TOEIC600点までに必要な勉強時間は?勉強方法のポイント・社会人の時間確保のコツをご紹介

TOEIC600点までに必要な勉強時間は?勉強方法のポイント・社会人の時間確保のコツをご紹介

TOEICで600点を目指すうえで、まず気になるのが「どのくらい勉強すれば到達できるのか」という点ではないでしょうか。

忙しい社会人や英語初心者にとって、効率よく学習を進めるためには、必要な勉強時間の目安を知り、自分に合った勉強法を取り入れることが大切です。

この記事では、TOEIC600点を取るまでに必要な勉強時間の目安や、効果的な勉強方法・時間確保のコツを分かりやすく紹介します。

「最短ルートでスコアアップしたい」「仕事と両立しながら学習を続けたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

英語コーチングPRESENCE 上野 結城

立命館大学法学部卒。卒業後、金融機関にてテラー業務、融資業務に従事。その後、より国際的な環境で働きたいという想いから、外資系航空会社(UAE)で国際客室乗務員に転身。

100ヶ国を超える世界各国から集まるクルーと共に、45ヶ国へフライト。多国籍なクルーと働く中で、多様な文化や価値観が入り混じる環境でのコミュニケーションに難しさを感じつつも、英語が話せることで、それらの文化や価値観に触れられる醍醐味を知る。その後、香港、日系の航空会社と3社にわたって客室乗務員として勤務。

目次
  1. TOEIC600点までに必要な勉強時間
  2. TOEIC600点のレベルと難易度
  3. TOEIC600点を取得するメリット
  4. TOEIC600点を取得するための5つの勉強方法
  5. TOEIC600点を取得するためにおすすめの参考書・問題集
  6. 【社会人向け】TOEIC600点を取得するための勉強時間を確保するコツ
  7. TOEIC600点を取得するための勉強時間についてよくある質問
  8. 最短でTOEIC600点を達成するならPRESENCEのTOEICコース

TOEIC600点までに必要な勉強時間

TOEIC600点を目指すには、およそ300〜500時間の学習が必要です。

一般的にスコアを100点上げるには200〜300時間かかるとされ、400点の人が600点を目指すなら400〜600時間、500点の人なら200〜300時間程度が必要です。

オックスフォード出版の資料でも、450点→650点で約450時間、550点→650点で約225時間と示されています。
参考:(https://elt.oup.com/elt/students/exams/pdf/elt/toeic_teachers_guide_international.pdf)

短時間でも継続すれば、リスニング力や語彙力が着実に伸びていきます。

TOEIC600点のレベルと難易度

TOEIC600点は、英語の基礎が定着し、実践力の入り口に立つ中級レベルといえます。

IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データによると、2021〜2023年の日本人平均スコアは608〜612点。

つまり、600点はまさに平均的な英語力の目安となるスコアです。

このレベルでは、日常会話や基本的なビジネス英語の要点を理解できる一方で、速い会話の聞き取りや複雑な文構造の読解には、まだ課題が残ります。

企業では「基礎的な英語力がある」と見なされる水準です。
ただし、外資系企業や英語を日常的に使う職種では、もう少し高いスコア(700点以上)が求められるケースもあります。

