TOEIC®︎とTOEFL®︎の違いは? スコアの換算や勉強法の比較も

鉛筆と問題の画像

グローバルスタンダードな英語能力試験として認識されているTOEIC®とTOEFL®ですが、明確な違いを理解している人は少ないのではないでしょうか。

試験の違いを正しく認識していれば、自分がどちらの試験を受験すべきか判断できます。

本記事では、TOEIC®とTOEFL®の特徴、両試験のスコア換算の仕方、勉強法の違いを解説します。

TOEIC®とTOEFL®の両方を受験した人30人に実施したアンケート結果も紹介していますので、参考にしてください。

TOEIC®︎とTOEFL®︎の違いを比較

TOEIC®︎とTOEFL®︎は似たような英語能力テストと思われがちですが、国内で就職を目指すならTOEIC®︎、海外への留学を目指すならTOEFL®︎と分けることができます。

ただし、TOEIC®︎が留学で役に立たない、TOEFL®︎が就職で役に立たない、ということではなく、あくまでそういった傾向があるということです。

ここでは、TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®を取り上げてその違いを、試験内容と試験時間、受験費用などで比較してみましょう。

項目 TOEIC®︎ L&R TOEFL iBT®︎
試験内容と試験時間 リスニング(約45分)
リーディング(75分)
合計:約2時間
リーディング(35分)
リスニング(36分)
スピーキング(16分)
ライティング(29分)
合計:約2時間
問題数 リスニング(100問)
リーディング(100問)
合計:200問
リーディング(20問)
リスニング(28問)
スピーキング(4問)
ライティング(2問)
スコア 各495点、990点満点 各30点、120点満点
受験費用※ 7,810円 約37,000円(US$245:1ドル149.86円換算)※2023年11月時点
解答形式 マークシート方式 インターネット配信(コンピュータ)/ライティングはタイピングで回答、スピーキングはマイクを通して回答音声を録音
出題傾向 ビジネスシーン、日常生活に関する内容が多い 大学・大学院レベルのアカデミックな環境で必要とされる内容が多い
受験会場 大学など教育機関施設 全国のテストセンター
(自宅受験も可能)
受験人数 約197万人(1,971,000人)
※2022年度
約22万人
※2018年度
主な受験目的 就活、昇進・昇格 留学

※2023年11月現在の費用です。

TOEFL iBT®︎はテスト日の7日前までは約37,000円(US$245)ですが、それ以降の申込みには手数料がかかり、約42,650円(US$285)になります。

※1ドル149.86円換算で計算

なお、2023年の7月26日からTOEFL iBT®︎は試験時間が短縮され、新形式へと変更になっています。詳細は下記公式ホームページからご確認ください。

参照:ETS Japan 合同会社「2023年7月に運用開始するTOEFL iBT®テストの受験体験の向上について」
参照:TOEFL®テスト日本事務局「特徴・構成・料金」
参照:ETS Japan合同会社「2023年夏TOEFL iBT®︎テストは3時間から2時間に!」
参照:一般社団法人CIEE国際教育交換協議会「TOEFL iBT ®テストスコア利用実態調査報告書 2018年版」
参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC® Program受験者数」

試験内容

TOEIC®︎ L&Rはリスニングとリーディングの2セクションを測定する試験です。

一方のTOEFL iBT®︎は、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4セクションで測定します。

TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®︎の試験内容の違いは下の表の通りです。

試験 試験内容
TOEIC®︎ L&R ・ビジネス英語の習熟度を問われる内容が多い
・リスニング、リーディングともに、短い問題と長い問題を含んだ様々な形式の問題が出題される
TOEFL iBT®︎ ・学術的な英語の習熟度を問われる内容が多い
・リーディングは学術的な内容の長文、リスニングは実際に授業で聞くような内容の長文が多い

TOEIC®︎ L&Rではビジネス英語について問われやすく、TOEFL iBT®︎では学術的な内容を問われることが多いのが大きな違いです。

難易度

目標とするスコアにもよりますが、一般的に難易度が高いとされているのはTOEFL iBT®︎です。

TOEFL iBT®は英語圏の大学・大学院で「英語で学ぶ」ために必要な、英語を読む・聞く・話す・書く力を測定するテストのため、TOEIC® L&Rより難易度が高いといえます。

また、TOEFL iBT®で高得点を取るためには、専門的な単語を覚えることも必要です。

さらに、TOEFL iBT®では1日で4技能のテストを受けることになるため、長時間集中力を保つことが求められます。

語学レベルの国際標準規格であるCEFRでB1レベルと認定されているスコアレベルを基に比較してみましょう。

CEFRのB1レベルは、TOEIC®では約55~80%弱のスコア取得とされているのに対し、TOEFL iBT®は約35~60%のスコアです。該当するスコアの差からもTOEFL iBT®のほうが難易度が高いことが分かります。

