学習コラムColumn
TOEICコース受講生インタビュー(660点→835点)2カ月で175点up
- 2018.5.7
プレゼンスで学ばれた方々に、受講中の思い出や現在の英語の使用状況などを語っていただきます。
今回は英会話初級コースを受講後に、PRESENCEで1年に1回行われている英語のスピーチコンテストに出場。
見事入賞後にTOEIC750点コースをご受講され、660点→835点へと点数を伸ばされた宮本さんにお話を伺います。
宮本 伸朗さん (40代・大手セキュリティ会社勤務)
信頼できるスクールでとにかくリスニング力を上げたかった。
――藤野(コーチ)
本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。
さっそくですが、TOEICを勉強しようと思ったきっかけを教えてください。
宮本
英語自体に苦手意識があったのですが、特にリスニングに苦手意識があり、リスニングを集中的に鍛えたいと思ったからです。
TOEICのコースを受講したら、もしかしたらリスニング力があがるのではないかなぁと期待も込めて受講をしました。
ですので私の場合は、TOEICのスコアをあげたいというよりはとにかくリスニングでしたね。
――藤野(コーチ)
TOEICはリスニング力をあげるためのツールだったんですね。
今、TOEICのスクールはたくさんありますが、その中でもなぜプレゼンスで学ぼうと思いましたか?
宮本
TOEICのスクールや本は山ほどありますが、「何をやればいいか分からない」「このやり方を続けていていいのか不安だ」となってしまうと効率も悪いし、モチベーションも上がらないと思ったんです。
以前にプレゼンスの英会話コースを受講していたので、「プレゼンスだったら、取り組んだことは必ず成果につながる。」という信頼があり、安心して自分の時間をつぎこめると思ったからです。
あとは先ほどもお伝えしたように、TOEICのテクニックを身に着けて、スコアをあげることが目的ではなく、きちんと英語力をつける、つまり基礎力をつける方法で進めていくカリキュラムだったので、それも私の目的と一致していました。
――藤野(コーチ)
では、宿題や授業のカリキュラムなどは実際に受講していかがでしたか?
宮本
「TOEICコースは英会話コースよりも数倍きつい」と噂には聞いていましたが、ある意味予想通りでした。基本的にスパルタです。(笑)
――藤野(コーチ)
どんな時にスパルタだなと感じましたか?
宮本
週に2時間30分の授業で英語力を伸ばすのではなく、それ以外に勉強時間を捻出して、自己トレーニングで英語力を伸ばすという考え方がスパルタです。
授業では到達度を確認して、自己トレーニングの取り組み方を振り返り、翌週のトレーニングの取り組み方をコーチと一緒に考えていきます。
なので、授業だけを受けていてもしっかりと取り組まなければ、非常にもったいないことになりますね。
――藤野(コーチ)
そうですね。授業の他に週に15~20時間、捻出して頂いていましたよね。
ちなみにどのように時間を捻出していましたか?
宮本
時間を捻出するのは、慣れてしまえば難しくありませんでした。
英語学習はちょっとした細切れ時間でも活用できます。通勤時間、昼休みなど、あとは歩いている時間などもうまく使って、細切れ時間を積み上げていくと平日でも2時間以上いけます。
また、まとまった時間よりも、細切れ時間のように短くて終わりが決まっている時間のほうが集中しやすかったです。
地道なトレーニングもクラスメートとコーチのアドバイスで頑張れた。
――藤野(コーチ)
時間捻出はそこまで大変ではなかったとのことですが、受講中に苦労した点はありましたか?
宮本
えー、たくさんあります。笑
単語が覚えられない、捻出した時間に対して完成度が低いなど・・・特に苦労したのは「英語脳」というコンセプトのトレーニングがあるのですが、非常に地道なトレーニングで成果が見えにくく、苦労しました。
――藤野(コーチ)
英語脳、英語を英語のまま捉える力・・・地道且つ成果が見えにくいですよね。ここはどのように克服したのでしょうか?
宮本
メソッドやカリキュラムに対して信頼していたので、とにかくこの方法で続けてみようと思ったのと、週1回のクラスでコーチからアドバイスを頂き、またクラスメートに対するコーチのコメントもすごく役に立ちました。
――藤野(コーチ)
クラスメートというワードが出てきましたが、クラスメートはどんな存在でしたか?
宮本
単語テストがいつも満点近いクラスメートに対して、「うわっここまで出来てしまう人がいるんだ」「きちんとやれば出来るんだ」と思っていましたね。
ただ、いい刺激になりつつも、自分の中でプライオリティが高いのは英語脳なので、そこはぶらさずに2ヶ月間取り組みました。
――藤野(コーチ)
TOEICのコースですと単語・文法・英語脳と宿題が様々ありますからね。
ちなみにTOEICコースでは何のトレーニングが一番効果があると感じられましたか?
宮本
やっぱり「英語脳」ですね。
やること自体は言ってしまえばリスニング・音読・黙読なのですが、どんな教材を使って、どんなやり方で、何に注意してやればいいのかとか、細かい部分まで先人のノウハウをプレゼンスが徹底的にカリキュラム化して、伝えてくれるので、極めて効率よくトレーニングができます。そしてコーチがひとりひとりの状況をみてトレーニング方法のアドバイスをしてくれるので、迷子になりません。
――藤野(コーチ)
英語脳を鍛えてTOEICも175点伸びたんですね。ちなみに達成したスコアを見て、どのように思いましたか?
