特別講演会 ダイジェスト

特別講演会 ダイジェスト

ストームハーバー証券株式会社 代表取締役社長 那珂通雅氏による特別講演会のダイジェスト

index_ph_ss1.jpg

2012年7月13日 金融業界の最前線で活躍されている、那珂通雅氏(ストームハーバー証券株式会社 代表取締役社長)をお招きし、プレゼンスの山田コーチとインタビュー形式にて特別講演会を実施いたしました。

那珂 通雅氏 略歴
1989年ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(現シティグループ証券)に入社。外国債券営業を担当し、国内外を含め常にトップクラスの売上を達成。
2004年に債券本部長、2009年にシティグループ証券の副社長に就任。
2010年6月に退任後、ストームハーバー証券の日本法人を立ち上げ、代表取締役社長に就任、現在に至る。


■ 今回のテーマ
「グローバル社会で必要な本当のコミュニケーション力とは」~英語力を越えて~

■ 那珂氏からのメッセージ
「あんなに下手な英語でも外国で通じるんだ!」
「世界のシティグループでも通じるんだ!」と皆さんを勇気付けるため、そのままの姿をお見せしたいと思っています。(講演中に英語のプレゼンテーションをご披露くださいました。)
今まで38カ国の人と一緒に仕事をしましたが、その経験から実感したのは、英語力ではなくコミュニケーション力が重要だということだったんです。


自分の甘さを教えてくれたプレゼンス

山田:まだグロービッシュという言葉が世に出ていない時から世界で活躍されている方は、Native並みの英語を話されるのではないかと思っていたのですが、大変失礼ながら「こんなにシンプルな英語でいいんだ!」と驚いたのを覚えています。
私の考えが完全に覆った瞬間でした。那珂さんが話される英語は本当にシンプルですよね。

那珂:こんなもんですよ(笑)。


山田:今まで困られたことは?

那珂:実はあまりないです。分からない時は"I don’t understand"とか"Pardon?"とか言うので。
僕は質問をするとか相手に尋ねることに対して抵抗がないので、分からない時は分からないって言うようにしています。


山田:ご自身が英語を話された後に聞き返されることはありますか?

那珂:しょっちゅうあります。その時はもう一回言ったり、分からなければ字で書いたりして説明しますね。あとは切り返すときは、"Can I speak in Japanese?"って言うんですよ(笑)。
するとNo! と向こうも慌てるからね。

山田:より理解しようとしてくれそうですね(笑)。
以前よりも、ネイティブの方の中にもノンネイティブの英語を理解しようという人も出てきていますよね。

那珂:それが今のグローバリゼーションの流れだと思います。だから全然恥ずかしがることはないと思います。


山田:そうは言っても、新卒で外資系企業に入られた当時の英語力はどれくらいだったのですか?

那珂:本当に普通の大学生の英語並みでしたよ。それこそTOEICとか英検も受けたことはなかったです。
なのに、そのままいきなり1年目でNYの研修に入れられて、何が何だか分からない!っていうレベルからでしたね。


山田:そこからどうやってご自身で努力をされたのですか?

那珂:毎晩アメリカ人と飲みに行きました。研修などで体力的にもキツい中でも、必ず付き合うようにしていました。
なので、ほとんど飲みながら英語を学んでいったと思います。会話は弾まなくても、お酒を飲んだりご飯を食べるのは全世界共通の文化なのでそういったところから学びに入っていきました。 (次ページへ続く