学習コラムColumn
先日、海外出張を控えた受講生の方に、上手に聞こえるにはどうしたらいいのかなー、とライトに質問されました。
一番簡単なのは、「あ、この人の英語真似出来るかも」「真似したいな」と思う人を見つけて真似することだと思っています。
自分にはない、と思う要素を見つけて意識的にどんどん取り入れるのです。
そうするとかなりのスピードで英語が上達します。
例えば、「上手に聞こえる」には、様々な要素があると思うのですが、フッと思い浮かんだのがヨーコ・オノです。
彼女はジョンレノンの妻として有名ですが、今まで様々な批判も受けながらも負けずに活き活きと活動されています。
いろんな意見があるとは思いますが、個人的には「強い女性」のシンボル的存在だと思っています。
なんと、80歳ということですが、そうは見えないバイタリティ!
そんな彼女の英語は、Native並みではなく、発音にも少し独特の癖があります。
しかし、上手に聞こえる、そして、伝わる英語の一つだと思っています。
もちろんそもそものリスニング・スピーキング力あってこその自然なやり取りですが、その他に英語力以外に私たちがすぐ真似できるところがあります。
動画を是非見てみてください。↓
何だと思いましたか?^^
私の解釈では・・・
・”you know”や、”well”などの場つなぎ表現の多様
⇒不自然な間を持たないようにしているのです。流れるように話すようにしていらっしゃいます。
・恥ずかしさをかなぐり捨てる
⇒「伝わるかな?」「発音、アクセントは合っているかな?」「どんな反応されるかな?」そんな邪念や恥ずかしさなんて微塵も感じません。
どれだけこのメンタルで英語を話せるかは、力を発揮する上で非常に重要です。
上記ポイントは、すぐに意識的に真似できます。
意識を少し変えるだけで、今持っている英語力で実はもっと上手に話せる可能性があるのです。
繰り返しになりますが、ただ単に英語力の底上げだけではなく、意識一つで大きく印象やスピーキングのアウトプット力は変わるのです!(しつこいですね(笑))
意識するポイントを見つけるには、まずは最初に記述したように真似したい人を見つけることをお勧めします。
P.S.ただ、無意識的にヨーコ・オノのように出来るようになるには、英語力アップを図る一方で、やはり上記ポイントを意識しながら英語を話す機会を多く持ち、慣れることに尽きます。継続こそ力なり。
(梅田)