学習コラムColumn
come と go の違いに迷ったことはありませんか?
comeは「来る」、goは「行く」という意味で覚えている方もいるかと思いますが、
実はどちらも「行く」の意味を持っています。
混乱し易い動詞ですので、
それぞれの単語の持つ”イメージ”を覚えると間違わず、
かつ、感覚的に使うことが出来ます^^
★come:話し手や聞き手に向かう動作に使います。
例えば、
1階のフロアから母が声をあげて2階にいる息子に・・・
母”Dinner is ready, come and get it!(ご飯出来たわよ~)”
息子”I’m coming!”(今行く~!)
息子は、聞き手である母が居る場所へ行くわけなので”come”を使います。
また、よく使われる「部屋に入ってもいい?」と聞くときには、
聞き手へ向かう動作になるわけなので、
goではなく、”Can I come in?”となります。
(もしgoを使うと、別の場所へ行ってもいい?という意味になって全く違う意図で伝わってしまいます。)
★go:話し手や聞き手から離れていく(他の場所へ行く)動作に使います。
例えば、
”I’m going to the theater from now.(今から映画館に行くよ)”
聞き手から離れていく動作になるのでgoですね。
頭で過剰に考えすぎずに、言葉の持っているイメージを大切に、リラックスして会話を楽しみたいものですね^^
(梅田)
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本日は、日本語と英語の発想の違いを感じるgoとcomeについてのTipsをご紹介しました。
こういった違いを知ると
【日本語から英語に変換】ではなく、【英語のまま言いたいことを考える】必要があるなーと
強く思います。