お知らせInformation
Teach For Japan CEO 中原 健聡様による講演会を開催しました。
- 2019.11.11
昨日2019年11月10日 (日) PRESENCEにて、Teach For Japan CEO 中原 健聡(なかはら たけあき)様による講演会を開催しました。
講演のタイトルは『「教室から世界を変える」Teach For Japan CEOが考えるキャリア選択の軸とは?』
Teach For Japanは「すべての子どもが、その子にとって素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」
というビジョンのもと教育への情熱と成長意欲を兼ね備えた人材を独自に選抜・研修、全国の公立小中学校に教師として紹介し、
2年間現場に赴任するフェローシップ・プログラムを運営しています。
その代表である中原氏自身も元はスペインのプロサッカー選手として活躍され、その後Teach For Japanのフェロー(教員)となり、
2019年4月にCEOに就任されたご経歴をお持ちです。(プロフィール詳細は後段に載せております)
昨日のイベントの講演会では、現在の教育現場における課題、それに対してTeach For Japanが取り組んでいること、
中原様がなぜプロサッカー選手から教育のNPO法人への転身を決意したのかを伺い、自身のこれからのキャリアについて、考えさせられるきっかけとなりました。
参加者の方からいただいた会費は全て、Teach For Japan様への寄付とさせていただきました。
フェローシッププログラムの8期の募集も現在行っているので、ご興味がある方はこちら
PRESENCEでは今後もこのようなイベントを定期的に開催してまいります。乞うご期待ください!
◆講師プロフィール:Teach For Japan CEO 中原健聡
2011 年に大阪体育大学を卒業。卒業後は単身スペインへ渡り、プロサッカー選手として契約を掴んで3 年間プレー(2〜4部リーグ)。
サッカー選手時代にキャリア教育の講師として複数の学校へ講演会に行く機会があり、その経験を通して「教育から日本に貢献する」事
がVISIONになり、学校を建てるために帰国。その後、大学や認定NPO 法人TeachForJapanの教師(フェロー)として小学校で勤め、
2017 年4月より札幌新陽高等学校に校長の右腕として赴任。新陽高校では、授業を教えるのではなく学校の経営や運営に携わり、新規事業
の立ち上げ、他校や企業と連携したカリキュラム開発を担当し、探究コースを2018年より新陽高校で開設。探究コースでは生徒の発達
とライフスキルに焦点を当てたProject based learning と個別に応じた知識の獲得に個別学習システムを導入しており、教育効果を偏差値で
はなく「生きたいように生き続ける力」と設定し、人が育つ環境である学校を新たにデザインし全国でも注目される有数の学校となった。
また、2019 年4月より、認定NPO法人Teach For Japan のCEO に着任し、教員養成課程や教員免許の側面から日本の教育改革の推進へアプローチしている。