思い込みによる効果?【プレゼンス Newsletter vol.111】より

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News Letter


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2019/6/20配信

思い込みによる効果?
みなさんは「なぜ自分は~ができないんだろう」と感じたことはありますか?
英語学習において、よくある悩みが「単語がどうしても覚えられない」というもの。
「昔と比べて記憶力が下がっているから...」
「自分は昔から暗記系がどうしても苦手...」
など「できない」と感じる理由は色々ありますね。
ただ、単語が覚えられない、というのは得てして「記憶力」の問題ではなく
「学習方法」に改善の余地があることが多いです。
単語暗記の方法はネット上にたくさんあるので、今回はそれ以外の話をしたいと思います。
「学習方法」は勿論重要なのですが、それをいくら改善したとしても、
「あること」を行ってしまうと効果がさがってしまいます。
それが
自分自身で「単語が覚えられない」と思いこんでしまうこと。
「思い込み」による効果は強いもので、「~できない」と思いながら取り組むと
成果や上達につながるのが遅くなるという研究結果もあります。
Merton, R.K., Social theory and social-structure current contents. Social and Behavioral Sciences, 21, 12-12.
大切なこととしては「どれだけ出来るか」ではなく、「どれだけできると信じることが出来ているか」なのです。
(これに通じるTEDスピーチを次回配信の際に紹介します!)
それでは最後に個人的に納得した著名な心理学者の言葉で締めたいと思います。
「自分を信じることが必ず成功を約束するというわけではないが、自分を信じないということが失敗を生むのは確かだ。」
アルバート・バンデュラ(Bandura, 1986)
(コーチ 有馬)