履歴書や職務経歴書にTOEICスコアを記載する際は、「英語を業務でどう活用できるか」も具体的に示すことで、より高い評価につながります。

TOEIC600点を取得するメリット

TOEIC600点を取ると、「就職」「キャリアアップ」「自己成長」の3つの面で大きな変化があります。

英語が得意でなくても、600点というスコアは努力と基礎力の証明となり、仕事の幅を広げるきっかけにもなります。

ここでは、その具体的なメリットを3つ紹介します。

メリット①:就職・転職でアピールできる

まず一番のメリットは、就職や転職の場で評価されやすくなることです。

就職や転職の際に、履歴書に書ける最低ラインのスコアが600点です。商社・メーカー・外資系など、英語を使う業界では採用の足がかりになります。

英語が得意でなくても、努力して600点を取ったという事実が「継続力のある人」として好印象につながります。

メリット②:仕事の幅が広がる

TOEIC600点を取得するもう一つのメリットは、英語を使う仕事に挑戦できるチャンスが広がることです。

多くの企業では、海外関連部門や国際業務への配属条件として600点以上を目安に設定しています。

IIBCの調査によると、約4社に1社が昇進・昇格時にTOEICスコアを考慮しており、英語研修や海外研修の受講資格につながるケースもあります。

600点を超えることで、海外とのメール対応や資料翻訳など、英語を活かせる実務の機会が増え、キャリアの幅が一気に広がります。

メリット③:次のステップ(700点・800点)への土台ができる

そして意外に大きいのが、英語への苦手意識がなくなることです。

TOEIC600点を目指して基礎を固めた人の多くが、「英語って意外とわかる」と感じ始めます。

学習を続けるうちに、洋画のセリフや英語ニュースの内容が少しずつ聞き取れるようになり、自信がついていきます。

英語に対する“恐怖心”がなくなると、勉強がポジティブな体験に変わり、次の目標である700点・800点へのステップアップもスムーズになります。

この「英語がわかる感覚」をつかめることこそ、600点を目指す大きな価値といえるでしょう。

TOEIC600点を取得するための5つの勉強方法

ノートや参考書で勉強をしている人

TOEIC600点を取るには、ただ長時間勉強するだけでは足りません。大切なのは「正しいやり方」で「集中して」積み上げることです。

ここでは、初心者でも結果を出しやすい勉強方法を5つ紹介します。

勉強方法①:単語量を増やす

TOEICで安定して得点を取るためには、語彙力が欠かせません

知らない単語があると、リーディングでは文意を取り違え、リスニングでは聞き取れても理解できないという状況になります。

『キクタン600』など、600点レベル向けの教材を使い、なんとなく知っているではなく、1秒以内に意味が瞬発的にでてくるまで何度も繰り返し覚えていくことでリスニング、リーデングでしっかりと「使える単語」を増やしていくことが重要です。

通勤・通学のスキマ時間を活用して、1日30〜50語を習慣的に復習すると、1〜2か月で基礎語彙が定着します。

アプリを使えば音声付きで発音も確認でき、リスニング対策にもつながります!

勉強方法②:文法を体系的に学びなおす

文法は、TOEICのPart5・6(文法・語彙問題)だけでなく、リーディング全体の理解に直結します。

中学〜高校レベルの文法を体系的に復習し、Part5のような文法問題では根拠をもって回答できる、さらに文の構造を「正確に」把握できるようにしましょう。

例えば「分詞」や「関係詞」など、なんとなく理解していた部分を例文を交えて整理し直すと、英文の読み方が安定します。

また、問題演習では間違えた箇所やなんとなく解いた問題を“ルール化してメモ”するのがおすすめです。

たとえば「前置詞の後は名詞」「不定詞のtoの後は動詞の原形」など、自分なりのチェックポイント書き出すことで、文法が使える知識として定着しやすくなります。

勉強方法③:リスニングの音をとる練習をする

TOEICのリスニングでスコアを上げるには、英語の音を「正しくとらえる」練習が不可欠です。

英語は単語がつながったり音が消えたりするため、文字のままでは聞き取れません。

この「音の変化」に慣れるには、口頭ディクテーションが効果的です。

口頭ディクテーションは、聞こえた音をスクリプトを見ずに同じようにリピートする方法です。

最初は短い会話(Part2レベル)から始め、1文ずつ丁寧に確認するのがおすすめです。

「聞こえなかった箇所」を繰り返し確認すると、自分の弱点(音の聞き取り・単語認識・スピード対応)が明確になります。

勉強方法④:精読→速読の順で練習する

リーディングセクションで時間が足りないと感じる人は多いですが、まず大切なのは「精読」です。

1文1文の構造を意識して、主語・動詞・修飾語を正確に把握する練習を積みましょう。

例えば、短い英文を文法的に分解し、日本語にせず“英語の語順のまま理解する”感覚を身につけます。

これができるようになると、意味の取り違えが減り、返り読みをしなくなるので読むスピードも自然に上がります。

精読が安定したら、速読練習にステップアップして1問あたりにかける時間を意識しながら、段階的にスピードを上げていきます。

また、英文を多読することで語彙の定着や文構造のパターン認識が進み、自然と読むスピードが上がります。

勉強方法⑤:模試で本番力をつける:試験慣れと分析で得点を安定化

最後に、スコアアップに欠かせないのが「模試での実戦練習」です。

どんなに勉強しても、時間配分や集中力が足りないと本番で実力を出し切れません。

公式問題集などの模試を使って2時間通しで解くのが理想です。時間を計って本番に近い環境で練習しましょう。

復習では、間違えた問題だけでなく「正解したけどあやふやだった問題」も見直すのがポイントです。

こうした振り返りを積み重ねることで、スコアは確実に安定します。

TOEIC600点を取得するためにおすすめの参考書・問題集

TOEIC600点を目指すなら、「語彙・文法・実戦演習」の3つの学習柱を押さえた参考書・問題集が効果的です。

以下では、それぞれの分野に強い3冊をご紹介します。

参考書①:【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600

TOEIC600点に必要な単語を十分にカバーしており、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアと4か国語の発音でのセンテンスの音源など音源が充実しているため、耳からの単語学習に有効です。

移動時間での学習にも取り組みやすく、また耳で単語を聞くことでリスニング対策にも効果的です。

参考書②:TOEIC(R) L&R TEST 文法完全攻略

TOEICに必要な文法を体系的に学べます。

さらに学んだ文法をしっかりと使えるようにしていくための演習問題もついていて、また、例文ではTOEIC頻出の単語がちりばめられているため、語彙力、読解力もきらえられます。

