学習コラムColumn
「社会人が英語を勉強するメリットは何?」
「仕事が忙しく、どうやって英語を勉強していいか分からない」
上記のようなお悩みをお持ちの社会人の方も多いでしょう。
そこで、本記事では、社会人が英語を学ぶメリットや勉強時間を確保する方法、モチベーション維持の方法や目標にしたいTOEIC®︎スコアなどを詳しく解説をします。
本記事をお読みいただけば、社会人が英語を学ぶメリットだけでなく、忙しい社会人でも挫折せずに英語力を伸ばす方法が理解できるでしょう。
社会人が英語を勉強するメリット
社会人が英語を勉強するメリットは3つあります。
- キャリアアップにつながる可能性がある
- 英語で情報収集が行える
- プライベートが充実する
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
キャリアアップにつながる可能性がある
英語が話せたり読めたりするようになると、選択できる職種が増えるだけでなく、外国で働けるチャンスも出てきます。社内での昇進や部署異動、転職などでキャリアアップを実現できる可能性も高くなるでしょう。
また、日本社会のグローバル化が今後さらに進み、仕事で英語を使う機会が増えることも予想されます。
たとえ現在の職場で英語を使うことがなくても、今から英語の学習をしておけば将来のキャリアアップに役立てられるでしょう。
転職で英語力をアピールできる資格として最もメジャーなのはTOEIC®です。点数によってどんな評価が得られるか知りたい方は、下記記事もご覧ください。
関連記事:プレゼンス「学習コラム|TOEIC®は転職時に有利になるのか? 点数別の評価まとめ」
英語で情報収集が行える
英語でリサーチができると、海外の最新情報を直接入手できるようになります。
現在はGoogle翻訳などにより、瞬時に高い精度で日本語に翻訳された文章を読むことも可能です。
しかし、翻訳の精度には限界があり、文化的な違いによる表現方法などをそのまま理解しようとすると、コミュニケーションが上手くいかない可能性もあります。
主体的に英語で情報収集ができるようになれば、細かい表現やニュアンスの違いなどを理解することできるようになるでしょう。
また、最新の情報は海外が発信元であることが多いため、そういった点でも英語で情報収集できることは大きなアドバンテージになります。
英語はインターネット上で最も多く使われている言語でもあります。英語が使えることで、主体的に読み取ることができる情報量を飛躍的に増やすことができるのです。
海外の目線で書かれた記事や情報に触れることで、広い視野で物事を判断できるようになるでしょう。
プライベートにも活用できる
英語が話せたり読めたりするようになると、旅行や趣味をより楽しめるようになります。
海外旅行での言語の壁が低くなり、現地の人とのコミュニケーションをよりスムーズに取れるようになれるでしょう。
上記でも記載しましたが、現代の翻訳技術は精度が高くGoogle翻訳などの技術を使えば、旅行先でも自分の要望を伝えることは簡単かもしれません。
しかし、現地の言語でコミュニケーションを主体的に取ることができるようになれば、翻訳技術では表現しきれない細かなニュアンスの違いを理解できるようになるでしょう。
より密度の高いコミュニケーションができるようになることで、現地の文化により深く触れることができ、現地の人々との素晴らしい出会いもあるかもしれません。
また、英語を学ぶことで、より趣味の時間を充実させることもできるかもしれません。
例えば、映画や海外ドラマを見ることが趣味の方は、英語音声で視聴することができるようになります。吹き替えでは伝わらない英語独特のニュアンスや、好きな役者の演技をより楽しむことができるでしょう。
社会人が英語を勉強する際、ありがちな悩みと解決策
「英語を勉強するメリットは分かっていても、本格的に勉強をするとなると大変」と感じる社会人の方は多いです。
ここでは、社会人が英語を勉強する際のありがちな悩みと解決策を紹介します。
- 勉強する時間がない
- モチベーションを維持できない
- 効率的な勉強法が分からない
それぞれ見ていきましょう。
勉強する時間がない
毎日仕事で忙しい社会人にとって、勉強時間の確保は最も難しい問題です。
英語を勉強したい気持ちはあっても、プライベートの時間を使ってまで勉強するのは簡単ではありません。
社会人がTOEIC®の勉強をする上では、いかに効率よく時間を使えるかが重要になります。
勉強時間を確保するための解決策は下記の3つです。
解決策 | 内容 |
30分早く起きる | いつもより30分早く起きて、出勤前の限られた時間に集中して勉強しましょう。 |
通勤時間を利用する | 車通勤の方であればリスニング、公共交通機関を利用される方であればリスニングや文法・単語のチェックなど、スマートフォンのアプリを使って勉強できます。 |
