学習コラムColumn
「才能とは、自分自身を信じる力だ」
- 2015.2.19
プレゼンス創業者の杉村太郎著 『アツイコトバ』(中経出版)にあるのが、
タイトルの「才能とは、自分自身を信じる力だ」です。
今日、体験談のインタビューのために、
昨年のTOEFLコースの受講生(Kさん)とランチをご一緒させていただきました。
お話を聞きながら、まさに「自分自身を信じられていることが勝因なんだろうな」と実感する内容がありました。
Kさんは、TOEFLで、
勉強しても勉強しても、ほんの1~2点しかスコアが伸びない時期が、
なんと半年も続いたと言います。
半年ですよ、半年!
ご多忙な中で毎週20時間もの勉強をされ、土日は終日勉強に費やしているのに、
スコアが伸びない・・・
私たちコーチなら、たくさんの受講生を見ていますので、
90点を超えている人の場合には、そういったことは珍しいケースではないことを知っています。
※ちなみにTOEFLは120点満点です。トップスクール出願には100点突破が目安になります。
ですが、そんなことは知らないKさんにとっては、
本当に苦しかったと思います。
出口の見えないトンネルをひたすら歩かなければいけないのですから、自棄になったり、投げ出しても、おかしくないのに、
それなのに淡々と勉強を続ける。
なぜ、Kさんはそれが出来たのでしょうか。
彼女はこう言いました。
「今まで勉強してこなかったんだから、絶対量が必要なだけ。時間がかかるのは仕方ない。でも続けていれば、必ず伸びると信じていました」
確かにその通りです。
でも、こんな風に思えるのは、彼女が自分自身を信じているからだと、感じます。
そして、なぜ彼女が自分自身を信じているかというと、
過去の成功体験があるから。
過去に、努力して、結果を出してきた経験があるから。
つまり、どんなに些細なことでも、自分なりに頑張って、自分なりに満足できる結果を残す経験をしたら、
次もまた挑戦ができる。そして過去の経験から自分を信じて、結果を残すための努力ができる。
そんな好循環に入っていかれるんですね。
「才能とは、自分自身を信じる力だ」
自分自身を信じるためにも、
目の前の小さなことでも、満足できるまで頑張ってみるというのも、
1つの取っ掛かりのように思います。
ちなみに、今日お話を伺ったKさんは、
トンネルの中を歩いていた半年間で3点しかスコアが伸びなかったにもかかわらず、
トンネルを出た翌月、一気に10点もスコアが伸び、106点を獲得されました。
めでたし、めでたし!
ヤマダ