私の思うコーチという仕事

プレゼンスコーチの白井です!
プレゼンスコーチ陣によるブログが始まりました。
由紀子さん(船橋コーチ)の熱烈な提案により、ついに日の目を見ました。
新たな取り組みですし、私含めコーチ陣は皆すでに多忙な業務を抱えていますので、少し構えてしまう気持ちもあったりしますが、むしろ誰よりも多忙に働いている由紀子さんがニコニコ笑顔で率先してやってくれている以上、反対意見などあるわけもなく無事スタートとなりました。(笑)
由紀子さん、準備もろもろお疲れさまでした!
さて、コーチブログ。せっかく書く以上は、読者の方に楽しんでもらえる有意義なものを書いていきたいですね。
プレゼンススタッフの皆さん、ぜひよいコンテンツにしましょう。
今日の私の担当分では、コーチという仕事について、思うところを書いてみたいと思います。

プレゼンスの講師は、「先生」ではなく「コーチ」です。
その2者にどんな違いがあるの?と思われるかもしれません。
「先生」とは、それこそ中学校や高校の先生のように知識を教えてくれる存在です。
「コーチ」は、知識を教えるのがメインではなく、能力の向上や確たる成果をもたらすことに重きを置きます。とりくむべきトレーニングメニューを提示し、成長や伸びを評価し、弱点や課題を見つけ出していきます。
スポーツの世界のコーチと同じだと考えてもらうとわかりやすいでしょう。
北島康介の横にいる平井コーチのような存在です。
24時間マラソンを走る森三中大島さんの横にいるマラソントレーナーの方がいますが、そのような存在です。
北島康介選手の輝かしい戦績は、本当に彼の能力と努力の賜物ですが、果たしてそれは彼一人だけの力で成し得たことなのでしょか。
誰のサポートも無くたった一人で、となればそれはかなり難しかったはずです。やはりコーチと二人三脚があったからこそ、結果に結びついたのでしょう。(知人や家族のサポートももちろんあったことでしょう)
大島さんも無事完走しましたが、たった一人でここまで出来たでしょうか。
それもやはり、難しかったはずです。
結果を出せるか否かは、本人の努力や精神力にかかっている、といってしまえばそれまでで、確かにそういう言い方もできるのですが、コーチの導きがあることでその実現がより確実なものになったり、予想していたよりも圧倒的に早く成果に結びついたりするのです。

その「コーチ」という仕事。私がどのように思っているか、というと一言で言うと極めてやりがいに満ちた仕事だと思っています。
私は30歳になる年にコーチに就任しましたが、これは天職を見つけたのだと思っています。
コーチという仕事のやりがいは何でしょうか。到底一言では言えませんが、多くの人の、人生の転換点に立ち会えるということでしょうか。
言い方を変えると、彼・彼女たちの人生の一部に入り込んで、一緒にいろんな人生を歩んでいける、とでもいいましょうか。
先日、TOEFLコースに来た受講生さん(男性)が見事IBT107点を獲得されて留学の切符を手にしました。少し遅れて、その方の奥様が英語準備コースや英会話初級コースを受講されてスピーキング力を手にしました。
私は奇遇にもお二人をそれぞれ、別々のクラスで担当コーチをさせていただきました。二人はこの夏仲良く一緒に渡米していきました。(本当に、すてきなカップルなのです!)
今頃は、きっと苦労も多く経験されていることだと思いますが、でもそれも乗り越えていくでしょう。そして人生が大きく開けたときに、ふと思い出してくれるはずなのです。ああ、あの時プレゼンスで二人とも頑張ったよね、と。白井コーチはどうしているかな、と。
そうやって、人生が大きく転換するタイミングで、お二人のコーチとしてご一緒できたこと、お二人の人生に関われたこと、とても光栄なことだと思っていますしこんな嬉しい事はないです。

今週も、担当するクラスがあります。
クラスに集う方々それぞれにそれぞれの人生があり、その人生を(私が影響をあたえることで)輝かせることができるんだ!
と思うと自然と力が湧いてきます。
ということを思いながら、コーチはクラスに臨むのです。
(白井)