休み時間を利用する | 仕事中の休憩時間を、少しでも勉強時間として有効活用しましょう。 |
全てを一度に実践するよりも、取り入れられそうなものから始めてみると良いでしょう。生活に取り入れられるものから進めていくことで、英語学習の習慣化にもつながり、モチベーションを維持することが可能になります。
モチベーションを維持できない
英語を勉強するモチベーションを維持できない理由は人によって異なります。
「勉強がおもしろくない」「自分に英語が必要かがはっきりしない」「英会話で上達が感じられない」など、理由は様々です。
モチベーション維持のために、下記のような対策をするのもよいでしょう。
- 一緒に学ぶ仲間を作る
- 「TOEIC®で700点を取得する」など明確な目標を立てる
英語を学習するという同じ志を持った仲間がいることで、英語学習に対して良い刺激を受け、モチベーションを維持することができるでしょう。また、英語仲間がいることで、違う勉強方法に気づくことができたり、勉強につまづいた時の対応について教えあったりすることができます。
また、「TOEIC®で700点を取得する」など、目標を明確にすることもモチベーションの維持に役立つでしょう。
TOEIC®は合否ではなく、スコアで受験者の実力を判定する試験なので、勉強の効果を実際の数字を見て実感することができます。
さらに、目標とするスコアから逆算することで、1日に進めるべきテキストの量が明確になるため、計画的に勉強をすることが可能です。
先述の通り、TOEIC®で資格を取得しておけば、転職活動をする際に有利に進められるでしょう。
TOEIC®のスコアがあれば、ビジネスにおける英語力があることの証明になるため、取得しておいて損はありません。将来的なメリットを考えながら努力することで、モチベーションにしていけるのではないでしょうか。
効率的な勉強法が分からない
英語を勉強する目的は人によって様々なため、自分にはどのような勉強法が最適なのかが分からずに挫折してしまう方も少なくありません。
まず大切なことは、現在の自分の英語力を正しく理解し、レベルに合わせた目標を定めることです。
独学だと自分の実力に合った勉強法が分からないことが多いです。そんな時は「プレゼンス」のコーチングを活用することをおすすめします。
「プレゼンス」の英語コーチングは、効率的に英語をマスターしたい社会人に非常に効果的です。
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社会人が英語を勉強する際、目標にしたいTOEIC®の点数
自分の英語力を数値化してみたいと思う人は、まずTOEIC®を受験してみるのも良いでしょう。
「英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019」によると、企業・団体が社員・職員に期待するTOEIC®の平均点数は下記の通りです。
項目 | 平均点数 |
---|---|
技術部門 | 560点 |
営業部門 | 575点 |
海外部門 | 690点 |
参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会|英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019
上記の結果から、社会人がまず目標とすべき点数は600点が妥当であるといえます。
海外出張や海外赴任に求められる点数は620〜635点とさほど高くありません。したがって、最初に600点を取り、さらに620〜630点、700点と目標点数を上昇させていくのがベストであるといえるでしょう。
社会人のTOEIC®平均点、目指すべき点数と勉強法については別記事で詳しく解説していますのでご参照ください。
関連記事:プレゼンス「学習コラム|TOEIC®の社会人の平均点は? 目指したい目標点数と勉強方法を解説」
目標点数を取るために必要な勉強時間
社会人がTOEIC®で目標点数を取得するために必要な勉強時間については、下記表を参照にしてください。
下記の表は、オックスフォード大学出版局が、TOEIC®︎の勉強を教える教員向けに公表している勉強時間の目安になります。
横軸:目標点数
縦軸:現在の点数
項目 | 350点 | 450点 | 550点 | 650点 | 750点 | 850点 | 950点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
250点 | 200時間 | 425時間 | 700時間 | 950時間 | 1,150時間 | 1,450時間 | 1,750時間 |
350点 | - | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 950時間 | 1,225時間 | 1,550時間 |