宮本
本番の手ごたえがイマイチだったので、ちょっと信じられない感じでした。
このままプレゼンスに報告していいの?何かの間違いだったらヤダな、と。
――藤野(コーチ)
達成前と達成後で何か変わったことはありますか?
宮本
周りから何でそんな急にスコアが上がったの?と言われました。
自分の中では、人生で835点というスコアをとる日が来ると思ってなかったので、「あれ、このまま英語のトレーニングをすれば、もしかして英語できるようになるのでは?」と思えてきました。自分は英語が出来ないと思ってプレゼンスの門をたたきましたが、800点を超えることによって、ようやく英語について一歩を踏み出せたという感覚です。
準備をすれば出来るという気づき、出来たという実績。
――藤野(コーチ)
では、ここからはTOEICコースよりも先に受講していた英会話コースについてお伺いしますね。ずばり、TOEICコースとの違いは?
宮本
基本的なコンセプトは同じです。宿題の量は、TOEICコースのほうがちょっと多いです。
ただ英会話のコースの方が楽かというとそうでもなく、どちらかというとインプットよりもアウトプットの方が苦手なので、アウトプットの宿題が多い英会話コースも大変でした。特に毎週セルフスピーキングという宿題の中で、1分で自己紹介、3分で自分の好きなことを伝えるなど、準備をするのが大変でした。
――藤野(コーチ)
ちなみに英会話のコースで感じた成果は何でしたか?
宮本
「まずは準備した上で、話す」ことから始めればいいんだと思うことが出来て、スピーチなどで多少なりとも形にできたことです。英会話というと、準備なしで反射的にしゃべれなきゃいけない、という思い込みがあり自分で勝手にハードルを上げてしまっている面がありましたが、そればかりじゃないと分かったことがとても大きな気づきでした。準備して練習してアウトプットすれば話せるようになるという道筋ですかね。
――藤野(コーチ)
PRESENCEでは、年に1度英会話コース受講生を対象に、英語でのスピーチコンテストを開催しています。宮本さんは英会話コース修了後にすぐにスピーチコンテストに応募しましたが、参加しようと思ったきっかけはありますか?
宮本
英会話コース修了の1週間後がスピーチコンテスト出場の応募の締め切りでした。タイミングが良すぎましたね!!
英会話コースのファイナルスピーチが終わったとき、「もっとできたんじゃないか」「この経験をふまえてもう1回チャンスがあれば、もっとできるんじゃないか」という思いがありました。そんなときにタイミングよく紹介されたので、もう勢いで。
――藤野(コーチ)
実際に参加してみていかがでしたか?
宮本
7分間のスピーチを英語で行うなんて初めてのことで・・・しかも担当コーチが「優勝しかありえませんよね?」と・・・。
コーチが5週間もマンツーマンで指導してくれるので、猛烈に勉強になりました。英語だけでなく、どういうスタンスでどういう内容を訴えたいのか?というスピーチというのはこういうものだと、スピーチそのものについての勉強にもなりました。ひとりでは絶対に成しえないものをアウトプットすることができて、とてつもなくいい経験になりました。
――藤野(コーチ)
英会話コース、スピーチコンテスト、TOEICコースを経て、プレゼンスで学んでよかったと思えることは何かありますか?
宮本
コーチングというものを実体験できたことです。プレゼンスのコーチはみなさん、プロ意識と愛情がすごいです。自分が本気でやれば、自分の状況に寄り添った上で「刺さる」アドバイスをもらえるので、どんどん自分のトレーニングのやり方を改善していくことができて楽しいです。やり方は厳しいけど、コーチは明るくて楽しい方ばかりです。TOEICは2コース目だったので、クラスメートについてどういう答え方をしているんだろう?とコーチングについての勉強にもなりました。
愛情あふれるプロフェッショナルコーチ集団
――藤野(コーチ)
では、プレゼンスの特徴を一言で表すと?スパルタですか?(笑)
宮本
「愛情あふれるプロフェッショナルコーチ集団」でしょうか。
みなさんで共有して全力で受講生をサポートしてくれる感じが伝わってきて、英語というよりコーチという立場でのプロ意識が高いなと、そして受講生に対する愛情がすごいなと感じていました。さらにコーチ以外のスタッフの方も含め、こういう方向性をみなさんで共有して全力で受講生をサポートしてくれる感じが伝わってきて、私はすごく好きな場所です。
1週間ごとの小さな成功体験から今後のチャレンジへ。
――藤野(コーチ)
嬉しいお言葉、ありがとうございます!それでは今後の目標を聞かせてください。
宮本
英語トレーニングについてはまだまだ道半ばで、続けていきたいです。英語以外のことも含め決断よくアクションをおこし、チャレンジしていきたいです。最近ヨガを始めました。
プレゼンスでいくつかの小さな成功体験をさせていただいたことで、以前よりフットワークが軽くなっているかもしれません。
――藤野(コーチ)
毎週毎週、コツコツと積み上げてきたものが英語以外でのチャレンジにつながり、とても嬉しく思います。
では、最後にこれから受講をしようと検討している方へメッセージをお願いします。
宮本
楽して英語ができるようになりたい、という人には残念ながら向かないと思います。2か月だけ本気でやってみよう、その時間的投資のパフォーマンスを最大化したい、と考える人には間違いなく最高の場所だと思います。
――藤野(コーチ)
確かに楽して目標達成はできませんね。
本日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございました。
宮本さんが受講したTOEICコースの詳細はこちらから。