学習コラムColumn
アメリカに留学する際、周りの方から
「欧米でははっきり自分の意見を主張しなさい。曖昧なのは嫌われるよ。」とアドバイスを受けていました。
その教えを守り、ホストファミリーが用意してくれたご飯に対し
「I don’t like it.」と言ってしまったことも・・・
振り返ると本当に失礼ですよね。
「自分の意見を主張する」=「相手を思いやらない」と勘違いしていました。
相手を思いやるばかり結局何を言いたいのか分からなくなっては本末転倒ですが、
意見を主張しつつも、相手へのリスペクトは常に持つ姿勢が大切です。
そんな姿勢がよく分かるシチュエーションが留学中にありました。
レストランやファストフード店で注文をする際のフレーズとともにご紹介しますね。
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「Give me this!!」
アメリカのハンバーガーショップで、パネルを指さしながら
こう注文した小さな女の子。
隣にいたお父さんに怒られてしまいました。
なぜだと思いますか?
正解は、相手に命令文でものを頼んでしまったから。
「I’d like to have…」
「May I have…?」のような丁寧な言い方を身につけると良いですね。
「Give me the cup.」「the cup, please.」では失礼です。
アメリカでは小さな頃から「Can you…?」を当たり前に使います。
ちなみに「I want もの」も失礼に聞こえるそうです。
「I’d like to…」を使いましょう!
海外出張される方、ぜひご注意くださいね。(森本)
*このブログでは過去にプレゼンスfacebookに投稿した内容をご紹介しております。