学習コラムColumn
【 Let’s Rock !!! #5 】 大人の仕事
- 2014.5.7
deam come true
【名詞句】 夢を叶えること 夢の実現
[複数のみ]バンドグループ
先日、 ひょんなことから国立競技場にてサッカー観戦に行ってきました。
【ヴェルディ東京×FC岐阜】
ホームのヴェルディ側には多くのお客さんが、アウェイのFC岐阜は応援団も少なく少し淋しい感じでした。
私はヴェルディ側の応援席にいたわけなのですが、 敵陣営にはラモス監督、川口能活、 サントスなど、
元日本代表選手が勢揃いで、 非常に楽しめる内容でした。
全国の高校サッカー界の憧れである国立競技場は、 東京オリンピックに向けての改修が決まっており、
この日、 GWということでたくさんの子供達がスタジムに応援に来てい ました。
みんなそろって緑色のユニフォーム着ていて、 中にはスパイクまで履いてきている子もいました。
小さい頃はサッカー少年であった私は、 今でもJリーグ開幕試合を覚えています。 あの頃のヴェルディはスター選手が勢揃いで、
ここからが本題。
「今」を作る大人としての責任。 それは子供達がワクワクするような世界を作る事。
1ヶ月ほど前、火星の地中深くには水があり、 生物がいる可能性があるということが判明しました。
今さらながら、宇宙人の存在を彷彿させるこの出来事に、 年甲斐もなく胸が高鳴る思いでニュースを読んでいました。
私たちが生きている間には、 サッカー日本代表チームはワールドカップで優勝できないかもしれ ないし、宇宙人も見つからないかもしれません。
しかし、 きっといつか子供達がそれを実現します。
子供達がワクワクするような世の中を作るために、 あと私たちには何ができるでしょうか。
そもそも私達は、子供達のために世界という大きな船を正しい舵をきって運行できているでしょうか。
日本に革命を起こした吉田松陰は、最後にこう綴っていたそうです。
「もうすぐこの世を去るというのに、こんなに穏やかな気持ちでいられるのは春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えていたからです。
~中略~
私は30歳で四季を終えました。
私の実りが熟れた実なのか、モミガラなのかはわかりません。
ですがもしあなたたちの中に、私のささやかな志を受け継いでやろうという気概のある方がいたら、これほどうれしいことはありません。
いつか皆で収穫を祝いましょう。
その光景を夢に見ながら、私はもういくことにします。」
自身が思い描いたことを、その目で見る事はできなかったとしても、
必ず跡を継いでくれる人たちがいると信じていたんだと思います。
とても考えさせられる言葉ですね。