TOEIC®を就職活動前に受けるべき5つの理由|何点から有利になるか

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TOEIC®スコアは多くの企業が採用時に参考、または要件とするものです。

就職活動を始める前にTOEIC®で高いスコアを取得しておくと選考に有利になります。

TOEIC®の受験は、就職・インターンシップを希望する企業の募集開始時期に合わせた学習・受験スケジュールを立てることが重要です。

この記事では、就職活動前にTOEIC®を受験すべき5つの理由、選考に有利になるスコア、受験スケジュールの立て方、勉強のコツについて解説します。

就職活動・インターンを始める前にTOEIC®を受けるべき5つの理由

就職活動・インターンを始める前にTOEIC®を受験すべき理由は次の通りです。

  • 募集要項で点数を指定している会社がある
  • 認知度が高くアピールがしやすい
  • 文系でも理系でもスコアを活用できる
  • グローバル人材が求められている
  • 自分の英語力が細かいレベルで分かる

それぞれの理由について解説します。

理由① 募集要項で点数を指定している会社がある

国際ビジネスコミュニケーション協会が行った「英語活用実態調査2019」によると、49.1%の企業がTOEIC®のスコアを新卒採用時の参考、または、要件としています。

下記はTOEIC®スコアが求められる企業の一例です。

企業名 求められるTOEIC®スコア
サンスターグループ 800点以上あれば歓迎
全日本空輸株式会社(客室乗務員) 600点程度以上必須
三井物産株式会社 入社までの800点取得を推奨

 
今後も募集要項にTOEIC®スコアを含める企業は増える可能性があります。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」
参照:サンスターグループ「募集要項」
参照:全日本空輸株式会社「募集要項」(現在は新卒募集無し)
参照:三井物産株式会社「新卒採用FAQ」

理由② 認知度が高くアピールがしやすい

TOEIC®は世界的に認知度の高いテストです。2021年度の日本国内での受験者数は約230万人に上っています。

英検(実用英語技能検定)やTOEFL®などTOEIC®以外にも有名なテストはありますが、TOEIC®スコアを募集要件にしている国内企業は多いです。

「英語活用実態調査2019」によると、78.9%の企業がTOEIC®の認知度の高さを採用理由に選んでいます。

そのため、TOEIC®の高得点スコアは応募時にアピールできるといえます。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「2021年度TOEIC® Program総受験者数は約230万人」

理由③ 文系でも理系でもスコアを活用できる

TOEIC®の高得点スコアは文系や理系、業界にかかわらず評価されます。

理系の学生にとっても英語力は重要です。

例えば、研究職などでは、英語で文献のリサーチをしたり、レポートを書く機会が多くあります。また、英語力は最新の技術情報の収集、海外のパートナーとのコミュニケーションにも必要です。

英語力を求めない企業でも、TOEIC®で高得点スコアを取るためにした努力は評価されます。

また、「英語活用実態調査2019」によると、TOEIC®スコアは昇進・昇格の基準の1つとなっており、どの業界にいても取る意味のあるものでしょう。

理由④ グローバル人材が求められている

「英語活用実態調査2019」によると、82.6%の企業が英語は今後のビジネスパーソンにとっての重要な知識やスキルだと回答しました。

英語力がより必要になる理由には次が挙げられます。

  • Web会議で海外とのやりとりが容易になった
  • 日本の少子化により、企業の海外展開、外国人社員の採用が増える可能性がある

TOEIC®は実用的な英語力を証明するテストとして世界各国で採用されています。今後のビジネスシーンにおいて自分の価値を示すための有効な手段となるでしょう。

理由⑤ 自分の英語力が細かいレベルで分かる

TOEIC®の試験結果はスコアで表示されるので、細かなレベルで自分の英語力を示すことができます。

英語の各能力(読む、書く、聞く、話す)をスコアで見ることができるため、採用担当者にとって応募者の英語力が判断しやすくなります。

英検の場合は「○級であること」しか分からないだけでなく、同じ級の取得者間で英語力にばらつきがある場合があります。

他の英語資格などと比べて、TOEIC®は就職活動時により詳細にどんな英語力を持っているかアピールしやすいといえます。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」