CEFRについては後の項で詳しく解説します。

試験時間

TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®︎の試験時間の内訳は下の表の通りです。

試験 試験時間
TOEIC®︎ L&R ・リスニング:約45分
・リーディング:75分
TOEFL iBT®︎ ・リーディング:35分
・リスニング:36分
・スピーキング:16分
・ライティング:29分

※2023年11月時点の情報です。

なお、2023年7月26日からTOEFL iBT®︎は試験時間が短縮され、一部新しい問題を追加した新形式へと変更となっています。

TOEIC®︎ L&Rの試験時間はリスニング約45分、リーディングが75分間の2時間程度です。

受験費用

TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®︎の受験費用は下の表の通りです。

試験 受験費用
TOEIC®︎ L&R 7,810円
TOEFL iBT®︎ 約37,000円(US$245:1ドル149.86円換算)

TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®︎の受験費用を比較すると、TOEFL iBT®︎のほうが約5倍ほどの高額になります。

また、TOEIC®︎ L&Rは割引制度があり、1度通常価格で受験申込みをすると、半年後から3カ月間に実施される公開テストのうち1回を割引価格7,150円で受けることができます。

さらに、その半年後にも同様の割引制度が適用されますので、繰り返し受験される人は受験費用がお得になります。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC Program|TOEIC® Listening & Reading Test|受験料・支払方法」

活用場面

TOEIC® L&RとTOEFL iBT®はともに英語を母国語にしない人を対象にしたテストですが、スコアを活用できる場面がそれぞれ異なっています。

TOEIC® L&Rはビジネスや日常生活で使う英語のレベルを測定するテストであり、進学だけでなく、就職や転職・海外赴任・昇進などのキャリアアップに活用できます。

一方、TOEFL iBT®は英語圏の大学・大学院で使われる学術的な英語のレベルを測定するテストであり、海外での進学や留学に活用できるとされています。

勉強法

TOEIC®︎ L&Rはリスニングとリーディングのテストであるため、リスニング対策と文法問題対策が必要になります。

リスニング対策としては、英語を聞きながら発音するシャドーイングが有効です。

文法問題対策には、TOEIC®︎用の単語帳で、基礎的な語彙の習得、高校英語レベルの文法を完璧にマスターすることをおすすめします。

TOEFL iBT®︎ではTOEIC®︎ L&Rの内容にスピーキングとライティングが加わるため、英語で話したり書いたりする訓練も必要になります。

TOEIC®︎とTOEFL®︎のスコア換算表

文部科学省が2018年3月に作成した「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」を参考に、TOEIC®︎ L&RとTOEFL®︎ iBTのスコアを比較します。

先ほど軽く触れましたが、CEFRとは、「Common European Framework of Reference for Languages」の略称で、ヨーロッパ言語圏で使われる、語学レベルの指標を示す国際標準規格です。

C2が最も高い英語レベルであり、A1が最も低くなります。各CEFRレベルについての詳細は、下記を参照ください。

参照:COUNCIL OF EUROPE「Common European Framework of Reference for Languages (CEFR)| Global scale- Table 1(CEFR 3.3):Common Reference levels」

CEFRを基に、TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®のスコアを比較すると以下のようになります。

CEFR TOEIC® L&R TOEIC iBT®
Listening Reading L&R
C2
C1 490点〜 455点〜 945〜990点 95~120点
B2 400〜485点 385〜450点 785〜935点 72~94点
B1 275〜395点 275〜380点 550〜775点 42~71点
A2 110〜270点 115〜270点 225〜540点
A1 60〜105点 60〜110点 120〜215点

TOEIC®︎ L&Rは10〜990点の5点刻みのスコア、TOEFL iBT®︎は各セクションが0〜30点、合計120点満点です。

例えば、C1レベルは、TOEIC®︎ L&Rは945〜990点、TOEFL iBT®︎は95〜120点となり、満点レベルが求められます。

B2レベルは、TOEIC®︎ L&Rは785〜935点と就活で有利になるスコアで、TOEFL iBT®︎は72〜94点で海外留学に望ましいスコアです。

参照:文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(平成30年3月)
参照:COUNCIL OF EUROPE「Common European Framework of Reference for Languages (CEFR)| Global scale- Table 1(CEFR 3.3):Common Reference levels」
参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC® Program|公式データ・資料|TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表」

TOEIC®︎とTOEFL®︎どっちを受験するべき?

