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「TOEIC®スコア850点ってどれくらいすごいの?」
「TOEIC®スコア850点ってどうやって勉強したら到達できるの?」
このようなお悩みを、徹底的に解消していきます!
- TOEIC®スコア850点はどれくらいすごいのか?レベル感や取得のメリットがわかる
- TOEIC®スコア850点を取るために必要な勉強時間やおすすめの勉強方法がわかる
TOEIC受講者の上位10%という850点の大きな壁。
700点くらいまでは独学でたどり着けたんだけどそこから伸び悩んでいるという方は少なくありません。
850点とは世間的にどう評価されているのか。現在の点数から850点にたどり着くにはどの様な意識や取り組みが必要なのかを徹底解説していきます!
これを読めばあなたも上位10%の得点者に仲間入り。今より更なる明るい未来を歩んでいきませんか。
この記事を書いた人
英語コーチングPRESENCE 若林大輝
明治大学農学部農芸化学科を卒業後、酒類関連の商社に営業として入社。外国人とコミュケーションを通じて世界観を広げていくことに価値を感じ、オーストラリアのブリスベンにて留学を4年半経験。
現地では飲食業界にて従事。マネージャーとして20名ほどの多国籍なチームを牽引し、市内で店舗を拡大。

TOEIC850点のレベルはどれくらいすごい?

外資系企業や英語を使う部署では即戦力とみなされることが多いです。
昇進やキャリアアップの際に有利になることがあります。
Youtuberで例えるなら、10万人以上の登録者を持つ影響力のある存在です!
全体の上位10%
2023年度の日本人受験者の平均スコアは612点で、TOEIC850点は全体の上位10%以内に入ります。

TOEIC850点を持っているというだけで注目される存在になれますね!
偏差値は約66.1
日本人受験者の中で非常に優れたスコアです!
大学受験などでも偏差値65以上の大学は高学歴と言っていいでしょう。
具体的な英語力は”高度な情報処理能力を持つ英語利用者
長文をスピーディーに読み取り、要点を掴む力が備わっています。
細かい文法ミスを見逃さず、複雑な文構造も理解可能です。
リスニングにおいては、スピードが速くても正確に聞き取れます。
転職で企業が求めるスコアは700点以上
国内の営業や一般事務などであれば600点あれば有利になると言われていますが、国際的な業務を行う企業では700点以上が求められます。
英語でのやりとりが頻繁な職種(営業、貿易事務、カスタマーサポートなど)でよく求められるラインです。
さらに850点以上となれば、ほぼすべての業務を英語でこなす力があると見なされ、転職に有利になる事は間違いありません!
英検との比較は準1級~1級に相当
英検にはスピーキングやライティングもあるため直接的な比較は難しいです。
それでも「読む・聞く」の能力だけで測定すればTOEIC850点は「英検準1級」と「1級」の間に位置することが多いです。
SW共に140点を超えていれば、英検準1級の合格レベルにかなり近いと判断できます!
TOEIC850点を取得するメリット

就職・転職での優位性はもちろん年収アップの可能性が上がります。
プレゼンスの受講生では海外赴任のためにTOEIC850点以上を目指している方もいます。
メリット①就職・転職での優位性
英語での業務が問題なくこなせる証明として多くの企業で高評価を得られるため、外資系企業やグローバル企業での採用が有利になります。
さらには国内企業でも昇進やキャリアアップに有利です。
英語力が求められる部署やプロジェクトで起用される機会が望めます。

昇進の基準や転職の際に使う履歴書にTOEIC850点は使うことができます!
メリット②年収アップの可能性
TOEICスコアによる資格手当がある企業をご存知ですか?
多くの企業で、800点以上を達成すると月額数千円~数万円の手当が支給される場合があります。
また、高収入職に就くチャンスを広げます。

コンサルティング、IT、金融業界など、年収が高い職種で英語力が重要視されることが多いです。
メリット③日常生活での利便性
海外旅行でうまくコミュケーションが取れず、「もっと英語が理解できたらな」と思っている人は沢山いるのではないでしょうか?
スコアが850点もあれば現地でのコミュニケーションがスムーズになり、旅行や生活をより楽しめます。また情報収集能力の向上にも繋がります。
英語での情報検索や、英語で書かれた専門書・ニュースを理解する力が備わるため、知識の幅が広がります。
TOEIC850点を達成するための勉強法

単語・リスニング・リーディングで分けてご紹介します。
それに加えて、公式問題集を定期的に解くことで、自分の得意・苦手パートの傾向を把握し、得点に影響を与える要因を分析したうえで適切な対策を講じることも重要です。
勉強法①キクタン800

全て覚えるのはもちろん、その単語の意味が即座に出るスピード感や品詞まで理解でいているかがTOEIC850点を目指す上で重要です。
覚えにくい単語に関してはフレーズやセンテンスを利用して覚えらえるので非常に便利です!
愉快なリズムの音源も無料で聞けます!
勉強法②文法の徹底復習
「30問を10分」で解き終わるスピードで正答率をいかに上げられるかが重要です。
問題を解いた後はただ正解を確認するだけでなく、「なぜほかの選択肢は正解にならないのか」を他の人に説明できるほど理解ができている必要があります。

