我究館/PRESENCE 卒業生による講演会を行いました。

2019年5月11日(土) PRESENCEにて、我究館/PRESENCE 卒業生限定の講演会を行いました。
講演のタイトルは『これからの未来を創るすべての日本人に伝えたいこと~国境なき医師団での118ヶ月間とハーバード・ケネディスクール合格の経験から~』
講師は、国境なき医師団で日本人初の活動責任者となり、先日ハーバード・ケネディスクールに合格された村田慎二郎氏。(プロフィール詳細は後段に載せております)
定員が40名にも関わらず3日で満席となり、当日はみなさま村田様の話に聞き入っていました。
紛争地域では具体的にどのような活動を行っていて、課題となっていることが何か等のお話であったり、村田様がなぜ国境なき医師団で活動しているかの理由を伺うことができたりと、自分自身の生き方、パブリックマインドについても深く考えさせられる内容でした。
参加者の方からいただいた会費は全て、国境なき医師団への寄付とさせていただきました。

 

以下、参加者の方からいただいた講演の感想の一部の抜粋です。

(感想)————————–——————————————————————————————————

・国境なき医師団の活動には以前より注目しておりましたので、前線及び中枢で実際にお仕事をされていた方のお話がきけてよかったです。メディカルアタックの停止までの今後の道のりを応援します。
 
・貴重なお話をありがとうございました。素晴らしい講演会に参加することができ、一晩経ってもまだ感動冷めやらず、胸がいっぱいです。「大海に出でよ」と仰っていた杉村太郎さんのように、「自分の個人の夢よりもっと大きなものに人生をかけよ」「Publicに対する使命感を持つ」と仰っていた村田さんの言葉は特に印象に残りました。我究館、Presenceの後輩として、村田さんの今後益々のご活躍を心から応援しております!

・素晴らしい講演をありがとうございました。私自身が生涯の中で成し遂げたいことは何か改めて考えるきっかけとなりました。

・土曜日は入学までのお忙しい中、お時間を捻出頂きありがとうございました。2日経っても、むらしんさんのメッセージが頭をかけめぐっています。一番印象に残ったのは、Publicへの貢献です。私もPRESENCE・我究館を経て自分の軸を見つけ、転職しました。今自分らしく活き活き仕事を出来ているな、と思っていますが、次のフェーズとしていかに社会に価値を提供するのか、考え行動する必要性を痛感しました。土曜日からすごくワクワクしています。ありがとうございました。アメリカに行かれても、お身体にはくれぐれも気を付けて下さいね。

・私は村田様より一回り程度年上です。お恥ずかしながら人生100年を豊かに生きるためにいつまでもキャリアアップをと考えております。自分より年下の方々の熱気を感じたく、自分を鼓舞すべく参加させていただきました。予想通り感じ入る時間でした。ありがとうございました!

・私は看護師をしており、海外青年協力隊として社会貢献を考えています。夫の理解が得られず離婚する結果となり苦しい日々でしたが、村田さんの言葉を胸に夢を追いたいと思います。本当にありがとうございました。

・参加費が寄付というのがまずよかったです。publicのキーワードが心に刺さりました。

・私は平凡なサラリーマンですが、村田様の生き方に非常に心を打たれました。ケネディスクール及びその卒業後のご活躍を楽しみにしております

・夢を持つこと、チャレンジすることの大切さを改めて実感出来ました。

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PRESENCEでは今後もこのようなイベントを定期的に開催してまいります。乞うご期待ください!

◆村田 慎二郎氏  プロフィール

静岡大学人文学部経済学科卒。3年間の外資系IT企業の営業職を経て、2005年に国境
なき医師団に参加。2012年に日本人初の活動責任者となって以降、2015年まで計4度
延べ2年に渡りシリア内戦の最激戦区であったアレッポ県の医療人道援助活動を指揮・
統括。その後も南スーダン、イエメン、フィリピンの活動責任者を歴任。国際人道援
助の最前線で計118ヶ月間の現場経験を持つ。
2019年、ハーバード・ケネディスクールMC/MPAにジョン・F・ケネディ・フェローシ
ップから授業料全額免除のアウォードを獲得し、合格。
我究館8期生。PRESENCE受講クラス、多数。
ⓒ Toshiya Abe