4では会話や説明の流れをつかむ必要があるため、先読みは欠かせません。

普段の問題演習でも、「このタイミングで次の設問に目を通す」というリズムを意識して練習しましょう。

「先読み=集中ポイントの明確化」です!“全部を聞こう”とするのではなく、“何を聞くか”を決めてから聞くことで、余計な負荷が減り、聞き取りの精度がぐんとアップしますよ。

コツ②:毎回“満点狙い”の意識で解く

「1~2問ミスしてもいいか…」という気のゆるみが、思わぬ失点につながることがあります。

リスニングで安定して高得点が取れるようになってきた段階こそ、1問1問を丁寧に解く姿勢が大切です。

本番と同じテンポ・緊張感で模試に取り組み、「これが最後の1問だ」と思って向き合うようにしましょう。

常に満点を狙うつもりで解くことが、集中力と精度をさらに高めてくれます。

コツ③:音を「意味」で理解する習慣をつける

満点を狙うなら、「英語を聞いてすぐ意味が浮かぶ」力が必要になります。

スクリプトの意味を頭の中で日本語に訳しているうちは、まだまだ伸びしろがあります。

英語を英語のまま「こう言ってるな」とイメージできるようになると、会話のスピードにも自然とついていけるようになります。

この“意味処理のスピード”を高めるには、意味を意識したシャドーイング方法である「コンテンツシャドーイング」がとても効果的です!

意味まで意識することで、音マネではなく、英語を英語の語順のまま意味処理する力を鍛えられます。

TOEICリスニングで満点を取るための勉強法

満点を取る人は、ただ量をこなしているわけではありません。

正しい方向で、狙いをもって英語に取り組んでいることが共通点です。

ここでは、リスニングで495点を目指すために効果的な3つの勉強法を紹介します!

勉強法①:語彙力を強化して、聞き取れる範囲を広げる

リスニング力を高めるうえで、語彙力は見落とされがちな土台です。

知らない単語が音声の中に含まれていると、たとえ正しく発音を聞き取れていても意味を理解することができません。

逆に、語彙力がしっかり身についていれば、聞き慣れた単語を自然とキャッチできるようになり、理解スピードも上がります。

TOEICではビジネスメール、電話応対、会議などのシーンで頻出する単語が多く使われているため、公式問題集のスクリプトや専用の単語帳を活用し、実際の出題傾向に合った語彙を重点的に覚えていくのが効果的です。

毎日少しずつでも継続して語彙を増やしていくことで、リスニングの精度も自然と高めていきましょう!

勉強法②:コンテンツシャドーイングで理解力を高める

シャドーイングは耳を鍛える練習として有名ですが、満点を目指すなら「意味を意識したシャドーイング」が効果的です。

音をなぞるだけではなく、内容を理解しながら声に出すことで、英語を英語のまま処理するスピードが上がります。

TOEIC公式の特にPart4のスクリプトを使って、1日1トピック集中して練習すると、理解力とスピードが同時に鍛えられます。

この方法を続ければ、TOEICリスニング満点に必須の「聞きながら理解する」力がしっかりと身につきます。

勉強法③:苦手なアクセントを重点的に対策

TOEICでは、イギリス・カナダ・オーストラリアの話者も出題されます。

アクセントによって音のクセやリズムが違うので、聞き取りづらく感じたり、全く何の単語か分からないということがあります。

例えば、オーストラリア英語では「today」が「to-die」のように聞こえることがあります。

公式問題集でスピーカーの国旗マークをチェックして、自分が苦手な国の音声に絞って集中対策をするのが効率的です。

どの国のスピーカーが聞き取りにくいかを把握して、苦手が国のスピーカーの音声を集中して聞く量を増やして対策していきましょう!


TOEICリスニングで満点を取る時の注意点

注意点①:耳を“試験モード”に慣らす

普段の学習環境と本番の環境は大きく違います。

自宅やカフェでイヤホン越しに聞く音声と、試験会場のスピーカーから流れる音は質も響き方も異なります。

TOEICのリスニングで上位層にいる人でも、この環境差で聞き取りづらく感じることがあります。

対策としては、スピーカーやPCから直接音を流して模試を解く、反響のある部屋で練習する、わざと雑音を入れるなど「本番の不完全な音質」に慣れておくことです。

これにより、当日に耳が戸惑うことなくスムーズに集中できます!

さらに、試験直前の一週間は、必ずスピーカー音で練習する日を設け、本番環境をシミュレーションしておくと安心です。

注意点②:試験前の“耳のウォームアップ”を忘れない

本番でいきなり英語音声を聞き始めると、最初の数問で耳が慣れず失点するケースがあります。

これを防ぐためには、会場に向かう道中や開始前に、短い英語音声を聞いて耳を温めておくことが効果的です。

内容はTOEICのリスニングパートに近いものがベストですが、ポッドキャストや英語ニュースでもOKです。

耳のウォームアップをしておくと、Part1からすぐに全力で臨めるため、TOEICリスニング満点に必要な“最初から最後までの安定した集中力”を保ちやすくなります。

特に朝一番の試験では、起きた直後の耳は反応が鈍いため、英語音声で目と耳を同時に起こしていきましょう!

注意点③:ミスしても気持ちを切り替える

TOEICリスニングは、一度音声が流れると戻れないため、途中でのミスや聞き逃しがあっても後悔している時間はありません。

特に満点を狙う場合、1問の失点が気になって集中が途切れると、その後の数問まで連鎖的に落としてしまうことがあります。

大事なのは「今のは気にせず、次の問題に集中する」という切り替え力です。

普段の模試練習でも、間違えた直後に気持ちを切り替える練習を意識しましょう。

例えば、聞き逃したらすぐ深呼吸し、次の設問だけに意識を集中させる、といった習慣です。

このメンタルの持ち方ができると、安定して高得点をキープしやすくなります。

試験は最後まで何があるか分からないため、落ち着いた姿勢で臨むことが最大の武器になります。

TOEICのリスニングについてよくある質問

TOEICリスニングの満点を目指す方からは、勉強時間やその後の英語力について、よく似た質問をいただきます。ここでは、特に多い2つの疑問にお答えします!

TOEICのリスニングって満点を取るまでにはどれくらい勉強時間が必要?

今のレベルにもよりますが、満点までには「200〜300時間以上」のリスニング学習が目安です。

たとえば、リスニングが300点前後の人が495点を狙う場合、最低でも200時間は集中したトレーニングが必要と考えられます。

これは、スクリプト音読・シャドーイング・ディクテーションなど、スキルを底上げする時間を含んでの目安です。

ただし、「量」だけでなく「正しいやり方」で取り組むことが何より大切。

継続的な取り組みと効率の良い学習計画、この「量×質」の両立こそが、満点への近道になります。

TOEICのリスニングが満点だと英会話も問題なくできる?

TOEIC満点は確かに大きな武器になりますが、それだけで必ずしも“会話がスムーズにできる”とは限りません。

たとえば、TOEICリスニングで495点を取れる人は、日常会話やビジネス英語の聞き取り力は非常に高いといえます。

ただし、英会話には「話す力」や「瞬発的に返す力」も必要です。

いくら聞き取れても、返答のスピードや表現力が不足していると会話は途切れてしまいます。

満点はあくまで「聞く力の到達点」であり、そこから先はアウトプット練習を積むことで、ようやく実践的な会話力が完成します。

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