就職活動・インターンを有利にするために取りたいTOEIC®の目標点数

就職活動・インターン時に目指すべきTOEIC®スコアを紹介します。

  • 最低ラインは600点
  • 選考で有利になるのは700点以上から
  • 外資系、グローバル企業で働きたいなら800点以上が必要

それぞれの目標点数の解説と、取得していると応募時に有利になる業界を紹介します。

最低限目指したいのは600点

TOEIC®600点は、仕事をする上で必要最低限の英語力があることを示せるスコアです。

「英語活用実態調査2019」によると、企業が新入社員に期待するスコアは535点でした。

600点あれば平均以上の英語力があることを示せるため、履歴書・エントリーシートに書くと評価される可能性があります。

また、600点は、単純な事務作業や定型フレーズを使った接客ができるレベルです。

外国人観光客と接する機会が多いホテル業界では、600点以上のスコアを採用時の目安としている企業が多いです。フロントサービスやコンシェルジュなど、ホテル業界では敬語を用いた英語のコミュニケーションが必要になります。

まずは最低ラインとされる600点を目指しましょう。

700点以上で選考で有利に

TOEIC®700点以上は、基本的な英会話ができ、読み書きもほぼ問題なくできるレベルです。

事務作業や、海外とのやり取りも大きな支障なくできる英語力があることを示せるため、就職活動・インターンへの応募時に他の候補者と自分を差別化でき、選考で有利になるでしょう。

700点以上あると採用時に有利になる業界をいくつか紹介します。

  • アパレル業界
  • 製薬業界
  • 自動車業界
  • 製造業界

他にも建築業界でもスーパーゼネコンといった売上高が高い企業では、海外でも多くの仕事があるため、英語力を参考にしている企業もあります。

800点以上あればグローバル業務も

TOEIC®800点以上は、ビジネスレベルの英語力があるとされるスコアです。

「英語力を活かした仕事がしたい」「将来的には海外勤務をしたい」という目標を持っているのであれば取得しておきたいスコアです。

900点を超えれば、ほぼネイティブレベルの英語力があることをアピールでき、他の候補者に差をつけられます。

また、リスニングとリーディングだけでなく、スピーキングとライティングのスキルも磨いておくとよいでしょう。

800点以上あると、外資系、グローバル企業だけでなく、駐日外国公館などへの応募も可能になります。

就職活動・インターンに間に合うTOEIC®スケジュール

TOEIC®受験の申込期限は試験日の約2カ月〜1カ月半前です。

また、試験結果は、オンラインで確認できるのが試験日から17日後、試験結果が発送されるのは試験日の約1カ月後になります。

上記を踏まえた上で、就職活動あるいはインターンに間に合う受験スケジュールを立てることが必要です。

それぞれのケースについて解説します。

参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Listening & Reading Test|テスト申込」

就職活動の場合

企業が採用活動を始める2カ月前に受験しておくと、1カ月の余裕を持ってスコアの公式認定証が入手できます。

重要なのは企業にエントリーシートを提出する前までにスコアが分かっていることです。

次に、一般的な就職活動のスケジュールと、望ましい受験のタイミングを解説します。

就職活動のスケジュール

これまでは企業説明会や採用面接の解禁日等が定められていましたが、それらのルールは廃止され、これまでとは違うスケジュールで選好を進める企業も増えつつあります。

とはいえ、まだまだ従来のスケジュールで動いている企業も多く、一般的に就職活動は、大学4年生の3月に会社説明会、エントリーシート提出が開始され、6月に選考が始まります。

採用スケジュールは企業と業界によって違うので必ず確認しましょう。

いつ開催されるTOEIC®を受けるのが望ましいか

就職活動のためには、一般的なエントリーシートを提出する時期となる大学3年生の3月までにはTOEIC®スコアを取得しておくとよいでしょう。

そのためTOEIC®の受験は大学3年生の1月頃までに受けておくことが望ましいといえます。
TOEICは2か月程度の短期間で集中して学習することもできるので、大学3年生の11月頃から勉強を開始しましょう。

