学びの確変状態を作る~短期で一気に勉強することのメリット~【プレゼンス Newsletter vol.015】より

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2015/11/1 配信
学習TIPS 学びの確変状態を作る~短期で一気に勉強することのメリット~
プレゼンスの、特にスコアアップのコースでは、
一週間に少なくない時間の勉強量が必要になります。
ひとつの目安としてTOEICコースでは15時間、TOEFLコースでは20時間です。
効率よく、もっと少ない時間で宿題に取り組む方もいらっしゃいますが、
「この時期に集中して勉強!」と、それ以上の時間を取る方も少なくありません。
上記のような勉強時間が必要なのは、
宿題がひとつのジャンルに留まらず複数にわたるからです。
宿題の柱は「単語」「文法」「英語脳(リスニング・リーディング)」です。
TOEFLコースにはこれに加えてライティング・スピーキングのトレーニングが入ったり、
もちろんテスト対策ですから、模擬問題集などを使った練習も行います。
いずれにせよ、ひとつの問題集だけに取り組むのではなく、
単語の暗記をしつつ、リスニングのトレーニングをする、といった
複数の宿題をうまくスケジューリングし、取り組んでいく必要があります。
ここで誤解のないようにお伝えしたいのは、
何種類もの宿題があるからといって、「手を広げて浅く取り組む」ではないということ。
やることを絞って「反復・繰り返し」を基本にした勉強法が鉄則です。
それは、つまり「わかる」ための勉強ではなく「できる」を目指した勉強です。
そんな「できる」を目指した勉強法を複数の宿題で走らせていると、
どういうことが起きるか?
それが、タイトルにある「確変」です。
このコトバ自体はギャンブルの用語ですが、
スポーツ選手が大活躍する際にも「確変に入った」などと使うことがあります。
一定の条件で大当たりになると、次回以降の大当たり確率が上昇することを言います。
勉強でも、一気に大量に複数の勉強をすることで、この確変が起こります。
伸びや気付きの確立が、圧倒的に上昇するのです。
例えば、先週暗記した単語が、
今週のリスニングの課題に入っていて聞き取ることができたり。
あるいは「覚えたはずの単語が聞き取れなかった!」という経験がきっかけで、
単語を強烈に覚え直すことができたり。
勉強し直した文法項目が速読の教材に出てきて、
すらっと読めてしまったり。
「わかる」ではなく「できる」を目指した勉強を複数走らせていると、
そんなことが起こります。
確変を起こす勉強法。
ポイントは、
「複数」の宿題を「できる」までを意識して「反復・繰り返し」すること。
すると、取り組んでいるうちに気付きや伸びの連鎖がやってきます。
ここで、もうひとつのポイントがあります。
それは、
「どんな宿題を複数走らせると、より確変が起こりやすいのか?」です。
それは、「基礎力強化項目を絶対におろそかにしない」こと。
基礎的な単語の暗記や、リスニングの反復による聞き込みといったものです。
シーズン中に大活躍したスポーツ選手がインタビューで、
「オフシーズンに体を作りこみました」と言う、あのようなイメージです。
アスリートの確変状態をイメージしながら、
つまり自分が伸びていくそのワクワク感や嬉しさを思い描きながら
一時、ギュッと凝縮した英語の勉強期間を取ってみませんか。
(文責:船橋)