TOEIC®スコアシートの確認方法|いつ届くか、再発行の手順も解説

875点のスコア画像

2023年4月以降に実施されるTOEIC®公開テストより、デジタル公式認定証(スコアシート)が発行されます。既存の紙で発行されている公式認定証は、2023年度に実施される公開テストまで発行され、2024年度以降は廃止される予定です。

本記事では、既存の公式認定証およびデジタル公式認定証の見方や、TOEIC®の学習におけるスコアシートの活用方法について解説します。

スコアシートから自分の弱点を把握し、次のTOEIC®テストに向けて効率的に学習できるようにしましょう。

TOEIC®のスコアシートの種類

TOEIC®のスコアシートには、紙版とデジタル版の2種類があり、2023年4月より、既存の公式認定証(原本)とは別にデジタル公式認定証が発行されています。

デジタル公式認定証は、公式認定証が郵送されるのを待つことなく、スマホやPCでスコアを素早く知ることができます。

他にも、既存の公式認定証は紙で発行されるため、偽造や改ざんがされやすいという点がありましたが、デジタル公式認定証はブロックチェーン技術を活用しており、改ざんや偽造防止の観点で期待されています。

昨今の入試や求職の手続きは、オンライン上での出願やエントリーが主流です。その際にデジタル公式認定証を使えば、TOEIC®のスコアもオンラインで提出可能になります。

TOEIC®スコアシートの見方

ここでは、TOEIC®スコアシートの見方について詳しく解説します。スコアシートは、それぞれのエリアに分けられます。

スコアシートの画像

参照・画像引用元:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「 TOEIC® Listening & Reading Test|【公式】テスト結果について|公式認定証・デジタル公式認定証の形式」

それぞれ詳しく見方を見ていきましょう。

エリアA:自分のプロフィール

上段の左側には、受験者のプロフィールが記載されています。プロフィールは、以下の6つの情報で構成されています。

  • 受験票に貼り付けた写真
  • 署名
  • 氏名(ローマ字)
  • 誕生日
  • 試験日
  • 管理番号

エリアB:Your Score・Percentile Rank

上段の右側は、TOEIC®のスコア欄です。リスニング・リーディングセクションそれぞれのスコアとともにPercentile Rankが記載されています。

Percentile Rankとは、受験者の中で自分がどの程度の順位に位置しているかを示すものです。例えば、Percentile Rankが70%であれば、自分のスコアは、上位30%に入っていることを表しています。

エリアC:Score Descriptors

スコアシートの中段は、リスニングおよびリーディングセクションそれぞれのスコア帯別に長所(英語力)が記載されています。

例えば、「短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであったりしても、幅広い語彙があり文脈が推測できる」「長い聴解文において、情報が言い換えられていたり否定構文が使用されたりしていても、詳細が理解できる」などの英語スキルが記載されています。

一方弱点については、スコアシートに記載されておらず、参照URLが示されています。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Listening & Reading Test|【公式】テスト結果について|公式認定証・デジタル公式認定証の形式|レベル別評価の一覧表」

エリアD:Abilities Measured

Abilities Measuredは、TOEIC®試験結果から測定した英語能力値のことであり、TOEIC®受験者の間では「アビメ」と呼ばれています。

Score Descriptorsの下に記載されているのがアビメです。リスニングおよびリーディングセクションそれぞれ5項目における正答率が示されています。

アビメの横棒グラフは、正答率を表しています。グレーで塗りつぶされた部分が自分の正答率で、横棒グラフの下にある黒い三角マークの横の数字が平均正答率です。

各5項目のアビメと、該当するパートは以下の通りです。

・リスニング

レベル項目該当するパート
L1短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を、推測できるパート1(写真描写問題)、パート2(応答問題)
L2長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できるパート3(会話問題)、パート4(説明文問題)
L3短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できるパート1(写真描写問題)、パート2(応答問題)
L4長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できるパート3(会話問題)、パート4(説明文問題)
L5フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できるパート2(応答問題)、パート3(会話問題)、パート4(説明文問題)

・リーディング

レベル項目該当するパート
R1文書の中の情報をもとに推測できるパート7(1つの文書/複数の文書)
R2文書の中の具体的な情報を見つけて理解できるパート7(1つの文書/複数の文書)
R3ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができるパート6(長文穴埋め問題)、パート7(1つの文書/複数の文書)
R4語彙が理解できるパート5(短文穴埋め問題)、パート6(長文穴埋め問題)、パート7(1つの文書/複数の文書)
R5文法が理解できるパート5(短文穴埋め問題)、パート6(長文穴埋め問題)

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「公式認定証・デジタル公式認定証の形式|TOEIC Listening & Reading Test」

エリアE:認証|デジタルのみ

デジタル公式認定証のみ、上段の左側に認証欄があります。認証欄に「認証されました」と明記されていれば、認定証の真正性が担保されます。

デジタル公式認定証を表示すると、ブロックチェーン上に書き込まれたデータと照合され、一致すれば、認定欄に「認証されました」と明記されます。

エリアF:QRコード|デジタルのみ

デジタル公式認定証のみ上段の右下にQRコードがあります。デジタル公式認定証をPDFにダウンロードした場合や印刷した場合でも、このQRコードを読み取ることで、デジタル公式認定証が表示されます。

PDFや紙の認定証と見比べることで、認定証の真正性が担保される仕組みです。

TOEIC®スコアシートはいつから確認できる?

