学習コラムColumn
今年のおみくじの話
- 2014.1.14
皆様、船橋です。本年もよろしくお願いいたします^^
さて、唐突ですが、今年の私が引いたおみくじの文章をご紹介します。
「難儀苦労のあるときばかり神の御袖にすがる気か
難儀の時の神頼み、平素は一向に振り向きもしないで、人の力の及ばぬ苦しみに行き合わすと
にわかに神様神様と騒ぎ立てる。神様も可哀想だと思し召しお助けなさって下さるでしょうが、
私共は平素から神様を敬い御心に叶う様正しい行いをしておかねばならぬ。」
です・・・・・。背筋が伸びるようなメッセージをいただきました。
でですね。これ、非常に悪そうな、「凶」だと連想してしまいそうな内容に聞こえませんか?
でも実は「中吉」のおみくじなんです。
最初に上記の文章だけ目にして、ゾゾゾッとしたのもつかの間。ひっくり返すと「中吉」の文字。
ちょっとホッとしたと同時に、おみくじの有り難みが至極腑に落ちた瞬間でした。
当たり前のことかも知れないんですが、
占いではなく、指針をくれるんですよね。
そして、ゾクッとするメッセージが自分に刺さるようになっている。
だって、おみくじにあった「中吉」のランクは私の心に残らず、「神頼みはだめだよ!」っていう
くだりが強烈に心を支配したのです。
それは、ちょうどその時に思い当たることがあったから、なんですよね(苦笑)。
ということで、指針ともいえるおみくじ。
枝に結ばずに手元の手帳に貼り付けました。
その時々自分に必要な気付きをいただける仕掛け。
それがおみくじなんだと思います。
素晴らしい先人の知恵に感謝です。