学習コラムColumn
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単語暗記にも2つの回路があります。
「知っている・わかる」の、Passiveなボキャブラリー力。
もうひとつが「使える」の、Activeなボキャブラリー力。
Activeなボキャ力のほうが、難度が高いですね。
まずはTOEIC対策などで、「英語から日本語が分かる=Passiveなボキャ力」のインプットをしたあとに、
同じ単語を「日本語から英単語を言える・書ける」の回路でインプットしていくと、
徐々に「使える」のActiveなボキャ力が付いてきますよ。
Passiveで覚えた単語も、使うシチュエーションなどをイメージして、より早くActiveな力に変換したいですね。
(船橋)
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以前船橋コーチがfacebookに投稿していたものをご紹介しました。
大学受験のときにあんなに単語を暗記したのに・・・
いつも使ってる単語が同じ・・・
英会話力をつけようと単語を暗記していると、
必ずといっていいほど思うことではないでしょうか。
実際に私はそうです^^;
「知っている・わかる」ゾーンにある単語を「使える」ゾーンに移行する必要がありますね。
そこで、今回は私の実体験をご紹介させてください。
たとえば、
「remind A of B」は「A(人)にB(人・物・事)を思い出させる」ですよね。
でも、これをいちいち考えていたら、リアルタイムの会話についていけません。
どっちがAでどっちがBだっけ?
なんて悩んでるうちに別の会話に移ってしまいます。
そこで、この表現を使った英文を何回も何回も口に出してなじませました。
私は、Avril Lavigneの「When You’re Gone」の中のこの歌詞がお気に入り。
↓↓↓
♪Everything that I do reminds me of you.
自分のすること全部が私に(=A)あなた(=B)のことを思い出させる
恋人が去ったあとの悲しい歌なのですが、
このフレーズを使うシチュエーションまで想像できるのでスッと頭に入ってくるんです。
なんでも良いから、なじみやすい英文を繰り返していれば、口が勝手に動くようになります。
使う英文は、自分で作るも良し、単語帳に載っているものでも良し。
試しにこちらを10回繰り返してみてください。
reminds me of you
reminds me of you
reminds me of you
・・・「reminds」といったら反射的に「me」が出てきませんか?
そうなれば、あとは意識して実際の会話で使うだけです。
「使える」ゾーンに表現が1つ増えましたね^^