450点 | - | - | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 975時間 | 1,300時間 |
550点 | - | - | - | 225時間 | 450時間 | 725時間 | 1,050時間 |
650点 | - | - | - | - | 225時間 | 500時間 | 825時間 |
750点 | - | - | - | - | - | 275時間 | 600時間 |
850点 | - | - | - | - | - | - | 325時間 |
現在550点の方が650点を目指す場合、約225時間の勉強時間が必要です。
英語が全くできない250点レベルの方が、650点に到達するには950時間の勉強が目安として必要になります。
社会人におすすめの英語(TOEIC®)勉強方法
ここでは、社会人がTOEIC®で目標点数を取るための3つの勉強方法を解説します。
- 明確な目標点数を設定する
- 勉強のスケジュールを立てる
- 英語指導のコーチングを受ける
それぞれ解説していきます。
明確な目標点数を設定する
まずは、明確な目標点数を設定します。
実際に受験するのもよいですが、自分の実力を知るためには、まずTOEIC®の公式問題集を解くことがおすすめです。
公式問題集は、本番同様の形式になっていて、すぐに結果の確認ができます。自分の実力が分かったら、目標点数を決めましょう。
現在の点数が500点以下であれば100点、500〜700点台であれば150〜200点のスコアアップを目指すとよいでしょう。
自分の現在の実力を知り、目標点数から試験までの準備期間を逆算することで、最適な勉強スケジュールを立てることができます。
いきなり大幅なスコアアップを目指すことは避け、確実かつ段階的な目標設定をすることが重要です。
勉強のスケジュールを立てる
TOEIC®のスコアアップを実現するためには、苦手分野と得意分野で勉強時間の適切な配分を行い、決めたスケジュールを守って勉強することが重要です。
苦手分野の克服と、得意分野でミスをなくすための勉強に時間を使うと、効率が良くなるだけでなく、本番での正答率も上げることができます。
下記は勉強スケジュールを効率化させる方法の例になります。
- 通勤時間を有効活用し、移動時間中に単語を暗記する
- 週に1度模試を解いて、苦手分野を都度確認する
- 模試の復習と苦手分野の勉強に毎日30分取り組む
- 時間のある日に集中的に勉強する
多忙な社会人でも、毎日30分ほどの時間であれば、習慣的に勉強することができるでしょう。
英語指導のコーチングを受ける
学習スケジュールの設定や勉強へのモチベーションの維持など、英語学習には様々な場面で自己管理が求められます。適切な自己管理が難しい人は英語指導のコーチングを検討してみるのも良いでしょう。
例えば、英語コーチングの「プレゼンス」で英語コーチングを受けることには次のようなメリットがあります。
- 講師がモチベーション維持のサポートをしてくれる
- 開校20年で多くの受講生のTOEIC®スコアアップを実現させた実績と、ノウハウがある
- 講師が受講生の苦手分野を把握し、最適な勉強法と勉強スケジュールを立ててくれる
- 最短2カ月で英語力を向上させられる
独学でスコアアップを実現させられるかが不安という方は、英語指導のコーチングを受けることをぜひ検討してみてください。
TOEIC®の勉強は英語力向上とキャリアアップにつながる
社会人が英語を勉強すると、キャリアアップを実現させられるだけでなく、プライベートもより充実させることができるでしょう。
英語の勉強で挫折しないためには、適切な目標を掲げたり、将来的な目標を考えることが大事です。
そして勉強時間を確保するためには、いつもより30分早く起きたり、隙間時間を活用したりして、勉強時間を確保してみてください。
また、TOEIC®などの資格取得を目標とすることで、目指すべきゴールと必要なプロセスが明確化でき、モチベーションを維持しやすくなります。
効果的な勉強法が分からないという方は英語コーチングを受けられてもよいでしょう。
社会人がまず目指すべきTOEIC®スコアは600点です。そこからさらにスコアアップして、就職時・転職時にアピールできるようになりましょう。
短期間で目標点到達を目指すなら、コーチングで効率的な勉強ができる「プレゼンス」を使おう
「プレゼンス」では、一人ひとりのレベルに合わせたTOEIC®スコアアップのためのコースを用意しており、あなたの目標スコア達成を全力でサポートします。
目標スコア別のコースは、600点・750点・900点の3種類です。
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