【英語初級中級者向けコラム】#52.TOEIC・TOEFLのリスニングは「繰り返し聴く。ひたすら聴く。」

こんにちは!
 
英語(TOEIC・TOEFL)の初級者および中級者の方で、
これまで受験英語としての学習が中心だった方は、
リスニングが苦手という意見も少なくないのではないでしょうか?
 
たしかに、学校で英語を勉強し始めたとき、リスニングのテストより、
読んだり書いたりすることの方が多かったですよね。
 
最近は随分と変わってきているようですが、私が中学生で英語を勉強し始めた頃、
英文を耳にする機会というのは、あまりなかったのです!
とにかく単語を覚えて英文を和訳していく・・・という内容。
 
リスニングを勉強する時には、いつも以上に集中して勉強に取り組む必要があります。
なぜかと言うと、①ペースのコントロールができない ②認識している音と聞こえてくる音が違うからです。
 
①ペースのコントロールができない
読むときは自身のペースで進めますが、
リスニングはスピーカーのペースで進むため、聞き取れなかったり意味が分からなかったりすると理解が追いつきません。その間もスピーカーは話し続けます。
 
②認識している音と聞こえてくる音が違う
たとえば、英語を猛勉強していた高校3年生の頃、
ディクテーションで何回聴いても聞き取れない単語がありました。
どれほど難しい単語なのかとスクリプトを見てみると・・・
そこには「model」と書かれていました。
※ディクテーションとは流れてくる英語を文字にしていくトレーニングです。
 
こんなに簡単な単語も聞き取れないのかと、当時英語力に自信のあった私は相当落ち込みました。
日本語では「モデル」と発音しますが
英語では「マドゥ」と聞こえるんですよね。
 
 
①②の状態を脱するために、集中してリスニングしたいのなら、
TOEICのリスニング問題集(書店で買えます)やTOEFLの問題(ETSからインターネットで購入できます)を使ってリスニング・勉強することをオススメします。
 
リスニング力を早く上達させるためには、集中力とほどよい緊張感が必要です。
これらのCDを聴いて、いち早く「集中するとはどういうものか」「どうしたら集中して聴けるか」
「英語(TOEIC・TOEFL)のリスニングとはどういうものか」を体で覚えておくことが大切です。
 
その上で、TOEIC・TOEFLのリスニング勉強のポイントは「英文を聴きまくる」ことに尽きます。
新しいものを次々に聴き広げるのではなく、一冊の教材を完璧に聴けるまで聴きつぶします。
もし知らない英単語が出てきたら、その英単語も調べて一緒に覚えてしまいましょう。
 
リスニングの学習として聴くのは、あくまでも文です。
単語だけを聴くというリスニング勉強方法は、あまりオススメできません。
 
例えば「work」という単語だけを聴くのはすごく簡単です。
リスニングをする際も“さぁ、これからworkという言葉「だけ」がくるぞ”という状態で「work」を聴けば、誰だってわかります。
 
しかし、会話の流れ…例えば「I don’t ever walk to work.」を聴くと
workを聴き逃してしまうかもしれません。
もしかしたらwork とwalkを聴き間違えてしまうかもしれません。
 
こうしたケアレスミスを防ぐためにも
集中してリスニングすることを身につける必要があります。
 
また、英単語は英文の中に入ると、リエゾンという音のつながりをつくることがあります。
Let it go.は音としては「レット・イット・ゴー」ならぬ、「レリゴー」と聴こえますよね。
 
リスニングが嫌いという意識がある方は、まずは歌を口ずさむことから始めてみても良いですね!
 
レリゴー♪レリゴー♪と、あれだけ口ずさめば、どこから聴こえてきても
リスニングできるフレーズになっていますよね(^^♪
 
 
 
短期間でリスニング力を伸ばすには、
集中して長文をリスニングするトレーニングがおすすめです。
単語そのものの発音やリエゾンを学び、速いスピードについていけるようになりましょう!
 
 
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