TOEIC®TEST 出題形式一部変更に伴う対応について

去る2015年11月5日、日本でTOEICを主催する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会より、第210回公開テスト(2016年5月29日実施)からTOEICの出題形式を一部変更することが発表されました。
http://www.toeic.or.jp/info/2015/i025.html
(TOEIC公式ウェブサイトにリンクしています)
それを受け、2016年5月29日の公開テストをターゲットにしたコースよりテスト形式が変更した後の新TOEICに対応予定です。
 
また、オンラインコースにおいても、2016年3月より、順次テスト形式が変更した後の出題形式に対応したカリキュラムとなる予定です。
詳細が整いましたら、順次ご案内させていただきます。
 
新TOEIC対応に関する FAQ
Q いつからTOEICが変わるのですか?
2016年5月29日からです。
Q 具体的にどのように変わるのですか?
各パートの問題数が変わり、新しい問題形式が追加されます。
例えば、リスニングセクションではPart1・2の問題数が減り、Part3の問題数が増えます。
新しい問題形式の例としては、リスニングのPart3は今まで2人のスピーカーが話していましたが、
5月以降は3人のスピーカーが話している問題も追加されます。
(どれくらいの割合で追加されるかは、ETSより発表されていません)
Part7では、今まで2つの関連する文書を読んで理解する設問がありましたが、5月以降は
3つの関連する文書を読む設問も追加されます。
詳しくはサンプル問題がETSのホームページ(TOEICの公式ホームページ)に掲載されています
のでご参照ください。
http://www.toeic.or.jp/info/2015/i025/i025_01.html
 

パート 現在 問題数 2016年5月以降 問題数
1 写真描写問題 10 写真描写問題 6
2 応答問題 30 応答問題 25
3 会話問題 30 会話問題 39
4 説明文問題 30 説明文問題 30
5 短文穴埋め問題 40 短文穴埋め問題 30
6 長文穴埋め問題 12 長文穴埋め問題 16
7 1つの文書 28 1つの文書 29
2つの文書 20 複数の文書 25

 
Q 4月までのTOEICと5月までのTOEICはどちらが難しいですか?
  また、どちらの方がスコアを取りやすいですか?
スコアはこれまでと同様にリスニング・リーディング共に495点満点で算出されます。
どちらの方が簡単か、そしてどちらの方がスコアを取りやすいかというご質問に対しましては
一概には言えませんが、5月以降のTOEICではリスニングもリーディングも
複数の情報源から得られる情報を紐付ける能力がより問われています。
そのため、テクニックも必要ですが、それよりも真の英語力
(長い文を聞き取る力、速読力など)が問われている試験形式になっています。
今までの形式に慣れていらっしゃる方は、
5月以降のTOEICの形式が難しく感じることがあるかもしれません。
Q 勉強時間が増えるのでしょうか?
プレゼンスのTOEICコースではテクニックをお伝えするのがメインではなく、
英語の基礎力を徹底してからTOEICの得点力をつけていくというコース設計になっています。
今回のTOEIC変更に際し、変更となるのはテクニックの部分になるので、
勉強時間は今までと変わりません。
Q 4月ターゲットクラスだけど、5月も受験したい。プラスの勉強方法は教えてもらえますか?
そのような場合は、コーチから対策をクラス内でお伝えします。
Q 4月ターゲットクラスでも5月以降のターゲットでも結果はでますか?
5月以降の対策をクラス内でお伝えします。
Q どのような教材を使っていきますか?
プレゼンスはまず英語力の基礎を徹底するスクールですので、
基礎を徹底するための教材は今までと同様のものを使っていきます。
問題集においては、公式問題集 新形式問題対応編を使用していきます。
Q 2016年4月までのスコアは無効になってしまうのですか?
無効にはなりません。TOEICのスコアには有効期限はありませんが、
認定証(スコア票)の発行は2年以内です。