「can:できる、してもよい、のはずがない」の用法について。

【質問】
「can:できる、してもよい、のはずがない」と参考書にありましたが「のはずがない」は“cannot”の意味という理解でよろしいでしょうか?「can」に「~のはずだ」という用法はありますか?
【回答】
ご質問のとおり、「のはずがない」は“cannot”もしくは“can’t”の意味となります。そして、“can”の「~はずだ」という用法もあります。
canには3つの用法があると覚えておいてください。
①「できる=能力・可能を表す」
例)My father can play piano very well.
(私の父はピアノをとても上手に弾くことができる:能力)
I can see you tomorrow.
(私は明日あなたに会うことができる:可能)
②「してもよい=許可・依頼を表す」
例)Can I use your dictionary?
(私はあなたの辞書を使ってもいいですか?)=許可(この場合は許可を求めている)
Can you open the window?
(あなたはドアを開けてもいいですか(=開けてくれませんか?))=依頼
③「はずだ・ありうる=可能性を表す」
例)Anybody can make mistakes.
(誰にでも間違いをすることがありうる・間違うはずだ)=可能性