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TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®︎では使えるシーンが異なるため、自身がどちらを受けるべきなのかをしっかりと把握した上でそれぞれのテストに挑みましょう。

TOEIC®︎は就職やキャリアアップ目的の人におすすめ

TOEIC®︎ L&Rは、ハイスコアをエントリーシートや履歴書に記入することで就活に有利になることがあります。

TOEIC®︎プログラムは160カ国、約14,000の企業・団体で活用されており、国内での実施は約2,900の企業・団体・学校に及びます。

企業・団体の約5割がTOEIC®︎スコアを採用時の参考にしており、社員に期待するスコアは平均500〜600点台です。

マスメディアや公共団体、鉱業などの業界を目指す場合には、600点以上のスコアを狙いましょう。

TOEIC®︎ L&Rのスコアは、キャリアアップやキャリアチェンジ、昇給・昇進の査定に関わることもあります。

参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC Program|就活サポート特集」
参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC Program|就活サポート特集|就活視点でデータからみるTOEIC®︎ Tests」

TOEFL®︎は海外留学を考えている人におすすめ

TOEFL iBT®︎はアカデミックなシーンで使われる英語に重きを置いているため、海外留学を考えている人におすすめです。

TOEFL iBT®︎はオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、イギリスを含むヨーロッパ、アジアの160カ国以上、12,000以上の大学・大学院およびその他の機関で利用されています。留学、仕事、移住を目的にした世界最高レベルの英語テストです。

例えば、カナダの留学プログラムでは80%以上、アメリカの大学では90%以上で、TOEFL iBT®︎のスコアの提示が求められています。海外留学を考える場合には、TOEFL iBT®︎でハイスコアを取ることを目指しましょう。

参考までに、アメリカの大学へ留学するためには、TOEFL iBT®︎のスコアが61点以上必要になります。また、アメリカの大学院の場合は、79~80点以上が必要です。

参照:TOEFL®テスト日本事務局「基本情報」
参照:一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会「語学留学|大学留学に必要な英語力」

TOEIC®︎とTOEFL®︎の勉強法の違い

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TOEIC®︎ L&RとTOEFL iBT®︎の勉強法についてそれぞれ解説します。

TOEIC®︎の勉強法

TOEIC® L&Rはリスニングとリーディングの能力を測るテストであるため、聞く力と読む力が必要になります。基本的には教材を使って自分で勉強を進めていきましょう。

TOEIC® L&Rの勉強法としては、公式問題集を解き単語や文法を毎日勉強することが基本になります。時間がある時には長文を解いたり、本番を意識した問題演習を行うのも効果的です。

単語・文法・リスニング、それぞれの勉強法について見ていきましょう。

単語

単語を覚える場合には、TOEIC®用の単語帳を使うのがポイントです。

TOEIC®用の単語帳なら「会議や発注などのビジネスシーン」「買い物や銀行手続きなどの日常のシーン」で頻繁に出現する単語が効率的に学べます。

文法

英文法では、中学レベルのものから丁寧に勉強し、土台ができたら高校レベルまで引き上げて勉強しましょう。

長文をスラスラと読めるまで音読するのがおすすめです。

リスニング

リスニングでは公式問題集の音声とスクリプト(音声の原稿)を活用するのがおすすめです。

TOEIC®はアメリカ、カナダ、ニュージーランド、イギリス、オーストラリアの5カ国のアクセントで出題されるため、それぞれのアクセントに対応できるように慣れておく必要があります。

関連記事:プレゼンス「学習コラム|TOEIC®勉強法”2023年度”完全版!リスニング/リーディング別の対策」

TOEFL®︎の勉強法

TOEFL iBT®︎は4セクション各30点満点で構成されており、0〜120点の間で得点がつけられます。海外留学での入学条件で提示されることが多いラインは60点です。

TOEIC® L&Rと比較すると、TOEFL iBT®︎では、スピーキングとライティングの能力も問われるため、4技能を総合的に勉強していくことが必要になります。

スピーキングとライティングはアウトプットの練習のため、一部独学では難しい部分があるかもしれません。

日本ではTOEFL®のテスト形式は2006年からiBTとなりました。その前はCBT(Computer-based Test)、またその前はPBT(Paper-based Test)でしたが、現在は、iBTでの受験しかできません。

テストの形式も点数配分も違うので、過去問題を使用して勉強する場合には、過去の問題が参考にならないという場合がある点に注意が必要です。

それぞれ項目別に勉強法を解説していきます。

参照:一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会「TOEFL iBT®テストスコア利用実態調査報告書2018年版 P.2」

リーディング

リーディング対策では特に単語力を強化する必要があります。TOEFL iBT®︎ではアカデミックな専門用語を意識して覚えましょう。

リーディングでは自然科学や芸術などの、日常生活ではあまり接することのないジャンルの単語が出てくることがあります。

また段落ごとの質問に正確に答えることができるよう、内容を確実に理解できる精読の力を身につけるとよいでしょう。

参照:TOEFL®テスト日本事務局「特徴・構成・料金」

リスニング

TOEFL iBT®︎のリスニングは、TOEIC® L&Rと違い問題文を先読みすることができません。

また、約1分程度の会話しか出てこないTOEIC® L&Rと比較して、TOEFL iBT®︎では3〜5分の講義・会話の内容を理解する必要があります。

そのため、TOEFL iBT®︎のリスニング対策としては、流れてくる内容を聞きながら理解し、必要に応じてメモを取るという練習をしていくとよいでしょう。

スピーキング

スピーキングでは、Independent taskが1問、Integrated tasksが全部で3問出題されます。

Independent taskは問題に対して自分の意見を述べるものです。

一方でIntegrated tasksのうち2問は、文章を読み、音声を聞いて、情報を要約する問題が出題されます。また、最後の1問は、音声を聞いて内容を要約する問題となっています。