受験者は、受験後なるべく早く公式認定証を入手したいはずです。スコアは試験日から17日後に、TOEIC®公式サイトで確認できます。

では、認定証はいつ入手できるのでしょうか。デジタル公式認定証は、既存の公式認定証よりも早くスコアシートを確認することができます。

ここでは、既存の公式認定証と、デジタル公式認定証を入手するまでの日数について解説します。

デジタル公式認定証で確認できる日

デジタル公式認定証は、試験日から約19日後に、TOEIC®公式サイトから自分のIDとパスワードでログインしたページで発行できます。試験日から5年間ダウンロード可能です。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「テスト結果について|テスト結果の通知・確認」

原本(紙)のスコアシートが届く日

既存の公式認定証(原本)は、試験日から約30日以内に受験者本人宛に発送されます。各実施日の結果発送予定日は、TOEIC®公式サイトの「年間テスト日程」で確認しましょう。

試験日から35日を経過しても届かない場合は、試験日から65日以内にIIBC試験運営センターへご連絡する必要があります。

試験日から65日を過ぎてしまうと、再発行手数料が発生するので注意が必要です。

TOEIC®スコアシートを再発行する際の注意点

既存の公式認定証(原本)の再発行は有料です。ここでは、再発行時の注意点について解説します。

再発行には手数料がかかる

既存の公式認定証(原本)が2部欲しい、もしくは紛失してしまった場合は、原本が発送されてから再発行の申請が可能です。ただし、再発行には認定証1部につき手数料550円(税込)が必要です。※2023年7月時点

支払いには、クレジットカード、コンビニエンスストアが利用できます。手数料の支払い完了後、4営業日以内に公式認定証が発送されます。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「公式認定証の再発行|TOEIC Listening & Reading Test」

再発行の期限は2年

再発行の申請期限は、試験日から2年以内です。

TOEIC®スコアに有効期限はありません。2年以上前に取得したスコアも有効です。

ただし、再発行の期限が2年に設定されていることから、2年以上前のスコアは、現在の英語力を証明するものとして効力は弱いといえるでしょう。

関連記事:プレゼンス「TOEIC®に有効期限はある?スコアの有効期限や申し込み期限について解説」

TOEIC®のスコアシートを学習に活かす方法

スコアシートが届いたら、まず目に飛び込むのはスコアでしょう。Score DescriptorsやAbilities Measuredの情報を有効活用するとさらにスコアを伸ばせるはずです。

ここでは、スコアシートを学習に活かす方法について解説します。

弱点を把握する

Abilities Measuredの横棒グラフに注目しましょう。グレーで塗りつぶされた部分が自分の正答率で、横棒グラフの下にある黒い三角マークの横の数字が平均正答率です。

自分の正答率が平均正答率よりも低い、もしくは平均正答率に近い項目は弱点といえます。該当するパートを優先的に攻略しましょう。

難易度が低い分野で得点できているか確認する

リスニングセクションのPart1、Part2およびリーディングセクションのPart5は、比較的難易度が低いといわれています。これらのPartで得点できているか確認しましょう。

Abilities Measuredの項で紹介した表の通り、Part1、Part2が該当するリスニングセクション1項目目および3項目目(L1とL3)、Part5が該当するリーディングセクションの4項目目および5項目目(R4とR5)の正答率に注目してください。

正答率が低い項目があれば、まずその項目の得点を伸ばすための学習を進めましょう。

関連記事:プレゼンス「TOEIC®の勉強法は?やるべき3つのことや勉強手順を解説」

TOEIC®のスコアシートの結果を次の学習に活かそう

本記事では、既存の公式認定証(紙)およびデジタル公式認定証の見方や、TOEIC®のスコアシートを学習に活かす方法について解説しました。

デジタル公式認定証が導入されたことで、入学試験や就職試験でスコアをオンラインで提出できるようになり、ますます利便性が向上するでしょう。

既存の紙の公式認定証が廃止されれば、印刷や郵送が不要となり、紙資源が節約できます。

多くの受験者にとって、TOEIC®スコアシートは「スコアを把握するだけのもの」かもしれません。しかし、スコアシートのAbilities Measuredを有効活用すれば、自分の弱点を把握できます。

スコアシートは、今後のTOEIC®学習の方向性を決める材料にもなるのです。

比較的得点が取りやすいリスニングセクションのPart1、Part2およびリーディングセクションのPart5の正答率が低ければ、まずは優先的にそれらの項目を伸ばすための学習を進めましょう。

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