受講生インタビュー

 

第14回 日置 駿さん

就職活動のタイミングで進路変更をし、わずか2ヶ月でTOEFLテストのスコアを21点も伸ばされた日置さん。見事オックスフォード大学入学という道を切り拓きました。通常2年かかる留学準備に半年しか費やせないという状況で、どのように勉強をされたのかお話を伺いました。

日置 駿さん Shun Hioki

慶應義塾大学法学部卒。2016年秋からオックスフォード大学法学部に進学。

【受講コース】

TOEFL90点コース105点コース

(肩書き・役職等はインタビュー当時のものです)

この秋からオックスフォード大学法学部へ

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今日はよろしくお願いいたします。これまでどんな歩みをされてきたんでしょうか?

日置:

慶應義塾の幼稚舎から慶応におりまして、大学まで受験をせずに法学部を卒業しました。この秋からはオックスフォード大学法学部のMagister Jurisというところで修士号をとります。より具体的に言うと、表現の自由と国家との関係を研究したいと思ってます。

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もう一つ、日置さんが立ち上げた学生団体「オーケストラモチーフ」についても少しお聞かせいただけますでしょうか?

日置:

私は勉強と両立して音楽を専門的にやってきました。バイオリンを3歳から始め、かなり本格的に取り組む中で国際コンクールに出る機会も何度かあり、そんな中、2012年1月大学1年の時に始めたのが「オーケストラモチーフ」です。

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始めたきっかけが何かあったのですか?

日置:

もともとオーケストラを作りたいという欲求があったわけではなく、当時医学部にいた先輩がミャンマーで医療活動のお手伝いをしていて、話を聞く機会があったんです。ジャパンハートが運営している養育施設の子供たちは、その団体のおかげで衣食住は充実するようになったのですが、HIVや人身売買から身を守るために首都や大きな都市から隔離されて生活しているんですね。つまり彼らは、外界をほとんど知らない。年に1回か2回動物園に行くぐらいで、それ以外はずっとその狭い施設で与えられたことをやる。彼らに「将来の夢は何ですか」と聞いても答えがないと聞いてショックを受けました。そのときに、自分は3歳で音楽という世界を教えてもらい虜になっていったということを思い出してですね。音楽の力で子供たちに夢を与えることができるんじゃないかと。そこで私は、仲間を集めてオーケストラを立ち上げて、日本でのコンサートの収益金や企業様からのご支援もあってミャンマーへ行って子供たちに音楽を教えるという活動を始めました。当時は正直ちょっと傲慢で夢を”与える”という気持ちだったのですが、いかに自分たちが現地の子供達から沢山のことを教わっていたかに気付かされました。日本各地での公演に加え、ミャンマーへ3回以上訪問しました。

もっと勉強して自分の視野を広げないと判断ができない

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日置さんの素敵な軌跡をお聴かせいただき、ありがとうございます。では、そろそろ留学へ。留学を考えられたきっかけというのは何かあったんですか?

日置:

大学入学当初はまったく留学なんて考えていなかったのですが、大きな変化がありました。幼少期から音楽を通じて世界各地を回る中で、「日本」ということを意識する機会が非常に多かったのでその経験から「国際的に日本のために働ける仕事というものをしていきたい」と考えていました。でもいざ自分の進路を考えた時にこれだという道を見つけることができなかったんです。それが、大学3年も終わりにさしかかった2月。ただ、ではどうしたらいいかわからない。その時、「もっと勉強して自分の視野を広げないと判断ができないし、勉強するということは絶対に裏切らないだろう」と思い、海外大学院への進学が頭に浮かびまして、その日から英語の学校選びをスタートしました。当然、周りには心配されたり反対されたりしましたし、今から思うと非常に大きな無謀に見える選択だったかもしれません。

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学校選びは、プレゼンス1校だけだったんでしょうか?

日置:

留学専門のスクールへ真っ先に足を運びました。しかし、当時の私のTOEFLの点数は70点程度。「準備するのが遅すぎる、その点数でそんなトップレベルの大学院を目指すなんて馬鹿にしてる」というようなことを言ってもらったんです。「ある程度のレベルであれば目指せるけれども、アイビーリーグやオックスフォード、ケンブリッジなんてとんでもない」と。その通りなんです。通常2年かけて準備するところ、半年しかなかったんですよね。ということで、まずは英語の点数を上げないと土俵にすら上がれないということを実感して、プレゼンスに来ました。

「絶対にスコアを取る」と約束した

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プレゼンスはどのようにお知りになったんですか?

日置:

高校の時にプレゼンス創業者の杉村太郎さんの著書「王道」を読んで、この先生のところに行きたいと思ったんです。それで実は高校生のときに90点コースを受講しました。その時、杉村さんと面談を受けさせていただいたこともあってですね。「絶対にスコアを取る」と約束をして帰ったのですが、結局果たせなかった。2ヶ月それなりに勉強したのですが、90点というスコアを達成することが全くできなかったんです。その時は自分に勝てなくてそこまで頑張れず、73点くらいでした。悔しい思いがどこかに残っていたんですね。改めて90点コースに入ったときに、「絶対達成しよう」と思って。周りにはそのエピソードを話したりはしなかったんですが、自分の中では「90点は太郎さんに約束したことだから絶対に取らなきゃいけない」と思って頑張りました。それで94点を2ヶ月ですぐ取れたんです。

(現在は18歳以上(大学生)以上の方のご受講に限らせていただきます)

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すばらしいですね!2ヶ月で21点UP。

日置:

その時に90点取れなかったらおそらく大学院への進学も危うかったので、最初の通過点でした。

基礎力・応用力・本番力のピラミッドを意識

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当時、大学3年生から4年生になる頃だったと思うんですけど、どれくらい勉強してましたか?