TOEFL iBT®︎のスピーキングでは、与えられたトピックに対して自分の意見を簡潔に分かりやすく伝えるスキルが求められます。そのため、オンライン英会話等のフィードバックをもらえるレッスンが有効です。

流暢な発音よりも、はっきりと発音し正しく丁寧に伝える話し方を訓練しましょう。

ライティング

ライティングは全部で2問が出題されます。ライティングだけでなく、リーディング、リスニングの総合的な能力が必要です。

ライティングでは文章を組み立てるパターンをいくつか覚えておき、反復して練習する勉強法が効果的です。

【アンケート】TOEIC®・TOEFL®を両方とも受けた人の声

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TOEIC®・TOEFL®を両方とも受けた人30人にアンケートを実施し、TOEIC®・TOEFL®の難易度や勉強法を調査しました。調査内容は以下の3種類です。

  • 受験理由
  • TOEIC®・TOEFL®を比較した際の難易度
  • TOEIC®・TOEFL®の勉強法

それぞれ調査結果を見ていきましょう。

【アンケート概要】
調査時期:2023年10月19日~2023年10月21日
回答数:30件
調査手法:インターネット調査
調査対象:TOEIC®・TOEFL®を両方受けたことがある方
10代~50代の女性22人、男性8人

受験理由

受験理由は、TOEIC®︎、TOEFL®それぞれ以下の通りです。

項目 受験理由 人数
TOEIC®︎ 就職活動 11人
大学・大学院受験 5人
英語力向上 6人
職場のすすめ 3人
その他 5人
TOEFL® 留学 15人
その他 5人

最も多い受験理由は、TOEIC®︎の場合、就職活動と回答した人が11人、TOEFL®の場合、留学と回答した人が15人でした。

TOEFL®を留学以外の目的で受験した人の中には、大学や大学院で受験が義務付けられていた人もいました。

TOEIC®・TOEFL®を比較した際の難易度

続いてTOEIC®とTOEFL®を比較した際の難易度は下記の通りです。

難易度 人数
TOEIC®のほうが難しいと感じた 0人
TOEFL®のほうが難しいと感じた 20人
両方同じくらいの難易度だと感じた 4人
その他 6人

TOEFL®のほうが難しいと感じた人は、30人中20人で全体の6割以上でした。

TOEFL®には、TOEIC®︎で出題されないスピーキングやライティングの試験がある分、難易度は高いと感じる人が多いようです。

TOEIC®・TOEFL®の勉強法

TOEIC®・TOEFL®の勉強法としては、以下のような回答がありました。

項目 勉強法
TOEIC®︎ ・英字新聞を読む
・海外のラジオを聞く
・単語帳と公式問題集を何度も繰り返す
・過去問題を繰り返し解く(制限時間内に解き切ることに慣れる)
TOEFL® ・単語帳と公式問題集を解く
・スピーキング、ライティングの答え方・書き方の型を覚えてアウトプットの練習をする
・スピーキングは英会話の先生との会話練習やYouTube視聴を行う

TOEIC®︎とTOEFL®ともに、公式問題集や過去問題を繰り返し解いた人が全体の半数近くでした。

TOEFL®にはスピーキング試験がある分、英会話の先生や海外の友人とのスカイプ電話で生の英語を聞くなどの回答がありました。

スピーキングの勉強法としては、オンライン英会話などアウトプットする場をうまく活用することが有効であるようです。

TOEIC®︎とTOEFL®︎は目的に合わせて受験しよう

TOEIC® L&Rは、日常生活やビジネスで必要な英語コミュニケーション能力を測定するテストです。本記事でご紹介したアンケート結果でも分かるように、最も多い受験目的は、就職・転職です。

一方でTOEFL iBT®は、海外の大学・大学院で実際に使う英語力を測定するテストです。出題内容は、大学の授業で扱われる教科書や講義内容など、学術的な設問で構成されています。

受験目的は、半数の人が留学です。留学先の大学や大学院での入学選考でTOEFL®スコアの提示が求められているのです。

TOEIC® L&RとTOEFL iBT®︎では、活用できる場や試験内容、難易度も異なっています。

どちらの試験を受けるかは、自分の目的に合わせて選ぶようにしましょう。

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