私の好きな”プロスポーツ選手”

「ジェットミサイルが消えるー スタンドー 超えてー 鉄人リストで狙え ぶちかませ大空へ」
 
これを見てピンときた方は、
相当な野球通ですね^^
 
ソフトバンクホークス日本一!ファンの皆様、おめでとうございます。
翌日の秋山監督の記事を読みながら、選手時代の応援歌(上記)を思わず口ずさんでしまいました(まだ覚えてる!という事実に、少し感動したりして)。
backten3
 
実家が西武球場から電車で10分という場所にあることもあって、
小さい頃、西武球場で西武ライオンズを応援することは、私の放課後の日課でした。
85~90年、4年連続日本一など、西武ライオンズが黄金期を迎えた頃です。
私は前職で野球記者をしていたのですが、
記者という選択は、小さい頃の体験が間違いなくベースにあったのが理由だと思います。
 
その黄金時代の看板選手が、秋山さんでした。
不動の3番バッターで、足も速い、守備も華麗!
ここぞ!で打ったホームランの時には、
ダイヤモンドを一周してホームに戻ってきたとき、バック宙を披露してくれるなど、
本当に、ファンを魅了してくれました。もちろん、私も一番好きな選手でした。
 
プレーでも、言動でも、すべてにおいてファンを魅了してくれること。
 
私は、これこそがプロスポーツ選手だと感じています。
ファンからお金を取っているわけですから。スポンサーからお金を取っているわけですから。
 
どれだけプレーが一流でも、普段の言動を週刊紙に掲載されたり、
グランドの外でニュースになってしまうような選手が「プロ」だと言われるのは、
思わず首をかしげてしまいます。
また、インタビューで「最高でーす!」としか言えない選手、
これも残念すぎます。聞いているこちらも恥ずかしくなる。
 
そんな私にとっての、プロスポーツ選手の代表といえば!
もう引退してしまいましたが、ゴジラ松井さんと、サッカーのカズさん。
 
お2人とも、プレーはもちろんですが、グランドの外でも本当に紳士でステキです。
担当記者の先輩方からさえも、お2人のことを悪く言っているのは、
聞いたことがありません(グランド外では横柄な選手も多いので、記者たちもつい、愚痴ってしまうわけです)。
 
マスコミに向かう時も、
どのような言葉をファンが期待しているかをよくご存じだし、
写真撮影にも快く応じてくださいます。
どの記事を、どの写真を、ファンに見られても、絶対に失望させないようにする。
これが徹底していらっしゃるんだと感じます。
 
日経で月1回連載されている、カズさんの「サッカー人として」。
毎回内容が濃いので、実は切り抜きして保存してある記事がいくつかあります。
松井さんの国民栄誉賞の授与式も、録画して保存してあります。佇まいが素敵すぎるので。
 
「この人が日本人でいてくれて、本当によかった」
そんな風に思わせてくれるプロスポーツ選手が、今後もたくさん出てきてほしいなーと感じます。
 
(ヤマダ)