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タモリに学ぶ!外国語習得における音感トレーニングの重要性

DATE:2013/10/23CATEGORY:ブログAUTHOR:
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放送開始から31年間、日本全国のお茶の間に笑いを提供し続けてきた人気長寿番組 「笑っていいとも!」 が、来春をもって終了するとのこと。タモリさん、こと森田一義氏の大ファンとして一抹の寂しさを感じますが、終わりは新しい始まり。また新たなる歴史が紡がれていくことでしょう。

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番組終了のニュースに関連して、先ほどプレゼンスFacebookページ www.facebook.com/presence.jp へも投稿しましたが、

森田一義氏の代表芸である「ものまね外国語」―
皆さんご覧になったことはありますか?

森田氏の 「ものまね外国語」 とは、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、韓国語、中国語・・・など世界各国の言語を、即興で実にそれらしく話すパフォーマンスです(ものまねというよりは、森田氏が即興で頭の中で創り上げるパフォーマンスですから、デタラメ外国語といった方が正しいかも知れません)。
 
【参考:タモリの7ヶ国語バスガイド (YouTube)〜「徹子の部屋」より〜】
http://youtu.be/k4GkA9WjZ9I

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この華麗な芸は、氏の見事なまでの洞察力と優れた模倣力が成せる技。芸として超一流のレベルにあると同時に、実は外国語習得の際に我々が忘れてはならない大切なことを教えてくれます。

 
それは果たして何か?
 
「外国語習得の過程における、音声模倣トレーニングの大切さ」です。正確には、音声に含まれるリズム、強弱、イントネーションなどに意識を傾け、音感を鍛え上げることの大切さです。
 
言語学では、先に挙げたリズム、強弱、イントネーションなどを総称して「韻律」と呼ぶ場合があります。森田氏が模倣を得意とするドイツ語やロシア語に限らず、世界各国の言語には各言語特有の韻律が存在します(日本語話者である我々は普段気にも留めませんが、日本語にも古来から継承される五七五に代表されるように、固有の韻律的特徴があります)。そしてその韻律に対する感覚を、ここでは「音感」と呼ぶことにしましょう。
 
外国語習得において音感を鍛え上げることは非常に重要です。
たとえば TOEIC や TOEFL、英会話学習を通じて英語を習得中の皆さんは 「耳に入ってくるフレーズの内容が理解できない」という苦しい経験をされてきたことでしょう。その原因の一つが、意味理解をする上で必要な音をキャッチできなかったから、ということになります。
 
集中力を持って一生懸命に耳を傾けているのに、どうして「音」がキャッチできないか?その多くは、その音を構成するリズム、強弱、イントネーション、に対応できていないことが原因です。たとえば、I will be looking forward to meeting you. という文章が、リスニングで流れてくるとします。文字(活字)で読んで分かるレベルの英語力を持っていたとしても、この 8語が流れる際の韻律に戸惑ってしまっては音をキャッチすることができません。
 
外国語運用能力を高めるためには、その言語独特の音感が鍛えられた状態でなければならない―。森田氏の「ものまね外国語」がパフォーマンスとして超一流のレベルにあるのは、森田氏自身が言語習得と音感の相関性を誰よりも理解しているからに他なりません。
 
ということで、外国語を学習中の全ての皆さん―!
 
森田氏の芸をお手本に、まずは「でたらめ」でも結構。音感トレーニングを着手されてみてください。「でたらめのはずなのに、たしかにその言語らしく聴こえる。」家族や友人にこう言わしめれば合格です。
 
音をキャッチする受け皿である音感さえ鍛え上がれば、あとは日々の語彙力文法力のインプットをすることにより、リスニング力とスピーキング力も着実に向上していきます。
 
 
学力を鍛え上げたあなたに「イイ tomorrow」 が訪れますよう―。
高木
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