【英語初級中級者向けコラム】#63.英会話のハードルは「恥ずかしさ」?

こんにちは!
 
英会話を習うキッカケの1つとして
「海外旅行で、とても困った経験をした」「ビジネス英語が出来なくて、社内で恥ずかしい思いをした」
というのは、よくあることですよね。
 
そういう「困った」「しまった!」「恥ずかしかった」という体験を克服するために
英会話を習い始めた方は少なくないと思います。
 
トラブルに立ち向かう姿・・・とても素晴らしいと思います!
その一方で、一番もったいないなと思うのは、そういう思いを放置してしまうことです。
 
また、一度でも苦い思いを経験してしまうと、英会話に対して恐怖感が芽生えてしまい
「間違えた時の恥ずかしさを思うと英語を声に出すのが怖い…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
うーん・・・
もしかしたら英会話の最大のハードルは“恥ずかしさ”かも知れませんね。
 
しかし、なぜこんなに恥ずかしいと感じるのでしょうか?
 
『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』の著者である向山淳子先生が
ある雑誌で、こんなことを書かれていました。
 
 
(以下、要約です)
――
日本人は義務教育で中学校から英語を勉強する。
 
だから一般的な日本人は「日本人は英語がある程度できて当たり前」という風潮があり、
日本において、英語が苦手なことは勉強が不得意だというレッテルを貼られかねない。
 
しかし、これは英語だけに限ったことで、仮にほんのちょっとでも韓国語を知っているだけで
「韓国語で○○って、何ていうか知っている?」などと得意げに話したりする――
――
 
 
これですね!
英語を義務教育で学んできた私たち日本人にとって、英語は「できて当たり前」というイメージがあるのです。
 
中学3年間、高校3年間、英語を勉強してきたという実績があるから言い訳ができなくなってくる…。
だから間違うことに対する恥ずかしさがあるのかもしれません。
 
もしかしたら、英会話を学習することは、間違うことに対する恐怖心との戦いなのかもしれませんね。
 
“下唇をちょっと噛む”とか“舌を噛み息を吐き出す”とか・・・
いわゆる英語独特の発音をするのが恥ずかしいと感じるかもしれませんが、
恥ずかしがって声に出さないことは、英会話のトレーニングにおいて損することになります。
 
そんな恥ずかしさを捨て、堂々と大きな声で英語を話すことこそが
英語を話す上で実は一番大事な要素かもしれないですね。
 
以前の受講生さんで
タクシーで行き先のメモを渡して、ただ一言「GO!!」と言った方もいます。
 
英語はあくまでコミュニケーションの手段のひとつです。
自分の意思を相手に伝え、相手がそれを正確に受け止めてくれれば、コミュニケーションは成立します。
 
もちろん正しい文法で伝えることができれば良いのは言うまでもありませんが、
その前にまずは周囲の目を気にせず、声に出して意思を伝えてみましょう!
 
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