インターンの場合

インターンシップが行われる時期は、一般的に大学3年生の6月頃から4年生の2月頃までです。

インターンのスケジュールと、TOEIC®をいつ受験すべきかについて解説します。

インターンのスケジュール

インターンシップは6〜8月に実施されることが最も多く、次に多い時期は2月と9月です。学生が夏休みや春休みに入る時期に実施されることが多いです。

一方で、申込は6〜7月、12〜1月に多い傾向にあります。

申込時期は企業により異なるので確認をしておきましょう。

いつ開催されるTOEIC®を受けるのが望ましいか

自分が希望するインターンシップの募集が始まる前に、スコアが分かっていることが望ましいです。

スコアが取得できている状態で応募をするには、応募する月の4カ月前に受験申込をし、2カ月前にTOEIC®を受験すれば間に合います。

インターンシップの申込が6〜7月の場合は2~3月、12〜1月の場合は8月~9月ごろに勉強を開始しましょう。

インターンの募集が始まる大学3年の6月ごろまでに、必要なスコアを所得できれば理想的です。

TOEIC®目標点数を取るための勉強のコツ

TOEIC®の目標点数を取るコツは、自分の現状の点数と弱点を知ること、自分のレベルに合う教材で勉強をすること、TOEIC®の公式問題集を繰り返し学習することです。

自分の実力を正確に把握して、スコアアップの障害になる弱点を克服することが、目標点数取得への近道になります。

それぞれのコツについて見ていきましょう。

まず現状の点数と弱点を知る

TOEIC®の公式問題集を解くと、現在の自分のスコアと苦手分野を知ることができます。テスト問題に慣れるだけなく、自分の弱点の分析と克服ができます。必要であれば、直近の「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9」を購入してもよいでしょう。※2022年10月現在

自分の実力を知ることで、目標点数を設定できるようになります。

また、TOEIC®受験後に送られてくる公式認定証に記載されている「ABILITIES MEASURED(項目別正答率)」で自分の弱点を知ることもできます。

例えば、公式認定証を確認することで、文中の情報についての理解力が低い場合は、読解力の向上のために英文を読むことに慣れることが必要だと分かります。

参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「公式教材・問題集」

現状と目標点数に合った教材・勉強法を選ぶ

TOEIC®の教材は自分のレベルに合ったものを選びましょう。

現在500点台のレベルの人が、いきなり900点を取るための教材を使っても効果は期待できません。

教材の内容が理解できず、必要以上の勉強時間を費やすことになる可能性が高いからです。

自分のスコアから100〜200点以上を目標にした教材を使えば内容を理解しながら勉強が進められるので、スコアアップが狙いやすくなります。

また、スコアアップのためには、専門教材を使って集中的に勉強すると効率的です。

TOEIC®の公式問題集には500点を目標にする人向けの教材と、800点以上を目指す人向けの教材があるため、活用するのも良いでしょう。

TOEIC®の公式問題集で繰り返し勉強する

スコアが上がらない理由の1つに、時間が足りず試験中に解答できる問題の数が少ないことが原因の場合もあります。

時間内に解答できる問題数を増やすためには、最低でもTOEIC®の公式問題集にある2回分のテストを繰り返し学習しておきましょう。

また、リーディング問題を時間内に全て解答するためには速読力が必要です。

速読力は英文の音読スピードを上げることで身につけられます。英文を音読する速さと黙読する速さはほぼ同じだからです。

問題集の文章を音読することもスコアアップに有効です。

多くのリーディング問題を解くことで、それまで知らなかった単語を覚えられ、語彙力を向上させることができます。

TOEIC®公式問題集に慣れることで、自分の苦手分野を発見・克服し、リーディング力を向上させられます。

結果として、解答数が増え、スコアアップを実現させることができるのです。

問題の取捨選択も大事

TOEIC®で正答数を上げるためには、自分が正解できる問題とできない問題を見極めて、ある意味で取捨選択して進めていくことが必要です。

自分の目指すスコアに必要な問題かどうかの判断を即座に行えるようにするためにも、
公式問題集の反復は非常に重要です。

自分の希望の就職先に合ったTOEIC®の点数を取ろう

TOEIC®は、文系・理系・業界を問わず、多くの企業で評価されるテストです。

今後、グローバル人材への需要がさらに高まるにつれ、TOEIC®スコアはより重視されるようになることが予想されます。

自分の希望する会社で求められるスコアがあれば基本的には十分ですが、将来のキャリアパスのために高得点を目指すのもよいでしょう。 

この記事で紹介した勉強のコツを活かしながら、企業の採用スケジュールに合わせたスコアアップを実現させましょう。

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