日置:

90点コースの時はおそらく1週間に30~35時間。105点コースの時は、大学の授業もありましたが、週に40時間の勉強をミニマムにしていました。

――

当時の、勉強への取り組み状況を少し教えていただけますか?

日置:

何と言っても、基礎力があって応用力があって本番力がある、というピラミッドを常に意識していましたのでテスト前だとしても基礎の部分だけは絶対におろそかにしないようにしていました。リスニングと単語に関しては、朝起きてからすぐに始められるようなルーティンにしてました。これはプレゼンスの方針ではないと思うのですが、私は単語帳を作っていましたね。本を持って覚えるよりも、小さい単語帳にして覚えるのが好きだったので、それをずっと。

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自分の好きな勉強のスタイルがあったのですね。

日置:

今ではもう1万枚くらいの単語帳になっています。今でも週末はメンテナンスの日にしてすべて見直しています。そのおかげでかなりいろんなものが読めるようになりましたし、スピーキングやライティングも含め全てに共通する単語力というのが培われたんじゃないかなと思っていますね。

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トレーニングのときでもTOEFL本番でも、英語力的に伸びを感じた瞬間というのはありましたか?

日置:

やはり90点を超えた時、100点を超えた時はブレークスルーを大きく感じましたね。お金のことは考えたくないですが(笑)、計20回程度は受験しています。そんな中、80点で停滞してしまい90点を超えるのはなかなか大変でした。しかし一旦90点を超えたら、それ以下の点数は全く取らなくなりました。90点の力がついたってことなんでしょうね。それから今度は、100点を超えるときも98,97,94その辺を何度も右往左往してましたので、100点を超えたときは嬉しかったですね。

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最終的な点数の内訳は?

日置:

TOEFLは107点ですが、イギリスですのでIELTSが必要でした。IELTSスコアは7.5です。

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ケンブリッジ・オックスフォード・LSEの大学院3つすべてに合格をいただいたということですが、3つとも合格できた要因はどこにあったと振り返りますか?

日置:

何が要因だったかといわれると、おそらく人生そのものが問われていたんだと思います。音楽をやらせていただいたり、そういう活動に皆さんが携わってくださったり、感謝する相手にはきりがないと感じています。英語に関しては足切りがありますから、それに関してはプレゼンスに感謝する以外にないですね。

失敗から学ぶことのほうが多い

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オックスフォードでの期間に、今どんな期待を抱いているんですか?

日置:

オックスフォード大学の法学部は幾つかのプログラムに分かれていますが、私の進学するプログラムには、日本人は1人なんだそうです。世界中から非常に優秀な皆様、しかも大人の方々が集まるので、自分は失敗しに行くようなつもりで砕ける。その中で、少しでも多くのことを吸収して帰ってきたいなと思っています。

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失敗する?

日置:

失敗から学ぶことのほうが自分は多いなとこの1年で学びまして。

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幼稚舎から慶応に通われご受験の経験がなく、ずっと音楽でもご活躍される中、今回の大学3年生から4年生にかけて進路に迷うようなご経験って・・・。

日置:

初めてですね。TOEFLのスコアレポートに写真ついてるじゃないですか。1年間で顔が変わっていってるんです。大学院への受験にあたって、英語のスコアというのは交渉でなんとかならない足切りの世界でした。プレゼンスは自分を変えてくれたなと。コーチが最後のクラスで「プレゼンスは英語のコーチングというよりも、人生をコーチングするような気持ちでやってるんです」とおっしゃっていたんですけど、本当にそうだなと、4カ月通ってみて思いました。プレゼンスはそういうところだなと。

やる気次第で力を最大化できる

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他に、プレゼンスというスクールに対して、感じたことはありましたか?

日置:

英語力を伸ばすという面でいったらプレゼンスのカリキュラムに沿って勉強していればきちんと結果が出るのは間違いないだろう、という安心感は非常に大きかったですね。TOEFLの問題集は氾濫してますし、いろんなメソッドがある中で、やり方を非常に論理的に説明してくださったおかげで安心できました。もう一つ、最も大きなものは仲間なんだろうなと。同じ目標を持った仲間がクラスにいるというのは非常に大きなものでした。今でもLINEグループがあって、1年経っても合格お祝いしたり、飲み会があるんです。そういう仲間がいてくれて、負けたくないって気持ちもありますしお互い応援したいって気持ちもあります。相乗効果で、多分あのクラスは全員が目標達成したんじゃないかな。自分のやる気しだいで力を最大化できる学校なんじゃないかと思います。それからコーチの方々の雰囲気がとってもポジティブ。コーチのパーソナリティからみんなに影響があってそういう雰囲気になってるんだろうなと感じますし毎回ポジティブな気持ちで来れる稀有な学校だなと思います。

信じる道を切り拓いていける人になりたい

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最後に、ここから日置さんはどうなっていくんでしょうか。

日置:

そうですね。自分の原体験として、国益のために働きたいというのは変わっていません。ただ、これから先おそらく先行きが不透明な時代になっていきますし答えのないものに答えを出す、あるいは暗い中に道を探し出すようになってくると思いますので誰かの背中を追うのではなく、自分の信じる道を切り開いていける人になりたいと思ってます。その点でいえば、勉強することや知見を広げていくことは間違ってないと思うので、イギリスに行って、一皮むけて帰ってこれたらいいなと思っています。

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今日は素敵なお話をありがとうございました。