Part5のスコアが安定しない方におすすめの一冊です。

参考書③:公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12

TOEICテストを主催するETSが制作した公式問題集で、本番と同じ形式・難易度の問題を2セット収録しています。

リスニング音声は公式スピーカーによる収録で、本番と同じ発音・スピードで練習できます。

また実際に2時間を計って通しで解くことで、試験当日の時間配分や集中力の維持、実戦感覚を養うことができます。

さらに解説冊子にはTOEIC頻出の単語や文法ポイントが整理されており、解きっぱなしにせず丁寧に復習することで、スコアアップが期待できます。

【社会人向け】TOEIC600点を取得するための勉強時間を確保するコツ

仕事に追われながらTOEICの勉強を続けるのは、本当に大変なことです。

「勉強しなきゃ」と思っても、残業や家事で気づけば一日が終わっている・・・そんな方も多いと思います。

でも、コツをつかめば忙しくても十分勉強時間を確保できます。

ここでは、無理なく続けられる時間確保のコツを3つ紹介します。

コツ①:通勤・移動時間を「英語タイム」に変える

一番取り入れやすいのは、「スキマ時間を固定の勉強時間に変える」ことです。

たとえば通勤中にリスニング教材を聞く、単語アプリで5分だけ復習する、信号待ちでフレーズを1つ覚える。

細切れでも「英語に触れる時間」を毎日つくることが大切です。

また、耳だけでできる学習なら、満員電車でもストレスなく続けられます。

毎日の通勤を「英語習慣の場」に変えることで、無理なく勉強量を積み上げることができます。

コツ②:朝の10分を「ルーティン学習」にする

次におすすめなのが、朝の短時間を「自分専用の学習ルーティン」にすることです。

夜はどうしても疲れがたまり、集中しづらくなりますが、朝の10分は脳がすっきりしていて吸収力が高いため、勉強に最適です。

出勤前に単語を10個覚える、文法書を1ページ読むなど、内容はシンプルで十分。大切なのは、「毎日決まった時間に机に向かう」というリズムをつくることです。

この習慣が身につけば、“やる気”に頼らなくても自然と勉強が続けられます。

たとえ1日10分でも、半年後には確実に大きな差が生まれますよ。

コツ③:自分のコントロールできる時間内で学習スケジュールを立てる

仕事のあとに勉強時間を確保しようとしても、残業や急な予定で思うように時間の確保が難しいことがあります。

そこでおすすめなのが、自分でコントロールできる時間帯に学習を固定することです。

たとえば、朝出勤前の15分や通勤中など、予定に左右されにくい時間を「勉強タイム」として確保しましょう。

一方で、夜は「復習だけ」「単語アプリを5分だけ」など、ハードルを下げておくのがポイントです。

自分の生活リズムに合わせて学習時間を設計すれば、無理なく継続でき、TOEIC600点達成にぐっと近づきます。

完璧を目指すよりも、“続けられる計画”を立てることが最大のコツ。

TOEIC600点を取得するための勉強時間についてよくある質問

TOEICの勉強を始めると、「どれくらい時間をとればいいの?」「続けられる自信がない…」と悩む方が多いです。

ここでは、英語コーチとしてよく受ける質問の中から、特に多い2つをピックアップしてお答えします。

学習を継続するヒントにもなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

毎日どのくらいの勉強時間を確保するのが理想?

結論から言うと、短期間でTOEIC600点を目指すなら、1日2〜3時間の学習を確保するのが理想です。

まとまった勉強時間をとるのが難しい場合は、「朝30分+通勤1時間+夜30分」など、小分けにして自分に合った形で続けることが何より大切です。

大切なのは、量よりも“毎日続けること”です。

TOEIC600点まではおよそ300〜500時間の学習が必要とされるため、1日2〜3時間ペースなら約3〜6か月で到達可能です。
特に、平日2時間・休日3〜4時間のペースを維持できれば、効率よく実力を伸ばせます。

英語は「脳に触れる回数」を増やすほど定着しやすくなるため、短時間でも継続を意識することがスコアアップの近道です。

学習のモチベーションが続かないときの工夫はある?

モチベーションが落ちるのは、誰にでもあることです。そんなときは、「小さな達成感」を感じる仕組みをつくりましょう。

たとえば「今日単語を20個覚えた」「今週は模試を1回解けた」など、すぐにできる目標を設定するのがおすすめです。

達成したら、カレンダーにチェックをつけるだけでも十分です。

小さな成功の積み重ねが、自信とやる気につながります。焦らず、少しずつ前進していきましょう。

最短でTOEIC600点を達成するならPRESENCEのTOEICコース

PRESENCEサービスサイト

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