学習コラムColumn
【英語初級中級者向けコラム】#55.TOEICとTOEFLの簡単な違い
- 2015.8.4
皆様こんにちは!
夏も本番、世間ではお祭りや花火大会などで賑わう日が多くなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、そんな楽しいイベントが多いこの時期にも、
たくさんの方が「秋までに!」という目標を掲げ、毎日学習を積み重ねていらっしゃいます。
TOEIC,TOEFL,英会話&中国語コーチングスクール「プレゼンス」のメソッドで学ぼう!
と決めて通ってくださる皆様は本当に頑張られます。
TOEICやTOEFLで圧倒的な成果をあげるためには、魔法の方法があるわけではありません。
正しいやり方で確実に学習を積み重ねること。
語学の習得は地道なものですが、正しい学習を正しい順番で実行すれば必ず力になります。
さて、今日は説明会の際にいただくご質問、
「TOEICとTOEFLは何が違いますか?」や「TOEICとTOEFLはどちらが難しいですか?」
これらについてのお話を。
「TOEIC」「TOEFL」は、日本でメジャーな英語能力判定テストですが、
どちらも文字数は5文字で、冒頭の英語3文字「T」「O」「E」が一致しているため、
初めて聞く方は戸惑いますよね。
今回はあらためてTOEICとTOEFLの違いについて簡単にご紹介いたします。
【TOEICもTOEFLも同じ組織が管理しています】
TOEICもTOEFLもETS(Educational Testing Service)という非営利テスト開発機関(本部はニュージャージー州)が運営しています。
ちなみにTOEICはTOEFLから派生したもので、TOEFLの方が先に誕生しました。
・TOEIC
TOEIC とは「Test Of English International Communication」の略で、
直訳すると「英語における国際的なコミュニケーション能力判定テスト」となります。
日本においてはTOEICの方が認知度は高く、英語力の指標とされやすいですね。
また、昇進や昇給(キャリアアップ)の条件となっている企業もあることから、
ビジネスシーンで求められる傾向が強いです。
・TOEFL
TOEFLとは「Test Of English as a Foreign Language」の略です。
日本語に直訳すると「外国語としての英語運用能力判定テスト」です。
日本人や中国人など、日常的に英語を話さない(ノンネイティブ)人々の
「英語コミュニケーション能力」を推し量るための試験となり、
主にTOEFLのスコアはアメリカ、カナダ、ヨーロッパの大学や大学院などへ留学する際に求められます。
TOEICとの違いは、リスニングやリーディング、スピーキングで使われる題材が
学生生活や学術的なものが多く、英語の講義をリスニングし、それに対する質問に英語で回答する――
など、レベルが高めに設定されています。
【受験時間】
・TOEICの受験時間 :2時間
・TOEFLの受験時間 :4時間
つまり、TOEFLはTOEICの2倍の集中力が求められます。
受験開始時間については、ちょっと面白い違いがあります。
TOEICは、13:00から受験者一斉にスタートしますが、
TOEFLは到着した受験者順に試験を開始します。
(各々の受験者によって開始時間が異なりますが、日本では大体10:00前後に開始されます)。
【試験方式】
・TOEIC:マークシート形式(鉛筆)
・TOEFL:インターネット形式(マウス)
これだけ違いがあれば、目指すものによってやるべきことが変わってきますね!
東京・表参道にあるTOEIC・TOEFL・英会話&中国語の短期集中コーチングスクール
「プレゼンス」では、貴方のグローバルな英語上達をサポートします。
今回はTOEICとTOEFLの簡単な違いをご紹介しましたが、
ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!