どの時間にどの勉強を充てるべきですか?

【質問】
勉強のやり方に関する質問です。
平日は①通勤時間(片道30分)、②台所に立っている時間(小刻みですが、合計すると60分)、③掃除の時間10分、の勉強時間がとれます。これらを英語脳(リスニング)の時間に当てる場合、どのような効率的な勉強方法があるのか、
具体的にご教示いただけますと幸いです。
自分の心配は、ついながら聴きになる、集中力が続かない、通勤時は寝てしまうの3つです。
 
【回答】
①~③の勉強時間の活用法ですが、各時間ごとの「目的」を位置づけて、
どれも目的にあった有効な時間にしていきたいですね!
①~③はすべて「~しながら」の時間ですが、その中でも①と②③は性質が異なります。②③は「~しながら」であり、
かつ手も動かしていますので「事前にしっかり聞き込んだものを確認の位置づけで聞きなおす」時間とするのが合っています。
この場合、「聞き流しもやむをえない」と割り切ったほうがよいでしょう。聞き流すだけでも、
毎日1時間10分英語を聞き続けることは決して無駄ではありません。
この時間を使う場合、集中力が続かなくても、聞き流しでも、「聞かないより聞く」という気持ちであれば、
継続できるのではないでしょうか?
あるいは、お料理などしながらのリスニングであっても、音源の「リピート設定」をして、1つのトラックに対し
「ながらでも、回数を聞き込んだ」と思えるまで繰り返し、その後次のトラックに進む、等工夫できますね!
そして、②と③の時間を支える「しっかり聞きこむ時間」を①にしてはどうでしょうか?
(大前提として、「事前準備」は別途済ませておく)
通勤時間の環境が具体的にはわかりかねますが(混雑具合、座れるのか?など)満員電車で身動きできない状態ではない
という前提で、下記のアドバイスとなります。
・集中して聞きこむ時間を通勤時間と位置づけ。
・必ず、「音を捉える意識で聞き込む」など、目的を乗車前に確認して電車に乗り込む。
・スマホなどの通信機能はオフにする。
・声に出せないまでも口を動かすなどして、聞く。
・スクリプトは、すぐに見れるように携帯する(書籍のコピーなど、あるいはスマホの写真として)
・片道30分の使い方をイメージして乗車する
↓↓↓時間の使い方イメージ例:
今日はトラック4を「音取り」の意識で10回聞き込む。
最初の5回は、スクリプトを見ながら、その後の5回はスクリプトを見ずに。
最後に、「音が捉えられない箇所はこの辺りだな」と、後でしこみが必要な箇所に印を入れておく(コピーを持っている場合)。
片道の時間のうち、真ん中の一駅分は休憩し、後半はこれまで取り組んだ箇所全体を聞きなおす。
上記はあくまでも一例として書きました。このように、「何を何回やる」と決めてしまうと、迷いなく作業に入ることが
出来るかと思います。
「リスニング時に集中力が続かない」を防止するいくつかの方法としては、上記にも書きましたが、「口を動かす」
「わからないときに見直しができるよう、スクリプトをいつでも見れるようにする」「スマホ通信機能のオフ」
「一回に集中する時間は10分程度にする」など、意識をしてみてください。
また、通勤時に寝てしまうということでしたが、通勤時の睡眠時間が、日々の生活のリフレッシュ・エネルギーチャージに
なっているのであれば、睡眠も大事にはなりますね!そのあたり、いかがでしょうか?
もし電車で寝なくてもいいのであれば、是非フル活用したいです!が帰りの電車は、
「朝聞いたところを見直しで聞きなおしたら、後は寝る」など、睡眠を「ご褒美」にするのもありかと思います。