受講生インタビュー

 

第9回 福江 誠さん

福江さんは、寿司業界の敏腕コンサルタントとして活躍後、職人が育たなくなっている現状に危機感を覚え養成学校を開校。今では、世界中に卒業生を輩出しています。そんな福江さんの「すし」と「英語」に託す想いと、プレゼンス受講時の様子を伺ってみました。

福江 誠さん Makoto Fukue

大手会計システム会社へ勤務後、転職したコンサルタント会社で寿司ビジネスに携わり、2000年経営コンサルタント事務所を独立開業。02年東京すしアカデミーを開校し、現職。

<主な著書>
『日本人が知らない世界のすし』 (日経プレミアシリーズ)

【受講コース】

英会話初級コース

(肩書き・役職等はインタビュー当時のものです)

日本人が世界で活躍できる一番の近道は”すし力×英語力”だ

――

では、福江さん。英会話コースのニックネームElvisさんとお呼びします。どうぞよろしくお願いします。まずElvisさんのお仕事についてお聞かせください。

Elvis:

はい、私はすし職人を養成する学校「東京すしアカデミー」を2002年に開校して現在校長を務めています。この10年ぐらいは海外で寿司の人気が高まって いまして、それに伴い弊校に入学してくる生徒さんも「海外で活躍したい、就職したい」という方が非常に多くなっています。現在では、9割近い生徒さんが、 海外での活躍を目指して通っています。

つい先日(2013年4月)には、シンガポールに「東京すしアカデミー」の分校をオープンしました。東南アジアでは、寿司・日本食は高級路線の店などもど んどん増えていて、寿司職人が不足しているんです。そこで現地でも人材育成しながら、寿司・日本食をアジアに送りだすという事に力を入れています。

私は校長として「日本人が世界で活躍できる一番の近道は“すし力×英語力”だ」とずっと言っているんです。すしアカデミーでは、寿司の調理技術だけではなくカウンターでの接客英会話も教えています。また外国人の生徒さんも結構多く、英語でも寿司の技術を教えています。

――

校長であるElvisさん、英語は普段使用されるんですか?

Elvis:

実は・・私の周りは英語が堪能なスタッフが揃っているんです(笑)。海外大学出身者だったり、駐在の経験があったり。

そんな中、新しく香港で寿司屋のプロデュースを手掛けたことから、私自身が1ヵ月の半分を香港・シンガポールで過ごすような状況になっていまして。どうしても、今まで以上に英語の上達が必要に迫られてきました。

生徒・卒業生に「すし力×英語力」と言っているばかりではダメだと、勉強を始めたというわけなんです。

土台がないと実践力は身につかない

――

なぜプレゼンスを選んでくださったのでしょう?

Elvis:

プレゼンスを卒業した友人から「コーチングスタイルで、結構厳しいけどしっかりやってもらえる、勉強の習慣化を後押ししてもらえる」という話を聞いて入校しました。 なんというか、英会話の実践の場を持つ前の段階の「土台を積む」イメージでした。
これは寿司の世界でも同じですが、土台がないと実践力は身についていきません。

寿司を通じて感じている自分の考え方と共通するプレゼンスのやり方で勉強してみたいと思い、受講に踏み切りました。

クラスメイトの存在に後押しされ

――

通ってみていかがでしたか?

Elvis:

10人いるクラスメイトは顔ぶれが様々で、それぞれの取り組み状況が刺激になりましたね。
留学を控える高校3年生や、海外移住を計画している方、会社より派遣され通っている方など。メンバーの中には、多忙な中での勉強時間捻出に苦労している方 もいて、実は私がそのひとりだったんですが・・・。そんな中、きっちり課題をこなすクラスメイトの存在に後押しされるように、取り組み方を改善していきま した。

いやぁ、カリキュラムの前半、なかなかペースが作れず課題が消化しきれない時にプレゼンスへ足を運ぶのは辛かったです(苦笑)。

――

勉強で時間の捻出や、何か工夫された事はありますか?

Elvis:

早朝の時間と移動時間を勉強に充てていました。また、コーチに教えていただいたICレコーダーの速度調整機能を活用することで、勉強の効率が上がっていき ましたね。シャドーイングのトレーニングは苦手意識が強かったのですが、音源の速度を遅くして取り組み徐々にスピードアップしていくやり方で、克服できる ようになっていきました。

絞り込んだ基本的な教材をとことんやる大事さ

――

手ごたえを感じた瞬間について教えてください。

Elvis:

シャドーイングは本当に大変でした。それが、英語の「カタマリの切れ目」がだんだん分かるようになっていって、音源のスピードについていけるようになった 時は嬉しかったですね。それから、授業の中でクラスメイトと英語で喋る機会を重ねた事で、度胸が付いたのは大きな変化です。もちろん正確性は大事なんです が、「実践ではとにかくめちゃくちゃでもいいから喋る」という積極性が出てきました。

これまで私は、書店でいつもレベルの高い教材を買ってしまっていて、さらには英語の教材を集めるのが趣味みたいになってしまっていまして、自宅には数多くの書籍が並んでいました(笑)。
一方プレゼンスでは「絞り込んだ基本的な教材をとことんやる、しゃぶり尽くす」というスタンスでした。これは「言われてみればもっともだ」と。寿司について自分が大事にしている考え方を、これまで英語学習には反映できていなかったんですね。
基本教材の反復ができた事、毎日毎日の積み重ねができた事は、今回の受講を通じた大きな収穫だと思っています。

――

ファイナルプレゼンでは、何を話されたのでしょうか?

Elvis:

私のミッションである「日本の食文化を世界に広めていく」という話をしました。その中で、変わったお寿司というか、例えば「マンゴーのお寿司」など日本で珍しいお寿司の紹介をさせてもらい、我々日本人が知らないお寿司が海外でどんどん生まれているという事を伝えました。

コーチとの約束を守れない自分は嫌だ

――

お忙しい中、頑張り通せた理由は何でしょうか?

Elvis:

クラスメイトの皆さんに引っ張ってもらった事です。コーチにも、アツく厳しく私の甘さを指摘していただき「やるしかない!」と。「“宿題にきちんと取り組む”というコーチとの約束を守れない自分は嫌だ」という感じで、何が何でも勉強時間を確保するといった感じでした。

クラスの皆さんが前向きで、授業は活気もあり本当に楽しかったんです。そんな中、自分の上達をクラスの皆さんが指摘してくれたことは嬉しかったです。私から見てもクラス全員がペースはそれぞれでありながらも進歩していくのが分かりましたね。

年齢も目的も異なる仲間が集って共に頑張る、こういうクラスって非常にいいなと思います。

寿司への想いを私自身の口で伝えたい

――

今後、英語を使って成し遂げたい目標は何でしょうか?

Elvis:

実は、近い将来に英語でスピーチをする機会がありまして。この2013年7月に香港でお寿司屋さんをオープンするにあたり、当地のセレブリティを招待する 企画があります。そこでスピーチをするんです。その場で日本の食文化をきちんと理解してもらうため、日本語ではなく英語で発信する必要があると思っていま す。

私は、「日本食の力は本当にすごい」と日本人として誇りを持っています。その想いを私自身の口で伝えたい。プレゼンスの受講を通して習慣になった英会話のトレ―ニングを継続しつつ、スピーチの準備・練習をしていきます。

ここからが正念場です。