学習コラムColumn
“What”より、”Why”を買う
- 2014.1.17
世界中の優れたプレゼンが満載のTEDというサイト。
http://www.ted.com/
このプレゼンを、語学学習に使っている方、きっと多いと思います。
私もその1人です。
今使っているのは、Most Viewedにも登場する、「How great leaders inspire action」
とても有名なので、ご存じの方も多いですよね!
さて、このプレゼンの冒頭では、なぜApple社の製品が売れるのかを具体例に、
あるメッセージが繰り返し出てきます。
People don’t buy what you do; people buy why you do it.
このメッセージを、プレゼンスに置き換えてみました。
2つの宣伝文句のうち、皆さんはどちらに惹かれるでしょうか?
「私たちは英語スクールです。優れたコーチがいます。いつも受講生を思って丁寧な対応をします。効率的なカリキュラムとメソッドで、忙しい社会人でも短期間で結果を出すことができます。さあ、ぜひプレゼンスへ!!」
「私たちは、忙しい社会人の皆さんに、無駄なく、効率的に英語力を伸ばしてほしいと思っています。そのためのカリキュラムとメソッドを開発しました。そしてコーチが勉強を後押しします。さあ、ぜひプレゼンスへ!!」
私がお客様なら、後者のほうが「行きたいな!」と思えました。
プレゼンの中でSimon Sinekが繰り返した通り、
「この製品はどんな優れた点があるのか」を宣伝されるよりも、
「なぜ、この製品を作ったのか」という会社の思いに共感できた方が、
人はその製品を買おうと思えるのかもしれません。
それはともかく、
興味のあるプレゼンを使って英語のトレーニングをするのは、とてもおすすめです!
山田