内容としては高校英語の文法を一通り理解できている状態にしましょう。
勉強法③速読
特にPART7の対策として、長文を限られた時間で読み解くスピードを鍛えましょう。
1問1分で解くことはマストであり、TOEIC850点を目指すのであればシングルパッセージは1問1分未満で解きたいです。
そのためには「帰り読み」や「後ろから文を訳す」という様な癖を直す事は必要不可欠です。
勉強法④シャドーイング
音声をそのまま真似る練習で、音を正確にキャッチする力を身につけましょう。
英語を聞きながらそれを真似して発音する練習方法のこと
その後は意味を理解しながら音のキャッチができているかを確認する事が重要です。
ポイントは「意味のカタマリごとに前から訳せているか」を意識することです。
勉強法⑤公式問題集
必ず時間を測りながら模試を行い、各パートの正答率や適正時間で問題が解き終えているかを徹底的に分析しましょう。
問いた後は、覚えてなかった単語を必ずピックアップして覚えることが大切です。
TOEICの勉強方法についてもっと知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください!
関連記事:TOEIC®勉強法完全版!リスニング/リーディング別の対策
TOEIC850点を取るために必要な勉強時間

現在の点数によって必要な勉強時間は大きく異なります。
現在のTOEICスコア | TOEICスコア850点までの勉強時間 |
---|---|
250点 | 1,450時間 |
350点 | 1,225時間 |
450点 | 975時間 |
550点 | 725時間 |
650点 | 500時間 |
750点 | 275時間 |
例えば、現在750点の場合、目安として200~300時間の学習が必要だと言われています。
毎日2時間勉強すれば、3~5か月で目標達成が可能です。
現在のあなたのTOEICスコアと確保できる勉強時間に合わせて、どれくらいの勉強時間が必要か考えてみましょう。
TOEIC850点を取るためのパート別正答率

TOEICでは、リスニングの方が高得点を取りやすい傾向があります。
その理由は以下の通りです。
- 問題の難易度にバラつきが少ないため、ある程度のリスニング力があれば比較的安定して正答できる。
- リスニングはスピード勝負になりにくい。
リーディングよりも時間制約が少なく、問題の流れに乗れば解答しやすいです。
したがって、リスニングで確実に450点を取ることが、850点への近道になります。
そして850点を達成するために、各パートでの必要な正答率を考えます。
リスニング(L:450点) | リーディング(R:400点) | |
---|---|---|
目標正答率 | 約85%(85問/100問) | 約80%(80問/100問) |
設問数 | Part 1(写真描写):6問 Part 2(応答問題):25問 Part 3(会話問題):39問 Part 4(説明文):30問 | Part 5(短文穴埋め):30問 Part 6(長文穴埋め):16問 Part 7(長文読解):54問 |
まず、リスニングでは450点を狙う意識を持ちましょう。
この中でもPart 1・2は「満点を狙う意識」を持ち、確実に得点を取ることが求められます。ここが安定すれば「音声知覚」の力が定着するため、自ずとPART3・4は上がるはずです。
Part 1・2が満点なら、Part 3・4で「15問」間違えても問題ないと考えると、大きな安心感につながりますね!
また、リーディングでは400点を狙うつもりで臨みましょう。
Part 5・6で時間を短縮し、Part 7の読解に時間を確保する事は必要不可欠です。
読解の精度を上げて、長文でも高い正答率を維持しつつ、確実に850点をとるには「速読力」を身につけなければならないです。
英語コーチングPRESENCEの受講生でTOEIC850点を取った人の特徴

特徴①模試を定期的に行い、自分の弱点を克服できた人
TOEICでは、得意な部分を伸ばすよりも苦手な箇所を克服する方がスコアを伸ばしやすいです。
850点を目指す方は既に高得点を持っているため、伸びしろは小さいかもしれません。
しかし、模試の結果を分析し、それに基づいた対策をしっかり行えば、目標を達成することが可能です。
特徴②回答スピードを強く意識できた人
850点という高得点を取るにはリーディングの時間配分は非常に重要です。
Part5〜6までは時間の目標設定されてる方が多いと思いますが、PART7を1つと考えるのではなく、SP(シングルパッセージ:1つの文章)とMP(マルチプルパッセージ:2つもしくは3つの文章)に分けます。
具体的には、Part5とPart6合わせて20分で終わらせ、PART7においては、SPでは1問1分未満、MPでは1問1分のペースを必ず守りましょう。
Part5とPart6 | 合わせて20分 |
PART7のSP(シングルパッセージ:1つの文章) | 1問1分未満 |
PART7のMP(マルチプルパッセージ:2つもしくは3つの文章) | 1問1分 |
そしてこの回答スピードで解けるようになるには、日々の学習で必ず「時間を測る」ことが必要です。
回答スピードの感覚が掴めれば、本番で時計を意識しすぎずに多少の余裕を持って回答することができます!
特徴③週に15~20時間の学習
質の高い学習を週に15~20時間続けられる方は、高い確率で結果を出しています!
効率的な学習法を取り入れ、計画的に取り組むことが成功への近道です。
2ヶ月でTOEIC850点を目指すならPRESENCE!
「質の高い学習とは何なのか」「計画的にとは言うもののそこがいまいち分かりにくい」といった方はぜひプレゼンスのコーチと学習を進めて目標達成しましょう!
グループコーチングであるため一緒に頑張っていく仲間もいます!
切磋琢磨の環境が整ったPRESENCEのクラスを受講すると、目標達成後も次なる高みを目指しにいく習慣を身につけることも可能です!