生活
中国のビールブランドを知ろう!

中国でビールと言えば「青島(qīngdǎo)ビール〈*2〉」を思い浮かべる方が多いことでしょう。しかし、2013年現在、中国市場で最も売れているのは青島ビールではないことをご存知でしょうか?

そこで今回は、中国で有名なビールをいくつかピックアップしてご紹介します。

まず、中国市場シェアナンバー1のビールが、「華潤雪花(huárùn xuěhuā)ビール〈*1〉」。
1994年に創業された後発のメーカーで、香港の華潤創業と、米国SABミラーとの合弁会社。中国でのビール消費の拡大に合わせて、成長したブランドです。主に中国国内での消費が多く、輸出がわずかであることから、日本ではなじみがないのでしょう。


次におなじみ「青島(qīngdǎo)ビール〈*2〉」。
1903年、山東省青島で製造が始まったビールのブランドで、中国で最も古いビールの一つです。

実は青島は、1898年よりドイツの租借地となり、租借地経営の一環における産業振興策として、ビール生産の技術移転をおこなったんだそうです。
ビールの本場、ドイツ仕込みなんですね!

今や世界50ヵ国以上で販売されている、グローバルなビールブランドとなっています。


その他、シェア上位を占めるのが「燕京(yàn jīng)ビール〈*3〉」。1980年に創業された、北京を拠点とするブランドです。
「燕京」は北京の古い別名で、紀元前の華北地方にあった「燕の国の首都」という意味なんだそう。
北京では地元のビールとしてシェアが高く、非常に親しまれています。


最後に、「珠江(zhū jiāng)ビール〈*4〉」。
こちらは広州市で生産されるビールのブランドで1985年創業。
青島ビール及び燕京ビールと並び中国の三大ビールブランドとされています。
現在中国国内のみならず、カナダ、フランス、オーストラリア、アメリカ合衆国、スウェーデン、イギリス等に輸出されています。

その他、名の知れたビールブランドには、ハルピンを拠点とする「ハルピン(hā'ěrbīn)ビール」、深圳を拠点とする「金威(jīn wēi)ビール」、海南島に拠点を置き上海市場を席巻する「力波(lì bō)ビール」・・・と、日本のビール4大メーカー寡占状態とは違う様相を呈しているのが中国のビール市場です。

加えて、中国は地ビールの宝庫。各省・各地方に愛されているブランドが数多く存在しています。

中国を訪れた際には、是非中国ブランドを試してみるほか、その地元に根付いたビールを手にとってみてはいかがでしょうか。

 
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